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基本の「き」になるヘッドセットとリモートワーク【仕事環境④】

仕事環境についての記事、更にお替わりです。流石に個数が多くなっているので、以前の仕事環境に関連する記事は、下の方の関連記事セクションにまとめたいと思います。

会社勤めをしていた際には、ヘッドセットとはご縁が全くありませんでした。かろうじて、イヤホンについては、やっすいものをボチボチ個人用に使っていましたが、マイクデバイスは、当時利用していたノートに付属していたものくらいしか持ち合わせはありませんでした。

ですが、今思うととってもラッキーだったことに、「リモートワーク実践前、且つ、リモートワーク憧れ期」に、リモートワークを取り入れている方の催しや勉強会でドンピシャなアドバイスを頂いていたのです。曰く、ヘッドセットの重要性はマジパネェと。なので、「すわ、リモート!」と切り替える際には、マイクとイヤホン付きのヘッドセットは、いの一番に調達したデバイスになります。

リモートワークの基本装備品≒ヘッドセット

「ヘッドセットはリモートワークにおけるライフライン的な重要性を帯びている」っぽいことを教えて貰いましたが、それはまさにでした。実際、リモートで作業してみると、まさにヘッドセットはリモートにおける基本装備品だなと痛感しました。

ビデオチャットをする際に、ヘッドセットなしで、例えばノートPCに付属のマイクやスピーカーを用いると、まず、スピーカーが相手の声も拾うことにより、こちらのマイクからは、自分の声だけでなく、相手の声も拾ってしまうという状態になってしまいます。それは逆も然りで、ノイズ込の音声が交錯し、大変聞き取りにくい状況になってしまうのです。

ヘッドセットをつけるだけで、「アラ不思議!」的に、このノイズ込のやり取りが霧散します。とてもクリアーに相手の声を聞き取ることができ、ビデオチャットをする際にはサッと装備するのが、もう習慣になっています。

これは相互に実践してこそだと思っていまして、自分だけがヘッドセットをつけていても、相手方がつけていない場合、効果は半減してしまいます。タイムラグ込で時々響いてくる自分の残念な声音が相手のスピーカーに拾われると、かなりの罰ゲーム感を味わえますので。。

ここでは、ビデオチャットでの打ち合わせをする際に注意している点を追加でまとめます。

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ビデオチャット時に注意していること

まず、ビデオチャットでは情報の欠落を大前提にするべきだと痛感しています。対面の場合は、詩的な表現なら「その息遣いや空気の揺らぎまで」とでも言えるような、膨大な情報が脳には刻一刻と送り込まれている、認識はありませんが、そうなのでしょう。

ところがビデオチャットだと、音声と固定されたカメラから見る映像だけです。これがもしもカメラが付いていないと音声だけになってしまい、さらに情報は減ってゆきます。

なので、最低ラインを担保するために、「①音声とカメラでの映像、両方を共有できるようにした方が良い」というのが1つ目の注意点です。(カメラ部分は伝えたい内容如何では、画面共有に置き換えるものと認識しつつ記載しています)

その上で、対面よりは思いの外情報が欠落してしまっていることを踏まえたやりとりが重要になると思っています。なので、「②意図的にゆっくり話す」「③具体的に話す」が続いての注意点になります。

実際、これを実現するために、1つ前の記事で取り上げたホワイトボードシステムを作りました。(1つ前の記事は、下の関連記事セクションにあげています)

私は短気・せっかちの権化ゆえに、そもそも早口になってしまいがちな人間だったので、外圧的にその早口に「強制待った!」をかけさせるため、「話すときは同時に手を動かし文字を書く」という解決方法を採用しました。「ゆっくり話そう!」と思っても、3分後には忘れてる自信があったので、「ゆったり話さざるを得ない」という状況に囲い込む対策を取りました。実感として、とても効果は大きかったです。

そして、ビデオチャット時に画面共有で表示している画面に直接描けるように作ったシステムなので、画面共有しながら、「ここです!」と、具体的な箇所をハイライトすることが可能になります。指示語はなるべく使わないようにはしていますが、このように視覚的に「ここ」が分かる状態ならば、その具体性は損なわれないと思っています。

以上3点、自分が考えている注意点をまとめてみました。リモートワークにおけるコミュニケーションの重要性はとても高く、対面コミュニケーションの延長でリモートワークのコミュニケーションを実施してしまうと齟齬が起きがちです。リモートワークでは、リモートワークならではのコミュニケーションスキルの向上がとても重要になってくると、強く感じています。

自分の具体的経験から、改善してきた結果を、この様に文章としてまとめることができたのも、リモートワークにシフトしてからの嬉しいポイントです。

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