インスタでの建築投稿における‟夜景“に関する考察

論文のようなタイトルを書いてみましたが、そんなに重いものではないので、今回もサクッと書いてみて、皆さんに知見を共有したいと思います。

アーキテクチャーフォトでは、インスタグラムに投稿をしていて、今、2.6万を越えるくらいのフォローを頂くようになりました。余談ですが、インスタには、住宅系のクライアント層が数多く存在していることは3年くらい前から確認しているので、フォトネットに投稿くださる作品の中でも、このクライアント層にリーチするような写真のセレクトやタグ付けを意識して発信を行ってきました(加えて言うと、同時に海外層にもリーチするように意図して文字情報やタグを組んでいます。これはこれで、功を奏していて今、30%は海外アカウントがフォローしてくれています)。

インスタアカウントは、フェイスブックページと連携するとプロフェッショナルアカウントと呼ばれるものに変わって、アクセス解析等が閲覧できるようになります。そこでは、どれくらいのアカウントにリーチしたか、ブックマークに保存されたか、いいねされたか、を見ることができます。

ぼくは、如何にリーチされたかを反響度の指標に見ていて、ブックマーク数を深く突き刺さったかの指標としてみて、その建築作品や写真のセレクト、順番との関連性を分析してきました。

そうやって長らく観察を続けていると、そのリアクションの傾向が見えてきます(もちろんこれは時代によって移り変わるものであると思います)。

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