見出し画像

2年目SE、初の転職活動に挑む

こんばんは、初めまして。
Sempoといいます。

25歳の社会人2年目です。
ITの世界に飛び込んで、もうすぐ3年目になります。
パソコン苦手な文系学生だったのは事実ですが、もうその話は通用しないと思うので省略。

年末から転職活動をしていて、40歳くらいで入れたらいいなぁと思っていた企業様から、内定をいただきました。
4月から新しい職場にいきます。

需要があるか分からないですが、今回は転職活動のまとめを書きたいと思います。
こういうまとめを書くのは初めてで、すごく長くなってしまいましたが、お時間ある際にでも見ていただけたら嬉しいです。


概要

結局、とんでもない数を受けましたが、スカウトを頂いたところに決めました。

書類応募:270件くらい
書類通過:60件くらい
スカウト:1件(返信した数)

一次面接受験:12社
一次面接通過:10社
一次お祈り:2社

最終面接受験:3社
最終面接辞退:7社

内定(待遇提示orオファー面談)社数:3社

オファー辞退:2社
入社承諾:1社

活動期間

2019/12 - 2020/2
*2019/8 に1度Dodaで面談したこともあり、夏くらいから漠然と転職意識はありました

利用したエージェント

・Doda転職エージェント
・Type転職エージェント
・レバテックキャリア(多忙すぎて、結局話聞いただけになってしまった…)

Dodaの担当の方は、自分の考え方を尊重して、丁寧に話を聞いてくださり、いい関係を築けたと思っています。転職活動の軸がぶれた時に、じっくり相談に乗ってもらえて、整理できたのがすごく良かったです。
Typeの担当の方は、こちらはスピード感が素晴らしかったです。日程調整や面接のフィードバックもどんどんやってくれるので、負担が少なくてすごく楽でした。
→どこのエージェントかより、担当者が自分に合うかだと思います。

今回はスカウト経由の会社に決めてしまいましたが、次回転職活動をする際にも、きっとお世話になると思います。

その他利用媒体

・ビズリーチ
・Doda
・@type
・リクナビNEXT(ちょっと閲覧した程度)

活動の進め方

2019/12
・エージェントと面談 ×3
・職務経歴書の作成(エージェント用)
・書類選考→結果ぼちぼち帰ってきたところで年末年始
・年明けの一次面接日程をいくつか既に確定
・ビズリーチの項目入力
・プラチナスカウトへの返信→英語で電話面談→カジュアル面談

*転職活動は、年明けから活発化する(4月入社に向けて動く人が増える)みたいだったので、年末に少しでもフェーズを進められるよう意識しました。

2020/1
・志望度のグループ分け
・面接対策(企業研究、履歴書作成など)
・一次面接(1月上旬〜)
・二次面接 (1月中旬〜)
・オファー面談 (1月下旬) →辞退
・ビズリーチ経由面接(1月下旬) ×2

*書類通過数が多かったので、社格や志望度などで、1群2群その他に分けて、1群から受けていく方法を取りました。

2020/2
・一次面接 (2月上旬)
・二次面接 (2月上旬)
・オファー面談、待遇提示(2月上旬) →1社辞退
・内定承諾 (2月中旬)
・入社書類作成、健康診断など(2月下旬)


なぜ転職しようと思ったか

・スキルアップを求めて。
→現職では、新しい技術を吸収したり、資格を取ったりすることに積極的な人が少なく、物足りない気持ちや、自分浮いてるな〜と不安になることがあった。
・お客様と直接会話ができる仕事をして、仕様を決めたり、困りごとを解決したりしたい。
→現職は2次請けくらいの立ち位置なので、1次請けのベンダーの人との会話が多く、実際にシステムを使うお客様と会話できない。
・同じ会社で長期間染まるより、早いうちに違う世界を見てみたいと思った。
・自分がなりたいエンジニアの姿と乖離があった。
→現職では、技術力のある尊敬できる人も何人かいたが、出来ない人にマウントを取ることが多く、しんどいなと思っていた。(でも、将来自分もそうなってしまう気がしたし、そうなりつつあったので、環境を変えたかった)
・上司や先輩、友人にも、転職を勧められることが増えていた。

将来やりたいこと、理想像

・お客様が漠然と「こういうシステム欲しい」と思った時に、それを具現化できる人になりたい
・やりたいこととしては、アーキテクトが一番近いのかな…?

