運命を動かしてくれた人との出会い
6月30日(金)
幻冬舎の編集者、箕輪さんのイベントに参加しました。
ライターになって1年ちょっとですが、ライターとして人と会うのは実はこれが初めてでした。
箕輪さんが広島に来ることを知ったわたしは「会いたい!けど緊張しちゃう…」と思い、当日まで行動できずにいました。
イベントも経営者向けで、自分には当てはまらなかったので、参加できないと思い込んでいたのです。
しかし当日、いてもたってもいられず「せっかく広島に来ているのに、連絡しなきゃ後悔する!無視されても全然いいじゃんポチ!」と、会いたいという趣旨のDMを送りました。
するとすぐに返信があり、イベントに参加してもOKと言ってくださったので、参加することになったのです。
イベントは少人数だったので、無事に箕輪さんとも話すことができ、相談にまでのっていただきました。
そしてそのときに箕輪さんにいただいた言葉が、わたしの心に住む「メラメラギャル」を暴れさせ、数ヶ月間かかえていたモヤモヤを蹴り飛ばしてくれたのです。
そこから1週間、わたしは何かに取り憑かれたかのように仕事をし、同時にこれからしていきたい仕事の準備をはじめました。
わたしのしていきたいこと
ライターになるとき、ぼんやりと思い描いていた目標として「いつか書籍に関わる仕事がしたい」という思いがありました。
しかし、ありがたいことに、ライターをはじめてからこれまで、営業をほとんどすることもなく仕事をいただけてきました。
とりあえずいただいた仕事を精一杯やることを続けていたため、ここ数ヶ月は「楽しい」という感情が欠落したような日々を過ごし、目標を見失っていたと思います。
そんな矢先に箕輪さんと話せたことがきっかけで、心の奥底に仕舞い込まれていた目標である「書籍の出版に関わりたい」という感情が溢れ出し、目の前の景色が180度変わって見えるようになりました。
前進
箕輪さんにいただいた言葉をもとに、まずは「この人の書籍を書きたいと思う人」に連絡するため、書籍の企画案の準備からスタートです。
この人の書籍を書きたい!そしてそれは多くの人のためになる!と、確信できる人が頭にビビッと浮かび、提案したい書籍の内容もすぐに決まりました。
以前からその人が出ているメディアや記事をむさぼるように読んでいて、考え方や人間性に惚れ込んでいたので、企画案を書いているときはとてつもなく楽しい時間でした。
どうしたらこの企画に興味を持ってくれるか
やりたいと思ってもらうためにどう伝えるか
わたしを信頼してもらうためにどうすればよいか
まずは熱意が伝わるようにと何度も何度も推敲し、寝ても覚めてもこのことばかり考えて過ごしていました。
しかし、意中の人はメディアで引っ張りだこ。
連絡すら返ってこないのが当然で、むしろ見る時間もなさそうなほど多忙な、皆が知っているであろう有名人です。
一度のアプローチで伝わるかはわからない!けれど絶対に仕事につながるように、一度で伝わるようなメールにしよう!
なぜこの企画なのか
どんな人に届けたいか
これを出すことでどんなことが起こるか
そんな想いを載せた企画案を祈る気持ちで送り、気長に待つつもりでいました。
まさかのまさか
気長に待つとはいいつつも返信が気になり、Gmailの通知が届くたびに一喜一憂するわたし。
するとなんと!まさかのまさか、1日たたぬうちにご本人から返信があったのです。
内容は興味があること(歓喜)
現在多忙であること(御意)
この時期であれば検討するという具体的な日程(大歓喜)
読んでいただけただけでも感無量なのに、ここまで丁寧に返信をくださって、天にも昇る思いでした。
”思っていた通りの人だ”
すかさずお礼と、具体的な日程に近づいたらまた連絡させていただくという趣旨のメールを送りました。
人との出会いで運命が変わる
まだ仕事になったわけではなく、一歩前進した程度であって、これからはわたし次第です。
しかし、もしあの日あのときあの場所で箕輪さんに会っていなければ、わたしの中のメラメラギャルは頭角すら表さず、ただただ目の前の仕事をこなしていたでしょう。
憧れであり、これから進みたい道に関わる大先輩との出会いは、わたしをここまで動かしてくれました。
「これなら熱量を持ってできること」
「なんで本が書きたいのか」
こんな会話を箕輪さんと交わしたことで、自分の今後の方針が瞬時に固まり、今すべきことが明確になりました。
企画案のメールに返信をもらえたことはもちろん嬉しいですが、自分が心からやりたいと思える方向に進めていることに喜びを感じています。
本を書くことになってもわたしの名前が世に出ることはありませんが、自分が尊敬している人の考えを本にし、それが世の中の人の役に立つ未来を想像するだけで興奮がとまりません。
"出会いが運命を動かす"
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、わたしにとっては大きなターニングポイントとなった出来事でした。
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