ディスカッションについて書きます

ディベートの講座が一段落したので、ディスカッションに移ります。ディベートの実際の試合のやり方も書いてみようと思ったのですが、なにせ実際に立論や反論を考えるとなると時間がかかるので、準備している間にディスカッションの解説さを挟もうかと。

また、先日ディベートの代案についてお話ししたとき「実際の生活では代案を出したほうが良いのではないか」というご意見をいただきました。そこで色々考えて、実生活ではそもそもディベート的シチュエーションは非常に限られており、ディスカッションの考え方の方が使われる場面が多いよなーという結論に至りました。

アカデミックディベートは、アメリカの司法裁判のスタイルをモデルにしています。実際の生活でのディベート的なシーンといえば、選挙か裁判くらいなものです。ちょっと非日常的ですね。一方ディスカッションは「話し合い」「会議」のスタイルなので、会社での企画会議とか、友人とのサークル運営など、ちょっとした場でもその論理を生かすことができると思います。

ディスカッションを先に解説すればよかった……というのはまさに後悔先に立たずですね。ディベート難しかったわーという方も、ディスカッションのほうが一つ一つの議論を丁寧に細かく行いますので、合わせてお読みいただくとディベートの理解も進むのではないかと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

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