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欧州5大リーグ強豪クラブの移籍事情~第2部(14):各クラブ過去5年の移籍動向(アーセナル編)~2022年5月更新ver

Lemです。シリーズ更新verです。これまでの投稿は2021年夏の加入、退団まででしたので、2022年冬の加入、退団を追加します。契約成立ではなく、加入、退団済みのみを取り扱うので、その点ご了承ください。

ここに表記されているものは全てトランスファーマルクトを参照しています。

説明

これからの加入選手表記について以下のようになります。
選手名(前所属/移籍金/移籍前チーム成績)
また、退団選手表記について以下のように表記します。
選手名(移籍先/移籍金/前所属成績/移籍金ー獲得時の移籍金)

これまでは加入選手の移籍後成績、退団選手の移籍後成績を表記していましたが、日々変化していくので、この更新verから表記を削除します。

今回取り扱う移籍は他チームへ、他チームからの移籍のみです。Bチームからトップチームやユースからトップチームの人の動きは詳しくは載せていません。

アーセナル

21/22
加入選手

・ベン・ホワイト(ブライトン/58.50m€/41試合)
・マルティン・ウーデゴール(レアル・マドリー/35.00m€/11試合)
・アーロン・ラムズデール(シェフィールド/28.00m€/46試合8CS)
・冨安健洋(ボローニャ/18.60m€/64試合3G3A)
・アルベール・サンビ・ロコンガ(アンデルレヒト/17.50m€/78試合3G7A)
・ヌーノ・タヴァレス(ベンフィカ/8.00m€/41試合1G7A)
・オーストン・トラスティ(コロラド/1.82m€/53試合1G1A)
トップ昇格選手0人
移籍金合計167.42m€
退団選手

・ジョー・ウィロック(ニューカッスル/29.40m€/78試合11G4A/+29.40m€)
・セアド・コラシナツ(マルセイユ/フリー移籍/118試合5G15A/±0)
・ウィリアン(コリンチャンス/フリー移籍/37試合1G7A/±0)
・カラム・チェンバース(アストン・ヴィラ/フリー移籍/122試合5G10A/-20.23m€)
・ピエール=エメリク・オーバメヤン(バルセロナ/フリー移籍/163試合92G21A/-63.75m€)
・デヤン・イリエフ(ASトレンチーノ/フリー移籍/0試合/±0)
・ダヴィド・ルイス(退団/73試合4G1A/-8.70m€)
ローン移籍10人
移籍金合計31.40m€

20/21
加入選手

・トーマス・パーテイ(アトレティコ・マドリー/50.00m€/188試合16G12A)
・ガブリエウ(リール/26.00m€/52試合2G)
・パブロ・マリ(フラメンゴ/6.00m€/30試合3G1A)
・ルナル・アレックス・ルナルソン(ディジョン/2.00m€/45試合7CS)
・マルティン・ウーデゴール(レアル・マドリー/ローン移籍)
・マシュー・ライアン(ブライトン/ローン移籍)
・セドリック・ソアレス(サウサンプトン/フリー移籍/138試合3G11A)
・ウィリアン(チェルシー/フリー移籍/339試合63G62A)
トップ昇格選手1人
移籍金合計86.00m€
退団選手

・エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ/17.40m€/38試合16CS/+15.90m€)
・マット・メイシー(ハイバーニアン/フリー移籍/2試合1CS/-140k€)
・ソクラティス・パパスタソプーロス(オリンピアコス/フリー移籍/69試合6G2A/-16.00m€)
・メスト・エジル(フェネルバフチェ/フリー移籍/254試合44G77A/-47.00m€)
・シュコドラン・ムスタフィ(シャルケ/フリー移籍/151試合9G5A/-41.00m€)
・ヘンリク・ムヒタリアン(ローマ/フリー移籍/59試合9G13A/-34.00m€)
ローン移籍8人
移籍金合計19.15m€

19/20
加入選手

・ニコラ・ペペ(リール/80.00m€/79試合37G17A)
・ウィリアン・サリバ(サンテティエンヌ/30.00m€/36試合)
・キーラン・ティアニー(セルティック/27.00m€/170試合8G37A)
・ダヴィド・ルイス(チェルシー/8.70m€/248試合18G12A)
・ガブリエル・マルティネッリ(イトゥアーノ/7.10m€/0試合)
・パブロ・マリ(フラメンゴ/ローン移籍/買取OP付)
・セドリック・ソアレス(サウサンプトン/ローン移籍)
・ダニ・セバージョス(レアル・マドリー/ローン移籍)
トップ昇格選手3人
移籍金合計160.80m€
退団選手

・アレックス・イウォビ(エヴァートン/30.40m€/149試合15G27A/+30.40m€)
・クリスティアン・ビエリク(ダービー/8.20m€/2試合/+5.95m€)
・ローラン・コシールニー(ボルドー/5.00m€/353試合27G5A/-7.50m€)
・ダビド・オスピナ(ナポリ/3.50m€/70試合27CS/-500k€)
・カール・ジェンキンソン(ノッティンガム/2.20m€/70試合1G5A/+1.07m€)
・浅野拓磨(パルチザン/1.00m€/0試合/-3.00m€)
・ナチョ・モンレアル(レアル・ソシエダ/250k€/251試合10G20A/-9.75m€)
・ステファン・リヒトシュタイナー(アウクスブルク/フリー移籍/23試合1G1A/±0)
・コーエン ブラモール(コルチェスター/フリー移籍/0試合/-40k€)
・アーロン・ラムジー(ユヴェントス/フリー移籍/371試合65G65A/-6.40m€)
・ダニー・ウェルベック(ワトフォード/フリー移籍/126試合32G15A/-20.00m€)
・ペトル・チェフ(引退/139試合54CS/-14.00m€)
ローン移籍7人
移籍金合計53.65m€

