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21/22シーズンドイツ・ブンデスリーガ第13節ヴォルフスブルク対ドルトムント

Lemです。CLスポルティング戦ショックな敗戦を受けて、一番感じたことは戦術、選手起用の部分ではなく、メンタリティの部分かなと感じました。チームの平均年齢の若さとチームの精神年齢の若さは同じであってはいけない。私は今回の試合、フンメルスのスタッツや試合の中での活躍では測れない価値に気づいた試合となったと思います。しかし、フンメルスがいつ離脱するかわからないこの状況で、フンメルス一人でここまでチームが変わってしまうようではいけない。入れ替わりの激しいチームで改善がなかなか難しい課題だとは思いますが、どうするのか注目したいです。

落ち込んでいても試合は来てしまうので、切り替えてヴォルフスブルク戦予想していきたいと思います。今回の投稿もこれまで同様、スタメン予想、データから見るヴォルフスブルク対ドルトムント、注目選手、結果予想をしていくので、ぜひ読んでみてください!

スタメン予想

私のスタメン予想は以下のようになりました。

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HOME:ヴォルフスブルク
フォーメーション:[3-4-2-1]
GK:ペルパン
DF:ブルックス、ラクロワ、オタビオ
MF:バク、ブランクス、アーノルド、フィリップ、ヌメチャ、ギラボギ
FW:ベクホルスト

GKはペルパン。正GKのカステールスがCLセビージャ戦をコロナ感染で欠場。今節も同様欠場すると思われるので、CLで先発したペルパンが今節も先発するのではないかと予想。

DF、MF、FWの選手に関して、監督交代後のこれまでの先発メンバーを参考に考えました。

ヴォルフスブルクは監督交代後、ブンデスリーガでは[3-4-2-1]を採用しており、アーノルドはこれまでの試合すべてで先発起用され、パフォーマンスもかなりいいため今節も先発で起用されると予想。中央のもう一枚は直近のビーレフェルト戦ではゲルハルト、11節のアウクスブルク戦ではシュテフェン、10節のレヴァークーゼン戦ではブランクスと固まっていないが、今節では、この3人のなかで一番器用で戦術理解度の高いブランクスを起用してくるのではないかと予想。守備的にくるのであればゲルハルトもあり得る。

2列目は完全に見てみたい思った2人を選びました。ヌメチャは今季調子がよく、ブンデスリーガでも注目選手の1人であり、監督交代後さらに調子を上げている印象。もう一人はフィリップ。監督交代後先発出場はないが、ビーレフェルト戦で途中出場からアシストを記録。正直今節も先発出場ではないかもしれないが、元ドルトムントの選手ということもあり、フィリップ元気にしてるかなという気持ちで先発と予想

AWAY:ドルトムント
フォーメーション:[3-4-2-1]
GK:コベル
DF:フンメルス、アカンジ、ムニエ
MF:ジャン、ダフード、ヴィツェル、ヴォルフ、ブラント、ロイス
FW:マレン

まず、フォーメーションについて12節のシュツットガルト戦、CLのスポルティング戦では4バックであったが、やはり今のドルトムントはラファエル・ゲレイロがいないと4バックはしっかりと機能しない。また、シュルツはスポルティング戦の戦いから考えても起用されないと考える。ここ2試合ではジャンという選択も見られ、私は攻撃面ではかなりポジティブなことが多いので無しではないと思うが、それなら3バックのオプションの方がいいと考えたので3バックと予想しました。

GKはコベル、DF3枚は右からジャン、アカンジ、フンメルス。この予想はほぼ消去法に近いです。ザガドゥはCLのパフォーマンスを見るとまだベストコンディションではなく、ポングラチッチはドルトムントのレベルにない。なので、この3枚と予想。もしかしたら、ジャンが中盤、ヴィツェルが3枚の中央の可能性もあるのではないかと予想。

ウイングバックは右がムニエ、左がヴォルフ。左サイドは万全に起用できるのはシュルツぐらいであり、3バックならありかなと思いましたが、マルコ・ローゼがヴォルフは合流していると発言していたので、本来であれば私は怪我明けの選手をスタメンで起用すべきではないという考えですが、シュルツが出場するぐらいなら、コンディション次第で試合に出場してほしいなと希望も込めて予想しました。

中央2枚はダフードとヴィツェル。べリンガムが打撲で欠場し、ダフードのコンディションがかなりいいらしいので、この2人と予想。

2列目はブラントとロイス、1トップはマレンと予想。マレンはここ最近パフォーマンスがよく、ゴールゲッターではないが前線の選手の中でもゴールが期待できる。ブラントとロイスは現在のチームの中で絶対的であり、控えの選手から考えてもこの2人で間違いない。

