韓国の合理的なIT活用

少し前に韓国で出産した。
子どもが産まれたことで、やっと韓国社会と接点が少し生じた気がする。
子どもが産まれたら、否が応でも、病院行ったり、保育園行ったりしなきゃならないので。
(社会との接点のハードルが低すぎですか?笑)

子どもがいなかったら、私はずっとパソコンに張り付いて、日本の職場とバーチャルで繋がり、その引きこもり生活にそこそこ満足していたと思われる。

ところで、出産してからさらに、韓国ってIT活用先進国だなと実感(日本が遅れてるだけかもだけど)。

まず、保育園の申請はインターネットで簡単にできる。アプリもあり、申し込んだ保育園の待機人数と自分がその中で何番目かをリアルタイムで知ることができる。
(毎日、変動するのでドキドキだ)

予防接種の記録もデータベース化され、
すべての病院で、「Aくんは、2019年9月に○○と○○の予防接種をしたのね」ということがわかるようになっている。 

他にも、公的な書類(戸籍謄本のようなもの)を、インターネットを使って自宅でダウンロードできたり、学校の成績表はネット経由で閲覧したりと、とにかくIT活用による省力化が進んでいる。

韓国映画なんかを観ていたせいか、韓国って「情の国」というイメージを抱いていたが、既存のやり方を捨てて新しいものを導入するその性質を見ていると、実は「合理の国」なのかもと、最近良く思う。

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