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はっぴーばーすでー

私事ではあるが、今日11日に誕生日を迎えた。

誕生日が来ると、なぜか過去のことを振り返ってしまう。まだ振り返るほどの人生を歩んでいないのに。

保育園の頃、出会う人みんなに笑顔で「おめでとう」と言われた帰り道。学生時代、ドキドキする気持ちを隠すように平然を装い制服に着替えた朝。
幸せなことに、振り返ってみると誕生日の思い出はどれも良い記憶ばかりだ。

でも、僕は毎年考えてしまう。誕生日とは一体何の日なのか。
「自分が生まれた日」というのが正しい答えなのかもしれないが、実際は、ケーキを食べる日、プレゼントをもらえる日、いつもより友達が優しくしてくれる日、みたいな説明の方がしっくりくるような気がする。ただ、プレゼントやケーキはおまけで、それらは誕生日の本当の目的ではないこともわかっている。

これをちゃんと調べずに、自分の想像で自分なりの答えを出してしまうのが僕のよくないところだ。でも、少しだけ僕の思いを聞いてほしい。

僕は、「誕生日=感謝の日」だと思っている。
勿体ぶった割に平凡な答えで申し訳ない。

「誕生日は自分を産んでくれた両親に感謝を伝えましょう」と言われたことがある人は多いと思う。僕もそう教えられた。それはきっと、それこそが誕生日の本来の目的だからだ。
誕生日の人をお祝いするのは、「生まれてくれてありがとう。出会ってくれてありがとう」という想いを伝えるためだと思う。

だから、僕はお世話になった人や親しくしている人の誕生日は忘れないようにメモするようにしている。ちゃんと感謝を伝えられるように。

大人になるにつれて、誕生日が少し憂鬱に思えたり、歳をとることに寂しさを感じてしまったりするだろう。
子どもの頃のようなワクワクはもう味わえないかもしれない。
もしそうなったとしても、自分の生まれた日を特別な一日だと思い続けられるように、僕は誕生日を「一年で一番ありがとうを伝える日」にしたいと思っている。

まだまだ未熟で、大人になりきれない半端ものだが、いつか立派な大人になれるよう、現実にも夢にも全身全霊で向き合ってくつもりだ。

友達に、家族に、そして自分に。ありがとう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また、ぼくのはなしを聞いてください。







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