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ワディ・ラム ウルトラ (Wadi Rum Ultra) 2018 レースまとめ


昨年、アジア人としては初めての初参加となったワディラム・ウルトラのレースまとめです。2019年よりUltra Xシリーズレースのヨルダン編としてリニューアルしましたが、レース内容等はほとんど変わってないようです。

今年は台湾、日本からの参加もありましたが、もっとアジアからの参加者が欲しいということで、宣伝を兼ねて、ブログより再掲載します。


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映画「アラビアのローレンス」の撮影地としても有名なヨルダン南部のワディ・ラムで開催された5日間250kmのステージレースに参加してきました。

今年で3回目の開催となるこのレースは、日本から、いやアジアからの参加は今回私が初めてだったので、今後の参考までに記録として残します。

1. レース主催

Jamie's Adventures Ltd. (ロンドン、イギリス)

2. レースエントリー代

個人エントリー £995
チームエントリー(3名以上) £890(1人あたり)
エントリー時に£300をPaypalで支払い、残金を指定された時期までに指定口座に振込みます。(※今回は割引価格でエントリーできたため、私が支払ったのは£815)

Ultra X Jordan 公式サイトより


3. レース以外にかかった費用
ヨルダン往復航空券(カタール航空) 約15万円
心電図提出のための医療費 1,500円
トレラン保険(ITRAメンバー向け) €49
※この他にランニングのための装備、レース期間中の食料


4. レース前に提出する書類等

心電図・トレラン保険加入の証明(メールで提出)
レース規約への署名(メールで提出)
ヨルダン観光ビザ取得手続きのためのパスポート、フライト情報


5.必須装備

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ランニングシューズ、靴下、ゲイター、ランニングウェア、ウィンドブレーカー又は同等のもの、バフかスカーフ(鼻や口を覆うもの)、サングラス、帽子、時計、バックパック、ホイッスル、コンパス、フラスクもしくはハイドレーション(1.5リットル分)、ヘッドライト、日焼け止め、マメの処置キット、個人で必要な薬、応急処置キット、ウェットティッシュ(体拭き用)、スリッパ、寝袋、食料(1日2000kcal以上)

※これらの必須装備については、キャンプ地へ出発する前にホテルの部屋にスタッフがやってきてチェックを行います。読み上げられた装備について、スタッフに見せる形式です。結局、食料以外は全部読み上げられて見せることになりました。


5.その他に持参したもの

トレッキングポール、アームカバー、ランニングタイツ、マット、ビクトリノックス(ツールナイフ)、モーリアンヒートパック、コッヘル、スプーン、割り箸、乾電池(単3と単4)、iPhone、Macbook Air、電源プラグ、電源ケーブル類、着替え3日分、手ぬぐい3枚、 コンタクトレンズ、洗面用具、化粧道具、貴重品(パスポート、クレジットカード、外貨)等


6.スケジュール

10月7日(日) 選手顔合わせ、レース概要説明、テクニカルチェック、キャンプ地移動
10月8日(月) レース1日目:45km
10月9日(火) レース2日目:55km
10月10日(水) レース3日目:70km
10月11日(木) レース4日目:50km
10月12日(金) レース5日目:35km、表彰式
10月13日(土) ペトラ遺跡観光後アンマンへ
10月14日(日) アンマンのホテルにて解散

各ステージのチェックポイントの間隔は10kmで、ここで水が支給されます。必要であればコース上で巡回しているスタッフから水の支給を受けることができます。

7.その他

・サハラマラソンのように寝袋や食料などすべてリュックに背負って走る必要はなく、レースに必要なものだけ背負って走ります。荷物は次のキャンプ地に運んでもらえます。
・レース後はスポーツドクターから毎日マッサージが受けられます。
・レース後はキャンプ地でシャワーを浴びることができます。
・食事の時はお湯が支給されます。


日中は気温が40度近くまで上昇しますが、サハラ砂漠のような砂嵐は全くなく、ワディラムの絶景を眺めながらの壮大なお散歩?ハイキング?となりました。


サポートして頂けると単純なのでものすごく喜びます。サハラ砂漠の子供達のために使います。