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別人になろうとしない

10月便り

リーグは6試合を終えて、4勝2敗の2位。個人としては全試合フル出場で1ゴール。
一次ラウンド前半戦を最低限の結果で折り返すことはできましたが、まだまだ目標達成に向けて厳しい戦いが続きます。
どんな状況でも自らの力を発揮して、チームを勝利に導けるように取り組んでいきたいと思っています。

求められていることは何か


自分が何を求められてここにきているかを把握すること。

ピッチ内外で、どんな役割を期待されているのかを理解することは、どんな環境で仕事をする上でも重要なことだと思ってここまでプレーをしてきました。

守備での貢献なのか、得点やアシストといった目に見える結果を求められているのか、リーダーシップやチームを鼓舞する存在として求められているのか。

新しい環境に飛び込み、2ヶ月弱。
現所属リーグの規定では、外国人はチームに2人だけ。大半がローカル選手の中で、今シーズンはより多くのことを求められる状況にあるなと感じています。

そんな状況の中で、知らずのうちに全ての期待に応えようとし、自分にできないことにも時間を費やし、別の誰かになろうとしている自分がいました。

これではうまくいかないな、と日に日にその想いは強くなるばかり。

そんな試行錯誤の日々にもがきながらも、

自身がプロになり、プロとしてここまで戦ってこれた大きな要因は何だろうと、改めて原点に立ち返ってみることにしました。

自分の勝ち筋を見つけること。

自分にできることを越えて、別人になろうとすることよりも、自分にできること、自分の長所を活かして貢献する道筋を探ること。

別人の誰かではなく、自分の持つ手札で、自分にしかできないことは何かを突き詰めること。

それが大事だろうと。
そしてそれこそが、自分自身がここまで歩んできた道だということも自覚することができました。

まだまだシーズンは続きます。
今シーズンも一筋縄ではいかないことはひしひしと感じていますが、自分らしく、最後まで粘り強く戦っていきたいと思います。

ではまた。

” It’s up to you “

Renshi

サポートは、サッカーを通じての挑戦に使わせていただきたいと思っています。