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瞑想や気功に深く入った実体験―危険です

新宿キリスト教会の望美さんのお証

私が瞑想運動を始めたのは20歳の時で、10年間続けていました。
始めた頃から夜中に悪霊が現れるようになりました。
具体的には、沢山の腕が現れて布団に引きずり込まれたり、夜中に悪霊が家の中を歩き回っていたり、爪が食い込むほどの力で手を握りしめられたり等、書き出したらきりが無いほどです。
何度か顔も見ましたが、鋭いビー玉のような目で、凍り付くほど恐ろしい目をしています。

幼い時からカトリック教会に通い、カトリック大学の神学部も卒業し、カトリック信者だったのですが、権威ある神父(正確には助祭と呼ばれる)方が「気功の気というのはいわゆる聖霊のことなのだ」と言っていたため、疑うこともありませんでした。気功の『気』を受けているといい気持ちになり、次々と奇跡のように病が癒されます。

また亡くなった魂が『気』を受けている人の口から出てきて、最初は恨みごとを言っているのですが『気を受けて楽になった。許せるようになった。これで光の方に行ける』と言って消えていきます。サタンのことなど、カトリックでほとんど聞いたこともありませんから「神様は愛の方だから、イエス様を知らない人にもとうとう聖霊が働かれて、天国に行けるようになったんだ」と本気で思っていました。自分が偶像崇拝してるなどとは夢にも思わず、あくまでキリストの光を受けている気でいたのです。正しく福音を知らないことは本当におそろしいです。

5年ほど経ったころ、私の口からも悪霊が話をするようになりました。体が勝手に動いたり、暴れたりと色々な症状が出ましたが『魂の暗闇の部分に光が届いて、それが表に現れるようになったのだ、良い傾向だ』と言われて信じていました。

瞑想運動の現場には沢山の人々が居ました。当時の私は孤独であった為に、そこに行けば人々と交わることができ、指導者達に優しく接してもらえた為に居心地が良く、また実際に『気』を受けると気持ちが良かった為、ますますそこから離れられなくなっていました。孤独感は癒されましたが、まさに「快楽を与えながら魂を深く掌握するサタンの策略」である事に目が開かれたのは、随分後の事でした。サタンの与える偽りの癒しに騙されて、瞑想運動から離れられない人は、なんと多い事でしょうか。

相変わらずひどい状態のまま3年が過ぎたころ、福音に出会いました。

牧師の話は聞いたり聞かなかったりでしたが、1年半ほど経った頃「サタンさえ光の御使いに変装するのです」Ⅱコリ11:14というみことばを聞いたとき、突然すべてを悟りました。私が受けている気(光)はサタンの仕業だったのだ。また世界各地に出現する「聖母マリア」もすべてサタンだったのだ、と。

すぐに瞑想運動から離れることができました。カトリックからも出る決意ができました。福音はあるとき突然、強烈に働くものだということを身をもって体験しました。

キリストを受け入れ、福音を聴き続けて5年ほど経ちますが、今は、というと、相変わらず悪霊は夜間非常な勢いをもって現れます。家じゅうが水浸しになっていたり、部屋が地震のように揺れることもしょっちゅうです。本当に私に死んでくれと言わんばかりに刃物を持って、死に物狂いで追いかけられたりもします。

問題は何でしょうか。悪霊に襲われることではありません。私が夜間、その瞬間、キリストを思い出すことができないことだと思います。あまりに長く、あまりに深く悪霊と疎通してしまったために、私の潜在意識、無意識にまで福音が刻印されていないのです。私の実感では『火山灰が降りつもるように』何億もの悪霊が私を出入りしていたように思います。

ですから本当に、24時集中が必要です。寝ている間にも霊的戦いができるほど、起きている間も福音に集中していなければなりません。これは大きな恵みなのです。

今後、私のような人はどんどん増えることでしょう。『神はいのちを救うために、あなたがたより先に、私を遣わしてくださったのです』創世記45:5 というみことばをかたく握って、悪霊と深く交わり苦しむ人々と共に、霊的戦いに勝利していきたいと願いながら、今日も私の内の「空いたところ」に、福音の光が届くよう、主に祈ります。

ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*)献金は新宿キリスト教会を通して一度も福音を聞いた事のない99%の方々に福音を伝え、7000専門指導者を探し、逃れの町の教会を立て、レムナントを育てる働きに用いさせて頂きます。アブラハムの祝福があなたに臨みますように。