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久々に故郷の町おこしの話〜シャッター商店街にバスケのゴールポストを🏀⛹️‍♀️

町おこしの話とタイトルしながら、最初はバスケットボールの話。
今、フジテレビの「まつもtoなかい」にバスケの渡辺雄大が出ている。今年は野球のWBCに続き、今度はバスケのワールドカップでの試合が希望をくれた。

自力での五輪出場を決めたのは48年ぶり。
前回東京五輪で銀メダルを取った女子に比べ、男子の世界の壁は厚いようだが、私が中学高校の部活動でバスケをやっていた頃に比べたら、その成長は目を見張るものがある。

前回、五輪出場を決めたのが48年前とすると、それは1975年。昭和の終わり頃、日本のバスケットボールは世界に全く歯が立たなかった。それゆえか、NBAの情報も、男子バスケ部の子たちくらいしか興味を持っておらず、試合のテレビ中継もほとんどなく、野球のように、試合を娯楽として観戦しようという空気もなかった。

それが、1990年代漫画「スラムダンク」が大ヒットしてから、バスケブームが到来。日本からもNBAを目指す選手が出てきた。これまでに、田臥勇太、渡邊雄太、八村塁の3人がNBAで活躍している。

「スラムダンク」で種を蒔かれたバスケへの憧れが、30年の時を経て開花した。漫画の力というのはすごくて、日本のフィギュアスケートのレベルが上がったのは、フィギュアの漫画の影響もあるが、それよりも「スワン」や「アラベスク」などバレエ漫画の影響が大きいと思う。日本人も美しく舞えるということを実現したのだ。もちろん、バレエ自体でもスターが次々現れた。こういうものって、一世代かかってやっと開花するのだ。

私が中高の頃は、バスケはあくまでも部活動で、あまりそれ以外の時間にバスケをやる事もなかったし、たまに、部員で集まってスポーツ用品店に行って、バッシュを見たり、当時はやっていたバスケキャラのTシャツを見たりするくらいだった。ゴールポストは学校にしかなかったし、ボールも体育倉庫にあって、勝手に使えなかった。

最近、都会だと、ファッションと連動してゴールポストを置いている公園などもあるが、アメリカなどに比べると日本ではバスケットのゴールポストが置いてある公園はまだまだ少ない。海外では、サッカーやバスケが、貧しい家の子どもが世の中で活躍しお金を稼げるようになる理由の一つが、このように誰でも使えるゴールポストが貧しい地区の公園にもあったり、サッカーなら、ボール一つあればどこでも練習できるからである。

先日、貧困家庭の子どもの3人に1人が全く学外の活動に参加できていないというデータに触れた。体験格差というらしいが、そういうことになっているならば、日本でもバスケのゴールポストをそこここに置いて、誰もがいつでもバスケの練習ができる環境を作るべきだ。せっかく競技としてこれだけ盛り上がっているのだから、そういうことって今こそやるべきだ。そして、日本のバスケ人口が底上げされ、さらに日本バスケは強くなっていくことだろう。

そこで、やっと町おこしの話になる。
私は常々、自分が生まれた家のある商店街の活性化をやりたいと言っている。アーケードがあって、街の中心部を貫く長い商店街だが、ご多聞にもれず、シャッター商店街となっている。私は前々から、この商店街のアーケードを晴れた日には開けて、太陽の下、お散歩できる散歩ロードとして再生させるべきだと言ってきたのだが、このところのバスケブームを見ていて、かつてバスケ部だった自分も思い出しつつ、この商店街の空き地にバスケゴールポストを置いたらいいのではないかと思いついたのだ。

この商店街のちょうど真ん中くらいのところに、「新町ドーム」というコンクリート広場がある。ここはもともと石造りの古い信用金庫の建物があったのだが、老朽化により壊されて、更地となり、今はただの吹きっ晒しの広場になっていて、普段は多少ベンチなどが置かれ、街ゆく人の休憩の場所に。時々、何かの販売会や展示会、絵や書道の展覧会などのイベントに使われている。イベントに使うとは言え、時々のことであるから、普段は、多少人がベンチに座って休んでいるくらいで、がらんとしている。

元の石造の信用金庫の建物は歴史的建造物と言えるもので、かつて、銀行業が早い時期から発展した八幡浜市の歴史を物語るものであり、壊して更地にすることには反対意見っもあった。今になって、あれが残っていたら、リノベして、美術館にもできたのになんていう人もいる。このように、この建物については壊してしまったことにも賛否あるのだが、もう壊したものはしょうがない。壊したなりの最善の利用法を考えねばならない。八幡浜市には他にも、壊さずリノベして再利用すべき建物がたくさんあるのだが、今の市政はそれらをどう考えているのか?先日、私がずっと目をつけていた港の船着場が別場所での新築に伴い壊されたが、これにはかなりな利用価値があったと私は考えている。その辺はまた別の項目で書こうと思う。

というわけで、新町ドームの利用法の話に戻る。

先日、私はアジア大会での女子のバスケの試合を見ながら、ふと、この「新町ドーム」の端っこに、バスケのゴールポストをおけばいいのにと思ったのだ。
アーケードの高さから地面に向けてネットを垂らせば、ボールが外に飛び出す事もない。常にネットが張り巡らされた休憩所というのもちょっと鬱陶しければ、ゴールポストを置く、ドームの敷地の奥半分だけ区切って、ネットを張ればいいのではないか。3on3ができるスペースくらいは取れるだろう。ボールは自分のものでもいいし、寄付を募って、いくつかボールも置いておけるといい。

少子高齢化も進む町なので、あまり子供を街で見かけないが、バスケゴールポストを置いても、子どもたちは外に出てこないだろうか?みんな、放課後は部活と塾に忙しいのか?
塾に行くお金がない子というのはいないのかな?私もお金なかったから塾行ってなかったし。そういう子がバスケしにきてたら、バスケに飽きた頃、ネットの外に出て、近くのベンチで暇な大人が勉強を無料で教えてあげてもいい。私はそういうのをやりたいんだよな。

今時の子供達がどう思うか、また、今時の教育環境とか、スポーツ教育の環境とか想像がつかないが、ピアノやバイオリンみたいにお金出して習いに行かないと触れないものとか、学校や体育館など特別な場所に行かないとできないスポーツとかに、わずかながらでも自由に触れられる場所があるというのは、私が子どもの時はとても嬉しかった。
たとえば、児童館にあったトランポリンとか競って使ったし、卓球台も。バスケのポストはなかったが、これも欲しかったなあ。

この殺風景な新町ドーム、イベントのない時に使える、バスケのゴールポストや、卓球台や、アップライトのピアノとか、あと木琴とかもあったら嬉しい。新しいものを買わずとも、あまり使わなくて処分に困っているものなどを寄付してもらったのでいいと思う。移動式のゴールポストはなかなかそういう中古はないかもしれないが、そういうものは寄付を募るとか、クラウドファンディングをやればいい。

子どもたちに体験学習の機会を与えるためにも、シャッター商店街に人を呼び込むためにも、新町ドームのこういう使い方もあるんじゃないかなと思った。

八幡浜市の皆様、特に新町商店街の皆様、ぜひご検討ください。
もちろん、商店街の健康散歩ロード計画も進めたいと思います。
そのためにも病気を治さねば。
生き延びるためにも、是非是非カンパお願いいたします🙇

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