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21/22ドイツ・ブンデスリーガ第18節フランクフルト対ドルトムント試合予想

Lemです。久々のリーグ戦とっても楽しみですね!!!

私は、このブンデスリーガがない間、他のリーグを楽しんだり、移籍動向シリーズを投稿したりと充実した日々を送れましたが、やはり、ブンデスリーガ、ドルトムント好きとしては週末にドルトムントの試合がないのは寂しかったですね。

今回は後半戦初戦AWAYフランクフルト戦の試合予想を投稿します。久々の試合予想ですが、感覚を取り戻しつつ、前半戦の反省を活かしながら、新しいコンテンツも追加して新しい発見を提供できたらなと思います。

本編にいく前に予告ですが、移籍動向シリーズ第1部、第2部をさらに広げて、情報の幅、そして深さを提供できるように企画しています。具体的には、単純にチーム数を増やし、比較対象を増やすという情報の幅を広げるだけじゃなく、国内獲得選手の詳細を紹介し、比べることで、情報の深みを提供するということを予定しています。ぜひ、投稿した際は読んで頂きたいなと思っていますよろしくお願いいたします。

では、本編へ。

両チーム基本情報

・HOME:フランクフルト
前半戦終了時点6位(17試合7勝6分4敗27得点24失点)
・怪我人情報
イェンス・ハウゲ(筋肉系の損傷)、クリストファー・レンツ(ふくらはぎの負傷)、ダニー・ダ=コスタ(コロナ感染)、ヤスパ―・リンドストロム(コロナ感染)
・その他欠場選手
アイメン・バルコク(アフリカネイションズカップ出場)
・累積警告の可能性のある選手
ジブリル・ソウ(イエローカード4枚)

・AWAY:ドルトムント
前半戦終了時点2位(17試合11勝1分5敗41得点26敗)
・怪我人情報
マヌエル・アカンジ(膝の手術からの復帰途中)、マテウ・モレイ(膝の負傷からの復帰途中)、マルセル・シュメルツァー(膝の負傷からの復帰途中)、ジョバンニ・レイナ(復帰途中)、マリウス・ヴォルフ(コロナ感染)、ダン=アクセル・ザガドゥ(コロナ感染)
・累積警告の可能性のある選手
トマ・ムニエ(イエローカード4枚)

スタメン予想

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HOME:フランクフルト
フォーメーション:[3-4-1-2]
GK:トラップ
DF:ヒンターエッガー、長谷部誠、エンディカ、チャンドラー
MF:ローデ、ソウ、コスティッチ、鎌田大地
FW:ボレ、パシエンシア

GKはトラップ。フィード能力が高い。

最終ライン3枚は右からヒンターエッガー、長谷部誠、エンディカ。最終ラインをしっかりと統率できる長谷部誠、左足の高精度なフィードが魅力なヒンターエッガー、空中戦が強く、得点力も魅力なエンディカの3人と予想。また、ヒンターエッガーが中央、右にトゥタの可能性も考えられる。

WBは右にチャンドラー、左にコスティッチと予想。特にコスティッチのクロス、運動量は脅威であるため、警戒する必要がある。

中2枚はローデとソウ、トップ下に鎌田大地と予想。3-4-2-1の可能性も考えられるが、怪我人の状況、コロナ感染による離脱者、アフリカネーションズカップによる離脱者、コロナ感染から復帰した選手のコンディションなどを考えて、3-4-1-2で中盤はこの3人と予想。

2トップはパシエンシアとボレと予想。パシエンシアはコロナ感染から復帰したばかりであり、コンディションに不安がある可能性があるため、アッヘの先発も考えられるが、これまでの成績から見てこの2人と予想。

AWAY:ドルトムント
フォーメーション:4-3-1-2
GK:コベル
DF:ムニエ、フンメルス、ゲレイロ
MF:ジャン、ダフード、ブラント、べリンガム、ロイス
FW:マレン、ハーランド

GKは前半戦守護神としてチームを支えたコベルと予想。

DFラインは右からムニエ、ジャン、フンメルス、ゲレイロ。CBのアカンジやザガドゥといった選手が離脱しているため、誰がこのポジションを埋めるか非常に悩ましいが、本職がCBのポングラチッチは前半戦のクオリティから考えると厳しい。ヴィツェルは走力が圧倒的に足りない。なので消去法でジャンと予想。

3センターはアンカーにダフード、インサイドハーフにべリンガムとブラントと予想。守備の強度に不安があるので、アンカーはヴィツェルの可能性も考えられる。

トップ下はロイス。2トップはハーランドとマレン。前半戦フル稼働したロイス。怪我で離脱しながらも13得点4アシストを記録したハーランド。前半戦なかなか期待されたパフォーマンスを見せることができず、時折、輝きを見せていたが、パフォーマンスに安定感がなかったマレンと予想。

データから見るフランクフルト対ドルトムント

リーグ戦直近5試合の成績
HOME:フランクフルト

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フランクフルトはリーグ戦直近5試合で4勝1敗(得点13失点8)と大きく勝ち越しており、3連勝で前半戦を終えた。

AWAY:ドルトムント

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ドルトムントはリーグ戦直近5試合で2勝1分2敗(得点9失点8)と前半戦最後の3試合は格下との対戦が続いたが、1勝1分1敗と思うような結果を得ることができず、前半戦を終えた。

フランクフルト対ドルトムント

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フランクフルトがホームの直近5試合の成績はフランクフルトが1勝4分(得点8失点7)とわずかに勝ち越しているものの、4戦連続引き分けとなっている。

