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観音さまの力

こんにちナム(^人^)

引き続き、水行肝文の解説をしていきます

真観清浄観 広大智慧観(しんかんしょうじょうかん こうだいちえかん)
悲観及慈観 常願常瞻仰(ひかんぎゅうじかん じょうがんじょうせんごう)
無垢清浄光 慧日破諸闇(むくしょうじょうこう えにちはしょうあん)
能伏災風火 普明照世間(のうぶくさいふうか ふみょうしょうせけん)
悲体戒雷震 慈意妙大雲(ひたいかいらいしん じいみょうだいうん)
澍甘露法雨 滅除煩悩焔(じゅかんろうほうう めつじょぼんのうえん)
                『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第25』
観世音菩薩は、あらゆる対象を真実の眼で観察し、清らかで穢れの無い眼で観察し
本当の智慧の眼で観察し、憐みの眼で観察し、慈しみの眼で観察します
ですから、観世音菩薩に常に願をかけ、常にあがめなさい
観世音菩薩は汚れが全くない清らかな光を発して、智慧の太陽で闇を打ち破ります
風の災いも火の災いも防ぎ、世界全体を明るく照らします
慈愛を本体とする戒律を、雷鳴のように轟かせ
慈しみの心は、例えようがないほど大きい雲のようです
真理の教えを甘露のように降り注ぎ、煩悩の炎をしずめます

有名な観音様が登場するお経の一節です
観音様は水の化身と言われているので、水をいざ被る前に観音経を唱えるのかな?と思っています

お経文にもあります通り、観音様の慈しみの心は、めっちゃ大きいです
それは、観音様が私たちをなんとかして助けたいがために
33の姿に変化して現れると、お経にも表現されています

この人にはこの姿、あの人にはあの姿と
その人に合った姿で登場し、教えを説いてくださる

すなわち、観音様には決まった形がないのです
それは、容器に合わせて様々な形に変化する水と同じです

状況に応じて臨機応変に対応し発揮する力、その力の源は
他を助けたい気持ち「利他」の精神であることを
このお経文から感じ取ることができます(^人^)

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