データから見るヴォルフスブルク対ドルトムント

直近5試合の成績
ドルトムント
リーグ戦5戦4勝1敗。直近のCLスポルティング戦敗北。
ヴォルフスブルク
リーグ戦5戦2勝1分2敗。直近のCLセビージャ戦敗北。

ヴォルフスブルク対ドルトムント対戦成績
直近5試合のヴォルフスブルクホームの対戦成績はドルトムントが5戦5勝(得点13、失点1)と得失点を見てもかなり得意としている。ヴォルフスブルクはドルトムントとのホームでの対戦で最後に勝利したのは14/15シーズンまでさかのぼり、かなり苦手としている。また、ホーム、アウェイ関係ない対戦成績でもドルトムントが30勝12分10敗と大きく勝ち越しており、ドルトムントが最後に負けたのは2015年のポカール決勝であり、それ以来1度引き分けているが、すべて勝っている。

フロリアン・コーフェルト対マルコ・ローゼの対戦成績
この2人は3回これまで対戦しており、マルコ・ローゼが2勝1分けとフロリアン・コーフェルト相手に負けたことがない。しかしこの1分けはヴォルフスブルクホームの試合での引き分けである。

マルコ・ローゼ監督対ヴォルフスブルク対戦成績
これまで、マルコ・ローゼがボルシアMGを率いていたときに4試合対戦しており、1勝2分1敗と得意でも苦手でもないという印象。しかし、アウェイの対戦成績だけ見ると1分1敗とアウェイで勝てていない。

フロリアン・コーフェルト監督対ドルトムント対戦成績
これまで、フロリアン・コーフェルト監督はブレーメンを率いていた時に10試合対戦しており、3勝3分4敗と負け越しているものの、直近のクラブの成績を鑑みるとドルトムントに対して3勝3分はむしろ得意としているのではないかと思う。

今シーズンのチームスタッツ比較

ドルトムント
リーグ戦2位、オープンプレイでのパス成功率2位、ポゼッション率2位、PK獲得及びPKでの得点数1位タイ、得点数2位(30点)、失点数11位タイ(18点)

ヴォルフスブルク
リーグ戦6位、カード数及びイエローカード数2位、ファール数3位、オープンプレイでのクロス数3位、得点数12位タイ(14点)、失点数4位タイ(14点)

2チームの対照的なスタッツ
ドルトムントは得点力はあるが、失点数が多い。ヴォルフスブルクは失点は抑えられているが、得点力はない。得点力、守備力は最も分かりやすいスタッツであるが、この2つが最も対照的であった。

また、両チームポゼッションやパス成功率、デュエル勝利数などはほぼ同じようなスタッツを記録していたが、空中戦勝利数はヴォルフスブルクが6位、ドルトムントが15位と差があり、オープンプレイでのクロス数、ファール数はヴォルフスブルクが3位、ドルトムントが16位と最も差があった。

注目選手

HOME:ヴォルフスブルク
GK 12 PAVAO PERVAN(パバオ ペルバン)

正GKであるカステールスがコロナ感染で欠場するため、セビージャ戦同様GKを任される予想であるが、昨シーズンから自身がGKを務めた試合は勝てていないため、今節はドルトムント攻撃陣を0で抑えて勝利となるか注目したい。

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AWAY:ドルトムント
MF 8 MAHMOUD DAHOUD(マフムート ダフード)
今節スタメン復帰が予想されるが、コンディションがかなりいいということなので、どのくらいのクオリティを示すことができるのか注目したい。

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結果予想

今節は両チーム負けられない戦いとなる。ドルトムントは次節デア・クラシカーが控えており、今節敗北することで2連敗し、調子を落として挑むことは避けたい。また、勝ち点差1で2位につけているため、バイエルンの勝敗によっては1位になる可能性もあるため負けられない。ヴォルフスブルクは6位につけているものの、今節敗北してしまうと一気に10位まで転落する可能性があり、勝てば3位にまで浮上する可能性がある。CL権獲得を狙うのであれば負けられない。

今節は、先制点をどちらがとるか。そして出場できない選手に変わって出場する選手がどのくらい活躍できるか。この2点が試合の流れを決めるのではないかと思います。

私は、ヴォルフスブルクの空中戦の強さは脅威となり、ヌメチャやベクホルストといった攻撃陣もかなり脅威であるが、この試合先制点さえ奪えれば大量得点もあり得るのではないかと思います。

ドルトムントとしては、ボールを保持している時間が長いことが最大の防御となるので、相手のペースにせず、先制点を早くからとり、相手のリズムを崩し、自分たちのペースで試合を進めることができれば勝利することができると思います。しかし、ヴォルフスブルクに先制点を取られると、彼らはリードしている状況を得意としているので、試合運びが難しくなってしまうのではないかと予想しています。

今節のスコア予想は、

WOB 0-2 BVB

相性の良さというのは侮れないということで、クリーンシートで勝ち切ると予想します。

ここで負けることは許されないと思うので、CLでのパフォーマンス、評価を覆すような活躍、内容に期待したいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Heja BVB!!!!

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