古賀令奈@コスメ&メイクライター

美容ライター&コスメコンシェルジュの古賀令奈です。 ライターとして思うこと、ふと感じた…

古賀令奈@コスメ&メイクライター

美容ライター&コスメコンシェルジュの古賀令奈です。 ライターとして思うこと、ふと感じたことをつづります。

最近の記事

国語は5、体育は2。「好き」を仕事にしてみたら、アンバランス人間でも生きやすくなった

ライターの仕事は文章を書けるだけでも十分に楽しくて、2〜3年目までは執筆業自体が自分にとって適職なのかと思っていました。 ただ、ジャンルに制限を設けず仕事を請けていると、どうしても苦手分野やあまり気乗りしない分野を頼まれることも。もともとメイクが好きだったので美容メインと名乗ってはみたものの、美容以外の分野も多く担当していました。 仕事だから仕方ないと割り切っていたのですが、やはりテンションの上がり方が違います。リサーチにかかる時間も格段に違うし、内容の濃度にも明らかに差

    • 「頑張る私、いい感じ」哀れな思考回路に陥る睡眠3時間のワーカホリック

      仲間ができて仕事がより楽しくなってきたものの、あまりに働きすぎていた頃のお話を。 文章を書くのが好きだった私にとって、仕事は刺激的で楽しい時間。もちろん、リサーチや勉強は大変ですが、その学びもまた嬉しくて、慢性的にオーバーワークな状態でした。 働きすぎるクセ自体は今もあまり変わらないのですが、最初の3年くらいまでは異常なほど。睡眠時間2〜3時間という日が頻繁にあり、5時間寝られたら幸せという毎日でした。 自宅で働ける環境だと、意識的にオン・オフの切り替えをしなければ、延

      • 「仕事はつらいもの」「頑張ることが正義」いびつな思想をほぐしてくれた初めての仲間

        企業のコラム記事にも多少慣れてきた頃、二人の編集者さんと出会いました。 最初に出会ったのは、多彩な肩書をもち、幅広いジャンルでマルチに活躍されるBさん。 ライターも編集も手際よくこなしていらして、丁寧で迅速。それでいて隙のない仕事ぶり。 私が詰めの甘いアウトライン(記事の骨子)を提案すると、見事にその甘さを見抜かれ、修正を求められることがたびたびありました笑 修正後に手厚くフォローをしてくださるし、ちょっとした余談も楽しくて、仕事をしていて初めて人のあたたかみを感じま

        • 有名企業のコラムが書けた!Webライターとしてのやりがいと将来への不安

          ライター開始から数カ月後、A社でコンテンツマーケティングの記事作成を開始。 それまでは書いてきた記事がどこでどのように扱われているかわからなかった私にとって、これからは企業のオウンドメディアに掲載されるということに興奮しきりでした。 オウンドメディアというのは、企業が運営しているサイトのことで、ブログやコラム記事などを公開していることが多いです。 つまり、企業のブログやコラムを書く人になった、ということ。 よく見る、利用する企業のブログやコラムを書けるだなんて、なんだ

        国語は5、体育は2。「好き」を仕事にしてみたら、アンバランス人間でも生きやすくなった

          “こんてんつまーけてぃんぐ”ってなに? 無知だった駆け出しWebライターの転機となる出合い

          Webライターとして胸を張れる仕事がしたい!! そんな思いから、新しい仕事を探してみた私。 とはいえ、当時はライターの知り合いが一切おらず、自分なりに調べるしか手立てはありませんでした。 ライター募集をしている企業を探していくなかで出合ったのが、コンテンツマーケティングの企画・制作・運用を手がけるA社。 たしか、当時1,500字で3,000円とかそれくらいだったでしょうか。 とにかく、400字で100円しかもらえなかった私からすると、とんでもない破格。 「なんかプ

          “こんてんつまーけてぃんぐ”ってなに? 無知だった駆け出しWebライターの転機となる出合い

          始まりは文字単価0.25円。Webライターを目指した主婦のほろ苦い初仕事

          勢いで始めたnote。Twitterにはライターのフォロワーさんが多いので、数回にわたって駆け出し時代の話を書いてみようかなと思います。 ライターを始めたのは、娘が幼稚園に入園するすこし前くらい。当時、娘が寝ているうちにできる仕事として、朝5時からポスティングをしてお小遣いを稼いでいました。 しかし、睡眠時間を減らして頑張っても月に1〜2万円程度という収入に、次第に疲れを感じていきます。 そこで目に留まったのが、Webライターの募集。 ライターというと雑誌等の紙媒体で

