#15「ぜひ紹介したいお店があるんだ」循環型オーガニック農業/のはら農研塾
九州自動車道走っていると、自然の質が一段と高まるのを感じる場所があります。
雄大な自然が残る阿蘇の麓に、一面ビニールハウスが広がっている場所、火の国熊本です。
九州に来たのも熊本をもっと知りたい想いもあったし、何よりものはら農研塾の「野原さん家族」に会いたいからという想いがありました。
おススメするポイント
1,捨てられるモノに命を
2,ホンモノにしか出せない
3,これからの日本
「捨てられるモノに命を」
野原さんはゴミの最終処分場を営む家族の元に生まれ、社会の不要になったものと向き合ってきたからこそ、それを何とかして活かすことができないか?と本気で向きあってきたんだと思います。
その為、肥しにも一手間も二手間も捨てられるモノを再利用して、新しいモノを作っています。
事務所や作業場、倉庫だって、どこかで不要になったものを再利用。一見バラバラに見えても一つ一つに思入れがあり、どこか懐かしい温かい場所。
初めて来たときにそう感じられる場所でした。
ホンモノにしか出せない
栽培期間中一切の農薬・除草剤を使用せず、市場出荷されればきっとB品扱いで安値しかつかいない唐芋(カライモ)(熊本ではサツマイモのこと)を収穫しています。
今は見た目や形が消費者には重視され、大量生産された野菜がスーパーに並ぶのが普通だと思います。
自然の中の競争を化学肥料を使わずに生き残った唐芋こそ、本物の味がする!というのはら農研塾の想いがあります。
無農薬、露地栽培で愛情いっぱいに育てた唐芋を、添加物・加糖もせずに加工した「唐芋チップス」。
噛めば噛むほど本来のカライモの味が滲み出てきて、正直手が止まりません。止め方を忘れてしまうくらい唐芋の味に夢中になれてしまいます。
「唐芋の干しいも」もうとにかく美味しい!!噛めば噛むほどこれでもかというくらい芋の甘さを感じます!!ねっとりとした触感がまた癖になる。愛情をたっぷりと感じることが出来る干し芋です。
そして甘みのあるお米。のはら農研塾では白米と玄米を1:1の比率で炊けるように調整しており、体のことも考えた至福な一杯を提案されてます。
最初食べた時の旨味、甘みと玄米のプチプチとした触感、今まであまり玄米を意識したことがなかったけど、これなら気軽に玄米も食べれます。
体のことまで考えたのはら農研塾の愛情の現れです。
そしてなんといっても熊本はスイカの名産地!!冬から苗を育て、収穫まで一滴も水をやらずにスイカの持つ力だけで、水分を自ら吸収して大きくなります。
厳しさと愛情が詰まっている分、ミネラル豊富で甘いスイカに育つということで、ここでは語りつくせない想いが沢山詰まっています。
「なんとかして変えたいよね、日本を、世界を。」
仲間・家族の病気をきっかけに「食」の大切を痛感し、ゼロから循環型オーガニック農業を始められました。
そして熊本地震を経験し、熊本のこと、日本のこと、これからの未来ことを本気で考えてらっしゃいます。
世の中が便利になればなるほど、モノが溢れ、情報が溢れ、人との接点があるものの、本当の繋がりが希薄になっているのかと思います。
昔ながらの農法に現代農法の良い所を取り入れながら、ホンモノのモノを追究していく。そこには人の助け合いや、想いが巡らされて大量生産では作れない、人の真心の気持ちがないと創れないものがあると思います。
のはら農研塾の想い
そういったものが循環していけば、もっともっと日本、世界が面白くなっていくと自分も信じています。
↓是非HPをチェック!!熱い想いが込められています!!!
↓インスタでは野原さんと動物たちの微笑ましい日常にほっこりさせられます。
ぼちぼち落ち着いてきたから、お手伝いにでもいこうっと!
↓週一出されるお題に対してみんなでブログ書いてます。
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