【workshop】 コプティック装のノートをつくろう | 『週末でつくる紙文具』 ワークショップ at TEGAMISHA BOOKSTORE
— 製本ワークショップのご案内 —
2024年12月22日、東京・西調布の「TEGAMISHA BOOKSTORE」にて製本ワークショップを開催します。手紙社が運営するこの書店は、読みたい本が見つかりすぎて困ってしまう、わたしの積読のみなもとです。素敵な本たちの傍らで、製本時間を。紙と紙を針と糸でつなぎ、ノートをつくりましょう。
item
今回つくるのは「コプティック装のノート」です。糊を使わず、糸だけで表紙と本文をつなぐ様式で、2世紀頃のコプトの人々(古代エジプトのキリスト教徒)から伝わるものだとか。コプティック装をつくるたび、本(冊子)の形がいかに古くから培われてきたか、その歴史を垣間見る思いです。
specification
背表紙がないため、かがった糸がそのまま見えるのがポイント。真っ直ぐな針と弓状の針、2種類の針を使い分けながらかがります。背に現れる糸がチェーンステッチのような模様を描くのですが、製本好きには、このあたりがたまらんです。デザイン的なアクセントにもなるので、少し太めの、カラーバリエーション豊富な麻糸を選びました。
本文は、たっぷり112ページ。7つの折丁を連ねてつくります。用紙の選び方と重ね方で、こんなふうにシマシマにすることもできますよ。
使い勝手のいいA5サイズ。右開きでも、左開きでも、お好みで。背を糊で固めないので、ぺたーんと180度どころか、ぐるり360度開きます。糸だけで綴じるからこその、やわらかな感触が特徴です。
material
表材は、店頭にずらりと並ぶ手紙社オリジナルペーパー。350種類以上(!)からお好きなものをお選びいただき、厚さ2ミリの板紙をくるんで表紙にします。裏表紙には風合い豊かな「里紙」を合わせて、落ち着いたトーンに。
本文用紙も数種類ご用意します。手紙社さんが特別にそろえた、味わいのある紙ばかり。表紙、裏表紙、糸、本文を自由に組み合わせて、オリジナルの一冊に仕上げましょう。
フルフラットに開いて書き心地がいいので、旅ノートやレシピ帳に、あるいはスクラップブックやアルバムとしても。一点ものだから、クリスマスプレゼントにも喜ばれそう。もちろん、自分へのプレゼントにも。
手仕事をすると、不思議と心が凪いでくるものです。紙のぬくもりに触れながらだと、ことのほかあったかい気持ちになるような。2024年の締めくくりに、一緒に穏やかな時間を過ごしませんか?
● 詳細およびお申し込みは、手紙社さんのオフィシャルサイトにて。
* お申し込みは11月27日の18:00スタートです。
* 前回受講された方は11月25日12:00よりスタートです。