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歴史の重要性

みなさん、こんにちは。田畑 蓮です。

最近、歴史の勉強を始めました。

主に世界史です。

実は私、もともと歴史の勉強は嫌いでした。

それも学校の授業の影響だと感じます、、

年号や人物、事件の名前とか、こんなん覚えてどうなるん?って思っていましたし、

努力した時間と点数が比例するだけの暗記科目という印象でした。


しかし、令和という新時代を迎えた今、歴史の重要性に気付きました。

そこから、最近、話題沸騰中の「中田敦彦のYouTube大学」を見始め、自分が興味を持ったり、気になったところを、さらにインターネットで検索して、深い知識を蓄積しています。

「中田敦彦のYouTube大学」は、オススメのコンテンツです。難しいジャンルの内容でも、噛み砕いてわかりやすく説明しており、その上、中田敦彦の圧倒的なトーク力で、飽きることなく楽しく学べます!


さて、なぜ私は歴史が重要だと思うのか?

理由は3つあります。


①論理的思考力が高まる。

そもそも、歴史というものは、誰かが何かをした結果です。それらは、すべてファクトです。

そのファクトには、必ず理由や原因があります。

歴史で言うと、国や人物などが起こした政策や事件には、動機や目的があるということです。

その動機や目的を理解することで論理的思考力が高まります。


例えば、なぜナチス・ドイツのヒトラーはユダヤ人を大量虐殺(ホロコースト)を行ったのか??

それは、政権を握るためです。当時のドイツは民主主義でした。そこで、ヒトラーは、民衆からの人気を得るために、仮想の敵をユダヤ人に設定したのです。それに対して、民衆も共感し、ヒトラーによるナチス・ドイツの独裁政権が誕生しました。

では、なぜヒトラーは仮想の敵をユダヤ人に設定したのか??

それは、ユダヤ人が昔から宗教の問題で差別されていたからです。イエス・キリストの死後、キリスト教の布教が爆発的に進み、ユダヤ人は少数派となってしまいました。それからいわゆる、「反ユダヤ主義」という思想が根強く残ってしまいました。それをヒトラーは、利用したのです。

では、なぜキリスト教の布教は爆発的に進んだのか??

また、なぜキリスト教徒はユダヤ人を憎むのか??

実は、この2つの宗教は、もともと同じ神様です。

まず、ユダヤ教は、モーセが創始し、食事制限や礼拝などの戒律が多くあります。

それに対して、キリスト教は、イエスが創始し、ユダヤ教の多くの戒律を守らなくても、神を崇めるだけで天国にいけるのです。

戒律を守らなくても、神を崇めるだけで天国にいけるというイエスの教えは、革命的であり、ローマ帝国に一気に広がりました。

しかし、自分は神の子だと主張するイエスは、神を侮辱しているとユダヤ人は判断し、十字架の刑に処します。

それからキリスト教徒は、ユダヤ人を憎み、受け入れることができないまま、時代は進んでいったのです。


このように、どんどん論理的な繋がりがあるんです。

結構面白いですよね!

この深掘りの続きが気になる人はぜひ調べてみてください!


②問題解決に繋がる。

歴史を学ぶと、成功例と失敗例の両方をたくさん知ることができます。

例えば、日本の高度経済成長期について。

技術革新や設備投資、日本人の勤勉な労働力などにより、日本は第二次世界大戦後に高度経済成長期を迎えました。

1964年には東京オリンピックも開催しました。

しかし、このように高度経済成長期には、様々な問題も発生してきます。

東京や大阪などの都市部への人口集中による、過密化。

交通問題やゴミ問題などが都市部で発生しました。

それらの問題を国は、地下鉄網を整備したり、市町村でゴミを分別収集・処分を課す法律を作ったり、というような解決策を施してきました。

これは、まさに現在、高度経済成長中の国や発展途上の国が直面している問題でもあり、問題解決の参考にできます。

そうすると、私たちは、その国の現状を正しく把握することができれば、問題解決に貢献できるかもしれません。

技術革新や設備投資が盛んで、人口も増加し続けているアジアは、間違いなく世界の中心になるでしょう。

ここでいう問題解決というものは、国の政策に限らず、企業の経営や、個人の人生においても同じことです。

現状を把握し、歴史の成功例や失敗例に当てはめることで、問題解決に繋がります。


③グローバルな人材について再確認できる。

インターネットの発達により、ますますグローバル化が進む世の中で、学校の先生がよく言うセリフが、「グローバルな人材を目指しましょう。」です。

もう聞き飽きたこの言葉に影響を受ける生徒の大半は、英語の勉強に励みます。

ですが、英語がペラペラな外国人は、全員グローバルな人材ですか??

もちろん英語の勉強に励むのも素晴らしいことですが、もっと他に大切なこともあります。

視座を高く、視野を広く持つことであったり、異文化や他宗教への理解をし、受け入れることであったり。

世界史は、先ほどもユダヤ人やキリスト教が出てきたように、宗教が密接に関わっている場合が多いです。

世界史を学ぶことで、宗教についても学ぶことができるので一石二鳥です。

「グローバルな人材」って、抽象的な表現なので、自分なりの答えを持ちましょう。


今回はここまで。ありがとうございました。