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エビかつバーガー カジュアルでコストパフォーマンスに優れるスプマンテ

週末に妹夫婦の家でのホームパーティ。料理の準備をしながら、とんかつまい泉のミニエビかつバーガーを。私が持ち込んだカジュアルなスプマンテから始める。

ワインの産地はイタリアの北東部フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州。北はスイスに、東はスロベニアに、南はアドリア海に接し、自然派ワインづくりも活発な州だ。今回のワインはシャルドネ品種とピノ・グリージョ品種半々のブレンドで、シャルマ方式で造られるスパークリングワイン。シャルマ方式は一次発酵を経て造られたワインをステンレスタンクでまとめて二次発酵させるもの。ワインを一本一本、瓶に詰めて瓶内で二次発酵させるシャンパーニュ方式よりもシャルマ方式は手間を大幅に減らせる。カジュアルでお買い得なワインも多く普段飲みにおススメだ。

コッラヴィーニ イル・グリージョ, スプマンテ ブリュット, イタリア, フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア, 11.5%, 2,297円
Collavini, Il Grigio Spumante Brut

シャルドネ50%、ピノ・グリージョ50%。シャルマ方式。
香りにはピノ・グリージョらしい青リンゴ、洋梨の陽気な果実香、ほのかに干しワラの若干ニュアンスが心地よいスパイシーなアクセント。
風味にはみずみずしい果実味、酸味は中庸でアプローチャブル、余韻までフレッシュ、シンプル、ストレートな果実味。カジュアルでコストパフォーマンスに優れた一本。
エビかつバーガーに。ワインの果実味が口内の余韻に入ることで海老の旨味、磯の香りがふわりと浮き上がる。温かくないバーガーなんかともカジュアルなスプマンテの相性は非常に良い。エビでなくとも、肉のバーガーでも陽気な果実味がしっかりと寄り添いそう。
相性: ★★★★☆

ちくわにも合わせてみる。ワインの泡の心地よい刺激が魚の旨味に心地よく寄り添う。相性: ★★★☆☆
ちくわをチーズフォンデュにして。チーズのクリーミーでコクのある味わいによりちくわとおワインの繋がりがさらに良くなる。ちくわのような気取らない惣菜にもピッタリのワインだ。相性: ★★★☆☆

陽気な果実味にスルスルと飲み心地よく、気付くといつの間にかボトルが空いていた。

生ハムとクリームチーズをカキに乗せたアペタイザーとも相性良し。カジュアルなホームパーティなどにもピッタリの一本だ。

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