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立てたスケジュールを着実にこなすコツ【社労士試験受験生に向けて】


こんにちは!れんです。
今回は前回に引き続き、継続を助けてくれるスケジュールについてご紹介します。前回の記事をまだご覧になっていなければ以下リンクからご確認ください。

上記記事で、スケジュールについて悩みになりうる以下の二つのポイントをご紹介しました。

① 計画をどうやって立てたらいいのか、実際どのくらい学習をしたら合格が近づいてくるのかイメージがわかない
② 結局計画を立ててもこなせない、結局計画は立てても意味がないと感じる

前回は①のポイントについて触れました。今回は②のポイントについて考えていきたいと思います。

まず初めに、計画を立ててもこなせない、計画が無駄だと感じるのには2つの理由があると考えます。その理由は以下の通り。

① 計画自体に無理があり、そもそもできるスケジュールになっていない
② 突発的な出来事や、好不調の波で予定通りこなせない

この二つに対応するように上手に計画を軌道修正していくことが計画を続けるコツと言えます。それではそれぞれに対するコツをご紹介します。

①に対するコツ:今の自分がどれくらいの時間でどのくらいの作業ができるか知る

前回の記事では、まずはざっくりとスケジュールを立てて始めてみること、できれば時間ではなくアウトプットの量で計画を立てるということについてお伝えしました。その方が学習内容の質で計画を立てられるからです。

時間は誰にでも共通です。「毎日1時間勉強してください」といえば、実行可能かは別として計画は立てやすいです。しかし、「1日30問解いて解説を理解してください」といわれると、人によってかかる時間はまちまちですのでイメージが湧きにくいかもしれません。

全くの初学者であれば、1時間以上かかるかもしれないし、複数年受験者なら30分もかからずにできるかもしれません。

まずはこの一つ一つにかかる時間をざっくりと理解することが必要です。そして、最初立てたスケジュールに当てはめて、上方下方修正をしていきます。

「自分はこのくらいの量の問題を解く時にはこれくらい時間が必要だ」「テキスト何ページを読んでなんとなく理解をするのに大体このくらい」こういった基準が出来てくれば現実的な学習スケジュールに修正しやすくなります。

下方修正をしてしまっても、あくまで長期スケジュールですので徐々にペースは上げられますので気にしない。基礎学習期の長期スケジュールは現実的なラインで継続を意識して組みましょう。

私の場合を挙げると、初学者の際は基礎学習期は大体一月で1科目くらいの目安で進んでいました。

一科目につき、大体200問位の基礎問題集をマストでアウトプットして、可能であればその科目の過去問も解いてみる。基礎問題集は1月で2周はしたかったので、200×2周で400問。これを一月でこなすとして
週100問+基礎インプット。このくらいのペースだったと思います。

2に対するコツ:スケジュールには絶対に予備日を作ろう


ゴールから見据えて計画を立て、それを月単位・週単位・日単位まで落とし込んで着実にこなす。これが理想です。しかし、当然ですがこの通り全てうまくいくと考えるのは危険です。言うまでもないことですが、当然できない事情が発生することもあり得るからです。

1日でもできない日が発生したら破綻するスケジュールはまず間違いなくうまくいきません。

ではどうするか?それはできない日に対するカバー日を作ることです。
私は平日のカバーは平日に、土日のカバーは土日に行いたいと考えていたため、毎週金曜日の夜と日曜日の夜はカバー日に当てていました。もしカバーが必要ないのなら、プラスでアウトプットするかいっそ休息に充てるかしていました。

しかし、ここで注意点。カバー日をあてにしすぎてはいけないという事です。
「金曜日にカバーすればいいか…」こう思ってできるはずのことを先延ばしにすると、大体カバーしきれなくなる事が増えてきます。(初年度の実体験)

ですので、カバー日を使う際には一定のルールを作ることをお勧めします
例えば、仕事や家事で遅くなりすぎてここからスケジュール通りに学習すると次の日に支障が出る、体調が悪い、などやむをえない時に使うイメージです。

どうしてもやる気が出ない、を入れるかどうかは難しいところですが、最初1分間だけテキストや問題集を開いてそれでもだめだと思ったらカバー日に充てる。こんなルールもありだと思います。

まとめ

スケジュールをこなすコツを2つ紹介しました。
① アウトプット、インプット問わず、今の自分が作業にかかる時間をざっくりと知っておく。
② 予備日を作っておく。ただし予備日に頼りすぎない。

社労士試験に合格するには、けいぞくした学習は不可欠です。

自分に負けそうになる日もあります。ただそういう時に一歩踏み出せれば、最後自分を支えてくれる「自信」につながると私は信じています。

Twitter:@ren_sharoushi

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