haitai

加藤ミリヤではない。
歯が痛いのです。正確には粘膜。
引っ越したので、ご近所の歯医者さんにしました。

子供のころ歯医者さんが怖すぎて、歯医者に連れて行こうとするお母さんから逃げ回ってました。
何が怖いって、無抵抗な私のお口にチェーンソーみたいな音がする恐ろしい器具を入れ、虫歯を削るとたまにヒットする痛みにおびえ続けなければいけない。
そんなビビりな私は、目を開けて歯医者さんの動きをずっと見ていた。
それを見て、お母さんは笑ってた。ちょっと怒られたけど。
治療中に目開けて歯医者さんを威嚇する子供。ただものではない。
いや、実際はただもの…というより人として底辺のチキンガール。

そして大人になった私は…最近の歯医者さんって顔にタオル乗っけるんだな。
見えないぜ…
一応、目は閉じましたけどね。

数年前には親知らずを抜く大手術を経験し、
虫歯もちゃんと削って埋めましたよ。
じゃ今回は何かというと、一番奥の歯が歯茎にあたって痛くて、
親知らずなのか?と思って診てもらったのです。
結果は親知らずではなくて、詰め物のサイズが合ってなくて
奥の粘膜を傷つけたり、噛み方で歯茎にあたったりしていたのだそうです。
なので、出ている部分をあのチェーンソーで削られました。

先生はお口に手を突っ込んだ状態で私に話しかける。
私はいっこく堂ではないので、口を動かさずにお話しできんのよ。
もごもごしゃべる。笑
たまに、手を出してくれる。やさしい。
餅つきシステム。
ところで、いっこく堂は口を開けたままお話しすることはできるのだろうか。

あと、私はかなり口が小さいと思う。
先生、唇が裂けそうです。って何回も心で叫んだ。
昔、親知らずを抜いた時も先生に、もっと開きませんか?といわれ
あっ!と開いてみたもののあまり開かず、申し訳ない気持ちになりながら
先生の猛攻に耐えたのでした。あの時は顎はずれるかと思ったよ…
顎がミシミシなってたよ。

そんな日に聴く曲は、チャットモンチーの親知らずですね。
いつ聴いても泣きそう。


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