          始まりは文字単価0.25円。Webライターを目指した主婦のほろ苦い初仕事

          手放せなくなると分かっていたのに。Apple Musicをとうとう始めてしまったのはヒゲダンのせい

          今さらと思われるかもしれませんが、Apple Musicを始めました。 Apple Musicは、月額980円で6,000万曲を広告なしでストリーミングできるサービス。 3カ月無料トライアルを実施している太っ腹なサブスクなのですが、その理由はなんとなくわかっていました。 始めたらやめられない、と。 だからずっと我慢していて、大好きなヒゲダンの曲も発売されるたびに購入かレンタルを繰り返していました。 しかし、新曲の『Laughter』が、とうとう私に禁断の世界を開かせ

          手放せなくなると分かっていたのに。Apple Musicをとうとう始めてしまったのはヒゲダンのせい

          人前で雄弁かつ丁寧にわかりやすく話せるのはなぜ? トーク力が優れている人たちの共通点を考えてみた

          昨晩開催されたwithnewsさんのイベントをきっかけに再開したnote。 イベントで高揚した気分が治まらず、テンションに任せて記事を書いてみたら、withnews副編集長・丹治翔さんやご登壇された安倍川モチ子さんから素敵なコメントをいただけて感動!!! 内面をさらすことにずっと怯えていましたが、思い切ってチャレンジしてみてよかったです。ありがとうございます! ただ、昨晩のイベントでは、コンプレックスを刺激された側面もありまして。 それが何かというと、伝える力について

          人前で雄弁かつ丁寧にわかりやすく話せるのはなぜ? トーク力が優れている人たちの共通点を考えてみた

          浅はかな人間でもいいじゃないか。エッセイを書いてみることにした

          開設後すぐに放置してしまったnoteを再開してみることにしました。 その理由は、withnewsさんのイベントで背中を押されたから。 尊敬するライター・吉村智樹さんがご登壇されたオンラインイベント「現役ライター・編集者と考える withコロナ時代のメディアのお仕事」に参加したところ、そのお話がもう刺激の嵐! これまでにも吉村さんご登壇の講義やイベントに参加したことが何度かあったのですが、そのたびに感動と尊敬の念が募る一方。今回ご登壇される情報を入手し、すぐに申し込みまし

          浅はかな人間でもいいじゃないか。エッセイを書いてみることにした

          メイクを嫌いにならないで、人生を変える口紅の選び方

          メイクをすることに、抵抗を感じていませんか? 美容ライターとして活動していると、胸がギュッと苦しくなるお声をたくさんいただきます。 「わたしに化粧は似合わない」 「多少塗ったところで変わらない」 「わたしなんかが一生懸命メイクしても笑われそう」 わたしも同じだったので、お気持ちは痛いほどわかります。 でも、そんな切ない理由でメイクをやめてしまうのは、あまりにもったいないです。 メイクは美女のためのものではありません。女性、いや男性だってそう。すべての人が自分を輝かせるこ

          メイクを嫌いにならないで、人生を変える口紅の選び方

          悩むよ、そりゃ。でも、ネガティブな時間は大嫌いだから生産する。

          今回は思考とビジネスを絡めてお話ししたいと思います。 私、昔から超小心者のネガティブ人間なので、些細なことでとにかく悩みます。調子にのってつい軽口を叩いたら、「ああ、不快な気持ちにさせたかな」「嫌われただろうな」とエンドレスに考えますし、何かミスをすると「きちんとしておけばよかった」と後悔の渦に飲み込まれます。 こうしたネガティブ思考って一度ハマると簡単に抜け出せないので、ひたすらぐるぐると同じところを走り回っている感覚に。考えたってどうしようもないことに1時間、2時間と

          悩むよ、そりゃ。でも、ネガティブな時間は大嫌いだから生産する。

          かゆいところに手が届く親友の言葉

          ここ最近、いわゆる“幸せな悩み”という人に相談しにくいモヤモヤがあり、うまく消化できずにくすぶっていた。 「自慢かよ!」と思われるだろうから口外すべきでないと思っていたので、世界の名言や著名人の格言に癒されようと試みたけど、どれもピンとこない。 そんな繰り返しの果てにキャパオーバーしてしまったので、学生時代からの親友にLINEした。 「自慢と思われるかもしれないけれど……」と前置きしたうえで事実と本音を書き連ね、最後は超ネガティブな文章で締めくくった。とんでもない長文。

          かゆいところに手が届く親友の言葉

          人の長所ばかりみてしまう病

          「古賀さんって褒め上手だね」とよく言われる。 そのたびに私は「思ったことを言っているだけですよ」と返しているのだけど、この言葉に一切の嘘はない。 きっと、私は人の長所ばかりみてしまう病なのだ。 なんだそれ? と思われるかもしれないけれど、私はどうやらあまりに人の長所を見すぎてしまうらしい。 その証拠に、私の周りにはスゴイ人ばかりいる。 “スゴイ”の基準に年齢や経歴はあまり関係なくて、関わる相手の長所を見出しては「スゴイなぁ!」と感嘆してばかりいる。 パリッとした肩

          人の長所ばかりみてしまう病