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あるアプリで見て思った事。


某SNSのハッシュタグを見て昔の事を
思い出したので、つらつら書いていきます。
不快に思われた方はそっ閉じしていただけると
助かります。
そして、あれから彼氏(S)とは色々あって
別れました。
そこも含めて書いていきます。


まず死にたいって本気で思って、
自殺を考えたのは中学三年生の春頃だった。

確かひな祭りの日とかだった気がする。

何で本気で自殺を考えたのかは
今となっては覚えてないけど、
嫌な事が立て続けに重なった事は覚えてる。

それで本能的に死にたいと感じたんだと思う。
泣きそうになるのを堪えて家帰って
遺書を書いた記憶がある。
(それを見た母親には諭されたが。)

ただその頃は死ぬ勇気も生きる気力も無かったから
いつも通りに生活した。

そこから辛い事や苦しい事があったら
"死にたい" って言葉を連呼してた。
何度も苦しい事や辛い事があったら
死にたいって言う言葉を何度も口にしていた。

その時はラクだった。一種の自分の中のセーブだと
自分の中での歯止めだと思えていたから。
死にたい感情は常に私の周りに漂っていて、
実行はしないけど言葉にした分、少しだけ鬱憤が
晴れたから。

ただ、それから数年経って専門学校に入った時に
当時付き合っていた彼氏(=S)とその元彼の人格、
今思うと元彼は多重人格だと思うけど、
その人格の一人に死にたいって言うと
殺されかけた。

殺されかけるなんて事あるのか…?なんて
思ったりもしたけど、事実殺されかけた。

今でもその場面をはっきりと思い出せる。
数年たった今でもハッキリと。
ハサミを持って刃物をこっちに向けて
壁側に追い詰めて顔の横の壁に突き立てられた
2019年7月上旬の出来事。

私が元彼に
『苦しい思いしてるから死にたい』
『私なんて生きてる価値が無い。』
等の
中学時代の時と同じようなネガティブ発言を
何度も繰り返していた時に、
いつの間にか元彼の人格が出てきて、
ハサミを持ってこう言われた。

『そんなに死を望むのなら今ここで
殺してやっても構わないんだぞ?』


正直言うとどうにでもなれって思ってたけど
やっぱり心の底では死にたくはなかった。

凄く泣いた。凄く怖かった。凄く震えた。

それから私は死にたいと言う言葉が
言えなくなった。
言うと殺されると思って。
それに、凄く悲しかったのもある。
本音を言うと、ただ聞いてほしかったし、
寄り添って欲しかった。

私にとって死にたいって言葉が言えなくなったのは
心の余裕が一つ無くなった事。

そして、元彼と付き合ってた期間死にたいって
苦しい、辛いと思ったらその言葉を飲み込んで
笑顔を繕ってた。

『苦しい』
『辛い』
『死にたい』
『生きてる価値が私には分からない』etc.

これらを全て飲み込んでずっと元彼に対して
笑顔を取り繕っていた。

本当に限界の時は死にたいって言ってたけど、
人格が嫌な顔をしていたらしい。
それを聞いて本当に心が張り裂けそうになった。
ある意味自業自得だろうけど。
分かってほしかった。まぁ、そんな事を
思ったって付き合った当初から期待なんて
してなかったけど。

『辛い時に死にたいって言えないなら
何を言えば良いの?それで何なら満足
出来るの?』


何度もそう思った。

これが決定打とまではいかないけど別れる原因の
一つになった。そしてまた別の理由で別れる前に
元彼の人格に私が "死にたい" って
言ってはいけない理由を電話で聞いた事がある。

『死んでほしくなかったから』

そう言われた。

『私より、私達より歳下の人達が悩みに
悩んで苦しんで誰にも相談出来ずに
死を選んでるって言うのに!?』
『どうして私を生かしたの!?あの時
私の事殺してくれれば良かったじゃん!!
何で生かしたのこんな奴!!』
『私が死にたいって言ってたのは自分の
気持ちを抑える為!!本当に実行なんて
する訳ない!!』

思ってる事、正確には思ってた事全部
元彼の人格にぶつけた。
そしたら静かに泣かれた。
泣きたいのはこっちだよって思った。

そしてもう一つ嫌な記憶として中学3年生の時に
もう今は縁を切った友達に
『ダウン症みたいな顔だね!笑』
って笑われた。

私はそれを聞いて一瞬固まった。
その時は笑って誤魔化したりしたが
同時にその言葉は私の一生の呪いになった。
五年以上経った今でも言葉の呪いとして私の
頭にこびりついている。

私は指定難病に登録されている心臓病を持って
生まれてきて、視力も悪くオマケに発達障害。

自分の生きる価値が本当に分からずに成長した。
当時は本当に自分の生きる価値が分からなかった。

それなのに、縁を切った友人に容姿を貶され、
元彼の人格に殺されかけて、
本当に心が痛かったし、私の人生何なんだろうとも
考えた。

他にも元彼に対する不満や不安が三年間も続き、
元彼に対する気持ちが限界になった時に
通っていた専門学校を卒業した。
と同時に元彼とも距離的に離れた。

それが大きな転機になった。

社会人になり、職場での出来事や出会いがあり
私の思考は段々と変わっていった。

ポジティブな方向に考えられる事が増えてきた。

こんな私でも生きてていいんだ。
と思えるようになれた。

それはある人と出会ったから。
それが今の彼氏。

今の彼氏に出会わなかったら、
昔の自分を否定して受け入れる事が出来ず、
ずっと自己肯定感が下がったまま、
元彼と付き合ったままずるずると心が壊れて
死を選んでいたと思う。
今の彼氏には本当に感謝しかない。
ありがとう。

この話の他にも、専門学校で知り合った
元友人にされた出来事の辛い思い出が
沢山あったりして苦しかったが、
今はそれをゆっくりと克服しつつあると
思っている。うん。思いたい。

たまに思い出しては少し苦しい思いをしてるけど。
特に、専門学校で知り合った元友人にされた事は
一生忘れられない心の傷を負う事になった。

だけど、環境と人が変われば自分が変われるんだと
素直に思う。

昔は思い出しただけでも過呼吸気味になり
自暴自棄になる日や死にたい衝動に駆られる日が
続いていたが、約一年前からようやく
落ち着いてきた。

未だにその元友達関連の場所に行ったり、
エピソードを聞く度に思い出し苦しくなる事が
あったりするけど、最近は思い出す事も
減ってきた。と言うかだいぶ減ってきた。
自分から思い出す事も少なくなってきた。
ただ、まだとある場所二箇所には本能的に
避けるようになったし、行けなくなった。

この背景には今の彼氏と大好きな親友、
それにネットの友達が私を支えてくれたって
言う大きな出来事がある。

私の考えを改めさせてくれた出来事が
去年から今年にかけて起きていたのと
冒頭にも書いたように某SNSでのタグで
思い出したので書かせてもらいました。

最後まで見て下さりありがとうございます。
この調子で不定期ですが実話を投稿させて
いただきます。
よろしくお願いします。
ではまたどこかの実話で。

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