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また、ドルトムントがホームの直近5試合はドルトムントが4勝1敗(得点16失点7)とドルトムントが大きく勝ち越しており、当たり前かもしれないが、ホームチームがホームで強さをみせている。

通算成績ではドルトムントが104試合50勝20分34敗と勝ち越している。

オリバー・グラスナー監督対マルコ・ローゼ監督対戦成績
この2人はオーストリア・ブンデスリーガでオリバー・グラスナー監督がLASK、マルコ・ローゼ監督がザルツブルクを率いていた時から対戦したことがあり、ドイツ・ブンデスリーガでの対戦はオリバー・グラスナー監督がヴォルフスブルク、マルコ・ローゼ監督がボルシアMGを率いていた時に対戦している。現在のチームを率いてからの対戦はこれで2度目。

これまで通算13試合対戦しており、マルコ・ローゼ監督が6勝5分2敗と勝ち越しており、ブンデスリーガでの対戦成績はマルコ・ローゼ監督が2勝2分1敗とわずかに勝ち越している。

オリバー・グラスナー監督対ドルトムント対戦成績

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オリバー・グラスナー監督はドルトムントとヴォルフスブルク時代に4度、フランクフルト時代に1度の通算5度対戦しており、5敗と1度も勝てたことがない。5試合中4試合が無失点とかなり苦戦している印象。

マルコ・ローゼ監督対フランクフルト対戦成績

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マルコ・ローゼ監督はフランクフルトとボルシアMG時代に4度、ドルトムント時代に1度の通算5度対戦しており、4勝1分とかなり勝ち越しており、無失点での勝利は1度しかないものの、毎試合3点以上得点しており、かなり得意としている印象。

今シーズンのチームスタッツ比較

HOME:フランクフルト
リーグ戦6位、得点数7位タイ(27点)、失点数7位(24点)

AWAY:ドルトムント
リーグ戦2位、得点数2位(41点)、失点数8位タイ(26点)、PK獲得及びPKでの得点数1位、オープンプレイでのパス成功率及びポゼッション率2位

注目選手

HOME:フランクフルト
GK 1 KEVIN TRAPP(ケビン・トラップ)
ボールを落ち着かせ、幅を使ってゲームを支配するうえで、ヒンターエッガーや長谷部といった最終ラインの選手や中盤から降りてきてビルドアップに加わりゲームを作る中盤の選手、攻撃に違いを作るコスティッチといったカギとなる選手がいるが、今回注目したい選手はトラップ。フランクフルトはボールを保持する際にハイププレスがかかるとGKまでボールを戻し、GKのロングパスで一気に前線にボールを送り込む傾向が強い。実際前節のマインツ戦ではロングパスを33本記録。組織としてドルトムントのハイプレスに対してどうボールを落ち着かせるか注目であるが、トラップのフィード能力に要注目したい。

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AWAY:ドルトムント
DF 13 RAPHAEL GUERREIRO(ラファエル・ゲレイロ)
前半戦は序盤こそ調子がよく、チームの要となる活躍を見せていたが、負傷離脱期間が長く、復帰をしてもなかなか本来のパフォーマンスを見せることができなかった。後半戦初戦で高パフォーマンスを見せ、後半戦に弾みをつけたい。また、フランクフルトのハイプレスに対してゲレイロの能力は必ず必要になってくる。試合を左右するポイントとなるといっても過言ではないのではないだろうか。

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総括

後半戦に向けて前半戦をいい結果で終えられたフランクフルトと不安を残し終えたドルトムント。両極端の両者であるが、後半戦初戦を勝利で飾り、フランクフルトは上位進出にむけて弾みをつけ、ドルトムントはリーグ優勝の可能性を残すためにもお互い絶対に負けられない。

今節のキーポイントは、最終ラインからのロングパスの精度、サイドの攻防の2点になってくるのではないかと予想しています。お互いが相手陣内からのプレッシングでボールを奪い、ショートカウンターでゴールを目指すということを志向しており、空中戦もお互い強いわけではない。そのなかでまず、最終ライン及びGKのフィード能力はカギになってくるのではないかと思いました。次にサイドの攻防について、フランクフルトはサイドでボールを保持されることを好まず、人数をかけて奪いに来る。その際に、サイドの選手が1人剥がすことができれば、一気にチャンスとなり、攻撃の選択肢も広がる。一方そこで奪われてしまえば、ショートカウンターとなり、大きなピンチを迎える。それは、フランクフルトの場合もそうであり、両者ドリブルが上手く、パスセンスの高い選手がいるだけにサイドを制したチームが試合に勝利すると思いました。

後半戦初戦ということもあり、両チームどのくらいコンディションがいいのかわからないので、選手個々のコンディションにも注目しつつ、ドルトムントがどれくらい変わっているのかのも注目したいなと思っています。

今節のスコア予想

SGE 2-4 BVB

現在フランクフルトHOMEでは4戦連続引き分け中であるものの、マルコ・ローゼ監督はオリバー・グラスナー監督と相性がよく、フランクフルトとも非常に相性がいい。そのため、ドルトムントが勝つのではないかなと思います。

フランクフルトは調子がよく、開幕戦で戦った時とは全く違うチームであることは十分理解しつつ、でも、結局、決定力があるのはドルトムントであると思うので、しっかりと決めてしっかりと勝ってほしいなと思っています。

久しぶりのブンデスリーガ楽しみですね!!

バイエルンが負けたので、差を縮めるためにも絶対に勝って後半戦いいスタートを切りましょう!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また。

Heja BVB!!!


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