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エロ同人に学ぶお金を稼ぐことの難しさ

ペルソナ5というゲームをご存知でしょうか?ペルソナ5を詳しく解説することはしませんが、簡単に言うと超大ヒットRPGです。私はペルソナ5の大ファンで、プロフィール画像はペルソナ5のキャラクターです。

唐突ですが、ペルソナ5のエロ同人誌を見る機会がありました。普通なら「ハァハァ」で終わるんですが、副業という点において考えさせられることがありました

儲けるための条件

私は副業でアプリ開発をしています。全く稼げていないので、副業というのはおこがましいんですが。

アプリ開発をする上で、儲けるためにどういう要素が必要かということが少しわかってきました。

具体的にいうとこんな感じです。

  • 質が高い

  • ユーザーの課題を解決している

  • ユーザーが自然に見つけられる

「質が高い」は気合いでなんとかすればいいので、とりあえず無視します。

大事なことはどんなアプリを作るかということです。要は企画・設計ですね。ここを誤ると見向きもされません。これは経験済みです(笑)

この企画・設計が難しいんです...普通に思いつくものはだいたいアプリ化されています。カレンダーとか体重管理とかですね。そのため、独創的で実用的なアイディアを捻り出す必要があります。

それができたら苦労しないんですが

エロ同人

同人誌とはゲーム・アニメのキャラクターや設定を使って書いた漫画のことです。二次創作とも言われています。

エロ同人とはそのままの意味でエロい二次創作です。つまり、キャラクターにあんなことやこんなことをさせます。

冒頭で書いた私が見たペルソナ5のエロ同人は電子版でした。コンテンツは違うものの、販売形態はアプリ開発と同じです。

そこで私はあることに気付きます。エロ同人はアプリ開発の儲ける条件を満たしているということに。

エロ同人の可能性

エロ同人は有名作品を元に制作されています。そのため、検索されることは容易であり「ユーザーが自然に見つけられる」という条件は自動的に満たしています。

それと同時に、有名作品のエロを求めている人はごまんといます。そもそも、性欲は人間の根源的な欲求であるため需要がなくなることはありません。したがって「ユーザーの課題を解決している」という条件も満たしています。

最後は「質が高い」という条件です。エロ同人は二次創作であるため、キャラクターや設定はそのまま流用します。世間から高評価を受けた状況を使用するため、企画・設計は問題ないでしょう。

残された課題は画力とシナリオでしょうか。このようにエロ同人はアプリ開発で儲けるための条件をほぼ満たしていることがわかります。売るための努力はあまりする必要がなく、クオリティの高い作品を作ればいいということになります。

これは言っておきたいのですが、私はエロ同人作家の人を蔑むつもりはありません。

満足される漫画を描くということはとてつもなく大変なことだと思います。その領域にたどり着くのにどれだけの時間がかかったか...同じクリエイターとして尊敬しています。そして、エロ同人で稼ぐことはすごく大変だとも思っています。アプリ開発で稼げない私より遥かに偉大

これだけは理解しておいてください

余談ですが、ペルソナ5では体育教師が女子生徒に猥褻行為を働くという展開があります。もちろんゲーム中では性的な描写はありません。

私の見たペルソナ5のエロ同人はこの部分を描写したものでした。つまり、シナリオもほぼ不要です。だいたいこんな感じかって想像できますし。

逆にいうと、読者が求めている想像に合致するものを描く必要がありますが。あと題材を選ぶ目の付け所が素晴らしいなとも感じますね

葛藤

アプリ開発で儲けるために1番確実な方法はパクりアプリを作ることだと言われています。人気のアプリをパクって、少し改善するといいみたいです。

たしかに、儲けるための条件は全て満たしています。必要なのはパクるためのプログラミング能力だけです。

しかし、倫理的には完全にアウトです。私は真っ当に生きたいのでやりたくありません。「そんなあまちゃんだから稼げないんだよ」という声が聞こえてきそうですね。それなら私は一生あまちゃんでいいです。

ここから先は私の想像です。

エロ同人も似たようなものではないかと思いました。中には本当にエロ同人が描きたくて描いている人もいると思います。

しかし、本当は自分のオリジナルの作品を描きたいと思うのがクリエイターの性ではないでしょうか?画力のある人は、まずはワンピースや鬼滅の刃を生み出したいと思うのが一般的だと思います。

私も自分の考えたアプリを多くの人に使ってもらいたいと思います。でも、それってとても難しいことです。不可能ではないでしょうが、実現できるのは一握りの天才だけです。

そこで、仕方なくエロ同人を描いている人もいるのではと思ったりしました。前述のように、エロ同人は副業に最適な分野だからです。それが悪いとは思いません。どうするかは人の勝手ですしね。

お金を稼ぐというのは難しいことであり、そのためには何かを犠牲にする必要があるのではと思いました。こういう葛藤はアプリ開発だけでなく、色々な人にあるんだと気付きました。

ブログも似たようなもんかと思います。書きたいことを書いても儲かりません。noteもそうかもしれませんね。

不労所得を生み出すためには、この葛藤を乗り越えることが必要なのかもしれません

まとめ

儲けるためには割り切りが必要な気がしてきました。そもそも仕事ってそういうもんですしね。

あとこうやって記事に書いてみると考えが深まったように思います。アウトプットすることは大切です。

「お前の努力が足りないだけ」みたいな死体蹴りはやめてくださいね。私は別に自分の不出来を状況のせいにするつもりはありません。

繰り返しになりますが、エロ同人を悪く言うつもりは一切ありません。それはご理解ください。リスペクトしております。

エロ同人作家の皆さん、これからもご活躍をお祈りしております。

それでは

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