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#建築 まとめマガジン

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2019年5月の記事一覧

「デコン」時代の残り香をたずねる(その③:オハイオ州立大学建築学科+α)

「デコン(脱構築)」建築がなぜか数多くひしめく、オハイオ州の2都市(シンシナティ、コロンバス)の見学記。ここまでは、ムーブメントの牽引者であったザハ・ハディドとピーター・アイゼンマンの実現作について書いてきた。 「デコン建築巡り」という趣旨からは脱線してしまうのだけど、本記事では、通りがかりに訪れ、軽くショックを受けてしまった建物を紹介したい。何かというと、オハイオ州立大学の建築学科である。 ー オハイオ州立大学建築学科棟大学で6年間も建築学科に在籍した身としては、他大

建築家・菅原大輔さんが設計し運営も手掛ける調布の「FUJIMI LOUNGE」のレポート

建築家菅原大輔さんが設計し運営も手掛ける調布の「FUJIMI LOUNGE」を訪問しました。菅原さんの設計事務所が入居するビルの1階に開設されました。もちろん設計は菅原さん。 この施設は”地域のヒトとブンカをつなぐ「まちのリビング+カフェ」”と説明されています。 細長くパースの効く空間に書棚やカウンターを機能的に配置しかつ伸びやかな空間が実現しています。流石。 上記写真の奥に、カウンタースペースと厨房。手前は菅原事務所の蔵書からセレクトされた建築・デザイン・アートの

篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」、写真レポート

篠崎弘之建築設計事務所が設計した、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」を写真レポートします。 篠崎さんは、京都工芸繊維大学卒業後、東京藝術大学に進学。伊東豊雄建築設計事務所を経て自身の事務所を開設した建築家です(伊東事務所時代は「ぐりんぐりん」等を担当されていたと記憶しています)。 (前面道路より見る) (前面道路より見る) (正面より見る。) (敷地内通路から見上げる。) (共用部分) 敷地内に、ヴォリュームを2つに分割しレベル差をつけて配置、ヴォリュームの間