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ソース漬けサバカツ ランソンのロゼシャンパン

昨日に続き、デパ地下ショッピングで惣菜を購入し、ワインに合わせていく。
デパ地下で買い物かごに、春告魚にしんの甘酢漬け菜の花和え、アオリイカのやわらか煮を入れた後に、目に飛び込んできたのは、
『サバカツ』
店頭に並んだサバカツから、ソースがカツの衣にたっぷりと染み込んでいることが伝わってくる。
ソースを塗ったというよりは、ジャブンとソースのプールに浸けたような外観だ。
注文後、オシャレな紙パッケージに包まれて手渡される。

サバカツのパッケージ

このサバカツを作るのは1963年創業の大川水産。千葉県浦安市千鳥に拠点をおく塩干物を中心水産物製造小売を手掛ける会社だ。
塩干物を約60年作り続けている会社だ。魚への塩や味漬け加減を熟知しているだろう。
見た目はBQグルメ、温めるとソースの良い香りが広がる。見た目からは衣の中にサバが入っているとは想像つかないだろう。
ソースの強さにサバが負けてしまうのではと思いきや、揚げられて旨味が凝縮し、脂も豊かでリッチな風味の魚肉に、強めのソースがしっかりとバランス。

サバカツに合わせたのは、ランソンのロゼシャンパン。

ランソン ロゼラベル ブリュット ロゼ

ランソン ロゼラベル ブリュット ロゼ, 5,225円
Lanson, Rose Label, Brut Rose, Champagne, France, 12.5%
イーストやパンの香りが強くトップに、明るいチェリー、チェリーリキュール、微かに漢方系のスパイスやハーバルなニュアンス。
厚みのあるチェリー系の果実味のアタック、こぎみよい酸味、外観の泡のソフトな印象に比べると泡の刺激がしっかり、タンニンがしっとり舌に残りゆったりと長めの余韻に繋がる。

さて、サバカツにランソンのロゼシャンパンを合わせる。

サバカツとランソンロゼ

甘辛ダレは醤油 (ほのかに味噌を思わせるニュアンスも) がしっかりとワインにつながる起点となり、揚げられて旨味が凝縮した鯖は甘辛ダレにも負けない力強い味わい。甘辛ダレと鯖の旨味が一体となる中に、ワインの爽やかな果実味、こぎみよい酸味、しっとりとしたタンニンにより、口内はパーフェクトな状態に。相性: ★★★★☆

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