好きな服を着る

わたしは昔から体型がぽっちゃりだ。いや、太っている。
今回休職した時に10kg痩せたが、体調が整うにつれて体重は増加し、今や完全にではないが、元に戻りつつある。
痩せていた時はどんな服もコンプレックスなく着れていたものが今は体型をなるべく拾わないもの、痩せて見える黒とか紺とか暗めの色を着るように心掛けている。

先日、姉とランチをした。姉もさすが姉妹、私よりぽっちゃりしている。
でもその日の服装は白いざっくり編み込みの入った厚手のセーターに明るいグリーンのニットパンツ。
太ってみえる洋服No.1のコーデと言ってもいいかもしれない。
でも、それが似合っててかわいいのだ。
確かに太ってみえる。でもそれ以上に似合っていてかわいい。本人もコーデに気に入ってる様子。
思わずかわいくて素敵だね。って褒めてしまう。

街中を見ても、意外とぽっちゃりさんが全身、白コーデなんていうのも珍しくない。
わたしはお尻が大きいから隠すようにすぐ長めの丈を選んでしまうのだが、そういったコーデの方達は短め丈の白ダウンなんて着ていたりする。
でも似合ってて素敵。

海外に行くと特に南国の現地の人はお腹がでっぷり出ていても気にせずおへそを出した服を堂々と着ていたりする。みんなお気に入りの服装を楽しんでいるように見える。誰が何と言おうと私は好きな服を着る！というオーラを感じる。
かっこいいな。と思っていた。

さすがにおへそは出さないけど、わたしも気にせずもっと好きな服を着てもいいのかも。と思った。いつも周りからどう見られているか気になっていたけど、自分が好きなコーデを堂々と着こなしていればそれなりに見えるのかもしれない。

この年齢になって周りなんて意外と気にしてないだろうし、そう見られてもあまり気にすることなんてないかな。って思ってきた。

自分の着たい服を着る。
自分のやりたいことをやる。
そんなことがこれから大切になってくる気がする。
人生とっくに折り返し地点。そろそろ思った通りに生きてもいいんじゃないかな。人生は有限だ。

ということで、今日は太ってみえるからと躊躇してクローゼットの奥にあったモコモコのアウターを着て外出してみた。

太ってみえる。
でも何だかいい感じ！
堂々と人前でも着ていこう！
もうつまらないわたしはやめだ！