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御朱印の心得

こんにちナム(^人^)

御朱印がブームになってますね

コロナ禍においても、お寺まで御朱印をいただきに来る方がいらっしゃいます

お寺にお参りするキッカケとしては、御朱印は非常に良いかと思いますが、御朱印の本来の頂き方を知っている方は、少ないかもしれません

本来、御朱印は、お寺に納経(写経を納める)した証として、お寺から頂くものなのです

写経を納めるとはどういうことか?

昔、印刷技術が発達していない頃、お経を写すことで、仏教は広まりました(写経専門のお坊さんもいた)

写経をすることは仏教を広めることになり、良いことをした、功徳を積んだ、ということになります

その功徳を積んだ証が、御朱印ということです

お寺をお参りすることの目的が、御朱印を集めることになっている、スタンプラリーの気分、という方もいらっしゃるのでは。

それは本末転倒な話で、功徳を積むことが目的であり、御朱印はその目的を達成してもらうための手段(方便)としてお寺は出しています

集めることが目的となってくると、欲が出てきて、功徳を積むどころか、かえって罪を作りかねません

手段が目的化してしまうと、ものごとの本質を見失います

なぜ御朱印を私は頂くのか、キチンと理解していただくと、素晴らしいご修行ができるのではないかと思います

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