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男性はジェンダー問題に対してどのように向きあえば良いのか

ジェンダー問題。
日々ニュースや情報番組でも取り上げられるようになり、皆さんにとっても近い言葉になりつつあるのではないでしょうか。
一方で、「ジェンダー」の言葉自体は聞いたことがあっても、何が問題とされていて、どのように取り組んでいくべきなのか?そんなことを答えられる人はごく僅かであることも感じています。
そして、なぜか蚊帳の外にいる男性が、このテーマとどのように向き合っていくべきなのか?

この場ではジェンダーについて問題提議をするのでもなければ、批判、解説をするわけでもありません。
皆さん(特に男性)と同様にジェンダーに関してあまり理解をしていない私が、思うこと、感じることをありのままにお伝えし、皆さんにとって考えるきっかけになれば良いなと思っています。

ジェンダー平等に関する素朴な疑問

私も多くの方と同様に社会の時流によって"ジェンダー"という言葉を知りました。
この言葉を詳しく調べてみると、聞き慣れない単語が多く、また、ジェンダー問題という名の項目があまりにも広義であることに気が付き、どうしても自分ごと化する事ができませんでした。

どうしたら自分ごと化できるのだろう?

ぼんやりと考えていたらいくつかの素朴な疑問が思い浮かんできました。
この疑問に対して、自分が考えを持ちアクションをする事が、私にとっての"ジェンダー平等"第一歩になるのではないかと思い始めたのです。

■素朴な疑問・その①|ジェンダー平等を唱える女性・ジェンダー平等に無関心な男性

ジェンダーテーマの中でも、女性の社会進出や機会の平等についてはよく議論がされている印象があります。
考えてみると、確かに女性が働きやすい環境の整備、機会の差など、女性の社会進出を進める上で多くの課題があるのは事実です。
この議論がされていること自体は何も間違っていることには思いません。
しかし、これらの議論を繰り広げているのは女性、しかも社会的地位が高い方々が中心となっている事には少し疑問を持ちました。
片方の意見(女性のみ)だけではスピード感を持って意思決定・制度設計ができないのではないか?という点、女性だけで決めてしまった場合、男性にとって納得がいかない形になり、本質的な問題解決にはならないのではないか?という点から、本来は、この問題を解決させ、女性が働きやすい環境を整備する事に男性も関与するのが理想だと思ったのです。

全員が納得いく形を見つけるのは難しいにしても、近づけていくためには、どちらか一方の意見だけではなく双方の歩み寄りや議論が重要です。

男性はどうしても蚊帳の外に。
自らその話題に入ろうともしなければ、その話題に招かれる事もない状況です。

■素朴な疑問・その②|女性を知らなすぎる男性

次に、なぜジェンダー問題になると男性が蚊帳の外にいるかという話です。
なぜでしょう?

何人かの女性にお話をお伺いすることにしました。
すると、多くの女性は、「別に男性に入ってきて欲しくない」とは思っていないと言っていました。ただ、同時に「どうせ理解できないでしょ?」とも思ってしまうそうです。

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