18/19
加入選手

・ルーカス・トレイラ(サンプドリア/28.65m€/74試合4G2A)
・ベルント・レノ(レヴァークーゼン/25.00m€/304試合100CS)
・ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント/16.00m€/198試合10G2A)
・マテオ・ゲンドゥージ(ロリアン/8.00m€/30試合1A)
・デニス・スアレス(バルセロナ/ローン移籍/買取OP付)
・ステファン・リヒトシュタイナー(ユヴェントス/フリー移籍/259試合15G31A)
トップ昇格選手2人
移籍金合計80.15m€
退団選手

・ルーカス・ペレス(ウェストハム/4.40m€/21試合7G5A/-15.60m€)
・チュバ・アクポム(PAOK/2.20m€/12試合2A/+2.20m€)
・ジョエル・キャンベル(フロジノーネ/1.50m€/40試合4G6A/+500k€)
・ジャック・ウィルシャー(ウェストハム/フリー移籍/198試合14G30A/±0)
・サンティ・カソルラ(ビジャレアル/フリー移籍/180試合29G45A/-19.00m€)
・ペア・メルテザッカー(引退/221試合10G4A/-11.30m€)
ローン移籍6人
移籍金合計9.10m€

17/18
加入選手

・ピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント/63.75m€/213試合141G36A)
・アレクサンドル・ラカゼット(リヨン/53.00m€/275試合129G43A)
・ヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド/34.00m€/63試合13G11A)
・コンスタンティノス・マヴロパノス(PASヤニナ/2.10m€/20試合3G1A)
・セアド・コラシナツ(シャルケ/フリー移籍/141試合5G14A)
トップ昇格選手1人
移籍金合計152.85m€
退団選手

・アレクサンダー・オックスレイド=チェンバレン(リヴァプール/38.00m€/198試合20G32A/+24.20m€)
・アレクシス・サンチェス(マンチェスター・ユナイテッド/34.00m€/166試合80G45A/-8.50m€)
・セオ・ウォルコット(エヴァートン/22.50m€/398試合108G78A/+12.00m€)
・ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユヴェントス/18.00m€/181試合72CS/+17.95m€)
・オリヴィエ・ジルー(チェルシー/17.00m€/253試合105G41A/+5.00m€)
・フランシス・コクラン(バレンシア/14.00m€/160試合3A/+13.00m€)
・ガブリエウ・パウリスタ(バレンシア/11.00m€/64試合1G1A/-4.00m€)
・キーラン・ギブス(ウェストブロミッジ/7.50m€/229試合6G25A/+7.50m€)
・マテュー・ドゥビュシー(サンテティエンヌ/フリー移籍/30試合2G1A/-15.00m€)
・ヤヤ・サノゴ(トゥールーズ/フリー移籍/20試合1G2A/±0)
ローン移籍7人
移籍金合計162.00m€

アーセナル移籍動向

アーセナルはここ5年で完全移籍、ローン移籍、フリー移籍で33人獲得、完全移籍、フリー移籍、引退で41人退団している。

選手獲得に要した移籍金は647.27m€、選手退団に伴って得た移籍金は275.30m€であり、選手移籍によって371.9m€の損害を出している。

退団選手41人のうち、個人利益を残したのは13人。約半数の6人が17/18シーズンに退団した選手であった。

33人の獲得選手のうち、完全移籍が24人、フリー移籍が4人、ローン移籍が6人であった。このうち国内リーグからの獲得は7人、リーグ・アンからの獲得が6人、ラ・リーガからの獲得が5人、ブンデスリーガからの獲得が4人、セリエAからの獲得が3人となった。また、欧州内のクラブからの獲得、ブラジル、MLSのクラブからの獲得があった。

トップチームでの出場がないまま退団した選手は3人。3人の中には日本の浅野拓磨が含まれる。

17/18~21/22シーズンまでの下部組織の選手獲得に要した移籍金は1.1m€、選手退団に伴って得た移籍金は15.35m€となった。

ここ5年で移籍金が高かった選手ベスト5
1位 ニコラ・ぺぺ 80.00m€
2位 ピエール=エメリク・オーバメヤン 63.75m€
3位 ベン・ホワイト 58.50m€
4位 アレクサンドル・ラカゼット 53.00m€
5位 トーマス・パーテイ 50.00m€

ここ5年で個人利益を残した選手ベスト5
1位 アレックス・イウォビ +30.40m€
2位 ジョー・ウィロック +29.40m€
3位 アレクサンダー・オックスレイド=チェンバレン +24.20m€
4位 ヴォイチェフ・シュチェスニー +17.95m€
5位 エミリアーノ・マルティネス +15.90m€

最後に

アーセナルは冬の移籍市場で1名獲得し、フリーで4名、ローンで3名退団している。

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