企業のSNS公式アカウントのトーン&マナー?

企業のSNS公式アカウント運用が増えています。SNSの運用を担当される方は、ネットに明るいからとか、部署としてやるべきだからと、必ずしもリスクに関して知見が深くない場合もあるようです。

某地方放送局の公式Twitterが、特定政党を誹謗中傷したことに批判が集まっています。

個人の発信とは異なり、企業のSNS公式アカウントは会社の顔ですので、そこで発信されたものは会社としての見解となります。従って他者を攻撃するような内容は、炎上するしないにかかわらず控えるべきことは明白です。

しかしながら、商品の宣伝ばかりだったり、話題に乏しかったりすることでフォロワーや閲覧数が伸びず、有名公式アカウントのようにエッジが効いた投稿をしたくなる気持ちもわからないでもありません。今回のケースがそれにあたるかはわかりませんが、担当者ひとりの判断で誰のチェックも受けずに発信できる状態にするのは危険でしょう。(もしダブルチェックした上で発信されたのであれば、チェックが機能していません)

あるいは誤爆かもしれません。それも含めて炎上を予防するならば、承認機能がある投稿管理ツールを導入するのが良いでしょう。

また、公式アカウントの運用ポリシーを定め、どのような内容をどんな目的で発信するのか、言葉遣いやキャラクター性をどう持たせるのか、発信してはいけない内容など、客観性を持った運用ガイドラインを定める必要があるでしょう。

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