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この涙は、苦しむ勇気を持っていることの証

10月便り

10月1日に行われたホームゲームでの試合後に暴動が起こり、スタジアムにいた多くの人の命が奪われてしまいました。
理由はどうであれ、このような悲惨な事件が起きた事を本当に残念に思います。
暴動で被害に遭われた方のご冥福をお祈りするとともに、残された家族や友人達、いまもなお怪我の治療や後遺症で苦しんでいる方が少しでも安らかに過ごせる日がくることを心よりお祈りしています。

今回の暴動は世界各地でもニュースになっていて、ニュースを知った多くの方に心配していただき、連絡を頂き、僕自身も皆さんの気持ちに救われました。お気遣い頂き本当にありがとうございました。

ショッキングな現状を前に、現在までSNSなど全ての投稿もストップしていました。
スポンサードして頂いている企業様、日頃から応援して頂いているファン、サポーターの方にもご迷惑、ご心配おかけしましたが、ご理解いただき感謝しかありません。ありがとうございます。

悲しい現実を目の当たりにしました。命の儚さも知りました。命の大切さ、尊さを身に染みて味わいました。

悲しい事ばかりに目がいってしまいますが、それでも側にいてくれる人がいて、支えてくれる人がいて、被害にあった方に逆に励まされたり、街で頑張れよと声をかけてくれる人もいました。

いまもなお言葉にならない感情で、どう受け止めていいかも整理がつかないのが正直な想いです。

前向きでもなく、悲観的でも、諦めでもなく。ありのままのこの感情と向き合い続けて、
共に戦ったサポーターの想いやあの日見た光景を決して忘れずに、これからも目の前の一日を一生懸命に生きていくこと。

そして、自分を応援してくれる人のために戦い続けること。
それが自分の役目だと思っています。

今回の件で心配していただいた方、支えていただいた方、本当にありがとうございました。

これからもより一層応援してもらえる人間になれるよう取り組んでいこうと思います。

ではまた。

“It’s up to you”

Renshi

サポートは、サッカーを通じての挑戦に使わせていただきたいと思っています。