線形代数学入門を見て感じた行列のキモチ
2日間かけてこの ヨビノリ動画23本
を見て、なんとなーく「行列のキモチ」がわかった気がする。
せっかくなので、文章にまとめてみる。
線形代数学とは、事象のモデル(の一種)n元連立1次方程式の解き方を考える学問。解く事で事象を理解するのが目的。
行列は元々は方程式を解くためのツール。方程式(つまり事象モデル)を別の形で表したもの。行列を『数』としてとらえ、その性質(階数、行列式、単位行列、逆行列、固有値と固有ベクトル、対角化行列…)を調べることは、事象の性質を調べることになるうえ、ツールとしてもより便利になる。
さらに、行列という『数』をルールに則って拡張する事で、『こことは異なる事象』の性質を調べることもできるようになる。
ベクトル空間がその一例。
個々の性質や拡張は、矛盾が起きないようにするため複雑になりがちだが、この世界をさらにはここではない世界を知るという、とてもワクワクする行為のため。
多分、数学(科学)全てがそのためのモノなんだろうけど。ひとまず行列が、どのようにそのワクワクに繋がるのかのキモチはわかった気がします。
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