文体模写をしてみようかな
いつもありがとうございます。Halです。
タイトルの通りですが、文体模写をnoteでやってみようかなと思っています。文体模写というのは、簡単に言えば「他人の書く文章のスタイルをまねて書く」というものです(「文体模倣」と呼ぶこともある)。つまり、文体模写の目指すものは、文章を読み終えた後に「え! これって○○さんが書いたんじゃないの!?」という反応が来ること、と言えば、もう少し分かりやすいでしょうか。
文体模写の代表作品といえば、『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社)です。私も出版直後に書店で購入して読みましたが、とても面白い作品でした。「文豪」といっても、実際には現代のミュージシャンやエッセイストの文体も模倣されています。いずれも特徴がはっきりと出ていて、これぞ文体模写、という一冊になっています。
この『もし文豪たちが~』が出版されたのは2017年ですが、私はもう少し前から文体模写のようなものをやっていました。以前もこのnoteに書きましたが、高校三年生のとき(2012年度)に私は現代文の先生から作文を書くよう命じられていたのです。ただ、毎日作文を書くとなると、どうしてもやはり飽きてくるものです。そこで、ある時は芥川龍之介の小説のような書き方をしてみたり(これは今も私の文章に多少影響が残っている)、教科書に出ていた文章を真似してみたり。そこで、文体模写(という言葉こそ知りませんでしたが)に目覚めたわけです。
その文体模写という趣味を活かしてみようかな、というのが今回の目論見です。それも、勝手に文体模写しようと思っています。いちいち許可なんて取っていたら、書けるものも書けなくなってしまいますからね。noteという全世界に対して発信されている文章ですから、多少模写しても怒られることはないでしょう。
時折、文体模写を謳っている文章の中には、過去に実際に書かれた文そのものを切り貼りして文章化しているものも見られますが、私の文体模写ではそれはやめておきます。著作権がどうだ、などという指摘を受けてしまいかねない行為は、大学で法律をかじった身としては不甲斐ないので……。
もちろん、どなたの文体を模写したかははっきりと明記するようにします。基本的にはフォロワーさんを対象にしようと思っていますが、この投稿に「スキ」してくれた方、確実に模写させていただきます。
さて、乞うご期待。
(文字数:1000字)
……決して無駄にはしません……! だから、だから……!