21/22シーズンドイツ・ブンデスリーガ第11節ライプツィッヒ対ドルトムント試合結果
Lemです。代表ウィークに入る前の一戦となった、今節ですが、なかなか厳しい展開、内容となりましたね。私は、この怪我人が多い中でよくやってくれたと思っています。結果的には、圧倒されて負けてしまいましたが、リーグ戦は長く、引きずらないことが大事だと思うので、代表ウィークを挟んで次のリーグ戦に期待したいです。
では、本編に行きましょう。
スタメン予想の答え合わせ
前回の投稿で予想したスタメンは次の通りです。
今節のスタメンは次のようになりました。
結果として、ライプツィヒが11人中10人、ドルトムントが11人中10人ということで、前回に比べるとかなり当たっていたので、よかったかなと思います。希望も込めてザガドゥ先発予想しましたが、やはりトップの試合1試合目で先発、しかも相手がライプツィヒだと厳しかったのかなと思います。怪我人が多く、特にサイドの選手の離脱が深刻ななか、左サイドは予想通り、パスラックではなく、アザールでしたね。
試合展開
前半の入りは、どちらもリズムが掴めずなかった印象。ライプツィヒはプレスは割とハマっていたが、セカンドボールが拾えず、奪ってもファールとなる場面が多かった。ドルトムントはなかなかパスが繋がらず、全体的に単調で、プレスも連動感がなく、重たい感じ。ライプツィヒの方が効果的であったが、両者に得点の匂いはなかった。
前半12分 ライプツィヒがミドルサードでボールを奪い、アダムスが前に運んで、エンクンクにスルーパス。シュートを打つも、コベルがセーブ。こぼれ球をショボスライがシュートも枠外。1回目の決定機となった。
前半16分 ライプツィヒは一度ボールを奪われるも素早い切り替えで再度取返し、エンクンクが運び、シュート。ポングラチッチにあたり、GKが弾いたボールにショボスライが詰めるもGKなんとかキャッチ。
前半28分 最終ラインのグバルディオルから、エンクンクに裏へのスルーパス。エンクンクがGKを冷静に躱して、ゴール。RBL 1-0 BVB
前半30分 べリンガム、ロイスがイエローカード。
前半35分 CKのこぼれ球をロイスが拾い、ブラントにパス。ブラントが中に切り込んで、ムニエにスルーパス。ムニエが中にボールを送り、べリンガムがシュートも、マレンにあたって決定機を逃す。ドルトムント1回目の決定機。
前半37分 ヴィツェル、イエローカード。
前半39分 アダムス、イエローカード。
前半は入りこそお互いリズムが掴めなかったが、10分を過ぎ、ライプツィヒが得点してからは終止ライプツィヒペースだった。
後半の入りは、前半とは違い、ドルトムントもかなり効果的な攻撃、特に裏への意識が見られ、得点の気配があった。
後半46分 ポングラチッチOUT→クナフIN 4-1-4-1のような形に。
後半49分 ハイダラのパスにエンクンクが落としてポウルセンにつながるも、ポウルセン空振り。決定機を逃す。
後半51分 ムニエのスルーパスにロイスが反応。落ち着いてゴール!!RBL 1-1 BVB
後半54分 ムニエ、イエローカード。
後半63分 エンクンクがルーレット、もう一度ルーレットし、タイミングをずらして、シュート。ポストに当たり、ゴールならず。
後半67分 エンクンクのクロスにポウルセンが合わせゴール。その前のサイドを変えるパスもポウルセン。RBL 2-1 BVB
後半70分 マレンOUT→ムココIN
後半72分 アンヘリ―ニョのクロスにミュキエレ、ヘディングシュート。ゴールネットを揺らすもオフサイドでノーゴール。
後半80分 ブラントOUT→ヘイ二エルIN
後半85分 ヴィツェルOUT→ザガドゥIN
後半86分 アザールのクロスにムココ。ムココが落としてべリンガムシュートもDFにブロックされる。
後半87分 ショボスライのプレーがダイブと判断され、イエローカード。
後半88分 ムココ、イエローカード。
後半の入りはドルトムントが得点し、流れを掴みかけるも、エンクンクのスーパーなプレイや、ドルトムントがなかなかフィニッシュまでいけないこともあり、掴みかけていた流れを失点でライプツィヒにもっていかれる。その後もライプツィヒには何度かチャンスを作られ、ドルトムントもいくつかチャンスは作ったが、連動性を欠いた守備、攻撃となってしまい。得点できず。試合終了。
RBL 2-1 BVB
Lem目線の選手採点
コベル 6.5
チームは負けてしまい、失点も2とチームの結果はよくないが、ボックス内でのセーブは目を見張るものがあり、パフォーマンスは悪くなかったが、ロングボールの質、カバー能力をグラーチと比べてしまうと、かなり、差があった印象。
アカンジ 5.5
スタッツ的には悪くないが、決定的なシーンで競り負けたり、走り負けたり、捕まえ切れなったりで、全体的にそつなくこなしていたが、決定的な場面は作らせてしまっていた印象。また、パスも全体的に悪くなかったが、チャンスにつながる可能性のあるシーンでパスミスをしてしまったり、カウンターを食らってしまうシーンでミスしたりと大事なところで精細を欠いた印象。
フンメルス 6.0
ライプツィヒのハイプレスに苦しんでいた印象。守備もあまりいい出来ではなかったが、後半、印象的なインターセプトやタックルをいくつか見せていた。
ポングラチッチ 5.0 前半のみの
ライプツィヒのハイプレスに苦しんだ印象。パスの質が低く、全体的に物足りない。完全移籍を目指しているような発言があったが、このままでは厳しいかと。
ムニエ 7.0
私は個人的に、今節ドルトムントで、1番よかったと思う。カバーリングも悪くなったし、走り負けしてなかった、空中戦も勝っていた。アシストも記録し、チャンスをいくつか創出していた。アシストとなったパスもタイミングがすごくよかった。
アザール 6.0
なれないポジションでなかなか良さを出せるシーンはなかったが、粘り強くプレーし、求められていたタスクはなんとかこなしていた印象。質の高いクロスも出せていた。
ヴィツェル 5.0 86分OUT
なかなか厳しかった印象。奪いきれず、勝ちきれない。パスも効果的に配給できなかった。
べリンガム 5.5
柔らかさやうまさは局面で見せていたが、効果的ではなかった。決定機に顔を出す嗅覚はさすが。軽率なプレーは改善すべき。
ブラント 6.0 82分OUT
アイデアはかなり良かったが、普段と比べるとなかなかパスがうまく通っていなかった。ライプツィヒのハイプレスにかなり苦しんでいた印象。
ロイス 7.0
今季なかなか決めきれない中、決定機を落ち着いて決めたのは見事。守備でもしっかりと相手の嫌がることをできていた印象。
マレン 4.5 71分OUT
前半のダブルタッチしか印象にない。オフサイドに気を付けるべき。
クナフ 5.5 46分IN
積極的に仕掛けていて、好印象。うまさは垣間見え、タフさも感じられた。
ムココ 6.0 71分IN
クロスボールをしっかりと落として、チャンスを創出した。短い時間で印象的なプレーができたことは好印象。
ヘイ二エル 採点なし 82分IN
出場時間が短いため採点なし。
ザガドゥ 採点なし 86分IN
出場時間が短いため採点なし。しかし、短い時間で、しっかりとインパクトを残せた印象。次の試合先発を期待したい。
総括
試合の内容としては、全体的にライプツィヒが上回っていたかなという印象。特にトランジションの局面、プレスの連動性という点では、ライプツィヒが圧倒しており、ライプツィヒはCLの試合のいい流れのまま試合に入れていたが、ドルトムントは疲れが残っており、全体的に重かった。
個人的に、この試合で最も差を感じたのは、フィールドプレーヤーという側面におけるGKの質。グラーチのカバーリング、ロングボールの質はかなり高かった。確かにライプツィヒはポウルセンのようなターゲットとなる選手がいて、多少雑なボールでも収めることができるが、それでもエンクンクにつながったパスやカウンターの起点となるパスは質があったからこそだと思う。そういう意味で、ドルトムントのGKコベルは今節、効果的な質の高いパスを出すことができていなかった。
最後にライプツィヒは強かった。試合予想でCBこの3枚できたら怖いなと思っていたらその通りの3枚で来て、やっぱり空中戦、地上戦どちらも強かった。エンクンクもちょっと手が付けられなかった。ただ、じゃあ次負けるかと聞かれれば負ける気は全くない。ライプツィヒが今シーズン今のところいい順位にいないのは、守備の隙があるところ。今節でも判断ミスやちょっとした技術的なミスはやっぱりあった。今節はライプツィヒが強かったが、ドルトムントとしても怪我人が多いことだけではなく、あまりパフォーマンス自体よくなかった。ライプツィヒも修正してくると思いますが、ドルトムントもベストメンバーでしっかりとホームで勝ちたいですね。
11節の結果について読んでいただきありがとうございました。本当はもっと早く投稿したかったのですが、諸事情でかなり遅くなってしまって、質も低いものとなってしまって反省しています。次の結果予想では、より質の高いものを作って行こうと思うので、長い目で見ていただけると嬉しいです。
次回の投稿は代表ウィークがあるので、試合予想ではなく、選手紹介DF編をやろうかと思っていましたが、Twitterでちょっと話題になっていたことについてイメージではなく、しっかり数字で知りたいなと思ったことがあるのでそれについて、しっかりと調べて共有して、読んでいただいた方の知識として蓄えてもらえるような内容を投稿したいと思います!!
最後まで本当に読んでいただきありがとうございました。では、また!
Heja BVB!!!
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