今回の転職活動の軸、譲れなかったこと

・今後自分の強み・軸となる技術を身につけられる環境、業務であること
・年収アップ(最低350万、希望400万)
・インフラ系(経験分野)
・現職で達成できていなかった、以下いずれかを叶えられること
  -顧客折衝、お客様と直接会話できる仕事
  -システムを作った後の業務効率化や障害対応を経験できる仕事
  -要件定義のフェーズが経験出来る仕事
  -リーダー経験が積める仕事

転職で叶えられたら嬉しいと思っていたこと

・社外でも通用するスキルを身につけられること
・認証関連やセキュリティあたりに関係する仕事やれたらいいな
・クラウド興味ある
・英語力がプラスに評価されると嬉しい

*活動当初は、要件定義~基本設計あたりの上流工程がやりたいと思っていたけれど、活動を進める中で「若手は最初は運用から」「クラウドは経験を積んでから」というパターンが結構ありました。
「技術が分からないのに上流だけ出来る人」にはなりたくなかったこともあり、それなら「今回の転職では、キャリアの軸となる分野や技術を決めて、そこでは社外でも通用できるようになりたい」と感じ、今回は上流工程にこだわらない方向へ見直した形です。

時間の確保

平日は、有給とプレミアムフライデー(とは名ばかりで、月1好きな日に取れる)を活用したり、仕事のあとに面接行ったりしていました。有給を消化した日は、1日4社の面接に行ったこともあります。
1月は、業後に予定がないことがほとんどなかったです。

エージェント経由で受けた企業様の1次面接では、19:00スタートなども比較的調整出来たのがよかったです。
有給を使う場合は、最終面接など、ここぞという時に使うといいかもしれません。(役員の方とか出てくるので、業務時間内しか設定出来ない企業様が多い)
土日の選考は、一つもありませんでした。転職フェアに顔を出すなどして過ごしていました。


服装事情

・とりあえずスーツのジャケットとバッグ(大学の入学式に買ったやつ)
・ワイシャツやスーツのズボンは、ユニクロで調達
・カーディガンをジャケットの下に着ていた
・パンプスはヨーカドーかどっかで買ったもの(ヒールなし)

新卒の時より厳しくない印象でした。
かなりカジュアルな服装で面接してくれる会社も多かったので、半ズボンとかビーチサンダルでなければ、あまり合否に関わらないと思います。
迷ったらとりあえずユニクロのフォーマルっぽいコーナーで揃えたら無難だと思います (個人の見解です)
職場にスーツは着て行けなかった(バレる)ので、お洋服屋さんの袋に入れて持って行っていました。

上司に相談した?

転職活動を始める前に、職場の人には相談しました。
嘘がつけない性格なので、結果的に話したことは良かったです。
〇日に面接あるんで有給取りたいんです、と正直に言えましたし、一緒に面接対策までやらせてもらって、すごくありがたかったです。

反省点

・エージェントの営業に流されまくった
→向こうもビジネスなので、特定の企業を強くオススメされることはあります。こちらは軸をしっかり持って、あちこち流されないようにするのが大事だと反省。最終的に、選ぶのは自分自身。
「エージェントはうまく活用して、日程調整などを積極的にお任せするくらいがちょうどいい。いかに自分の負担を減らして、面接対策に時間を回せるかが大事」と、先に現職を辞めた先輩に教えてもらいました。

・複数のエージェント、使いこなすの難しい
→当たり前のことですが、「自分経由の会社に決めてほしい」という感は伝わってくるので、誰の言っていることを信用すればいいんだろう、と思うことはありました。
一方で、違う立場から企業の印象を聞けるのは貴重なので、使いこなせればすごく良いと思います。

【補足】もちろん、エージェントにもいいところはありますよ!
・空いている日を提示すると、日程調整をうまくやってくれる
・面接のフィードバックがもらえる
・書類の添削や、面接対策をやってもらえる

・数を打ちまくって死んだ
→オススメされた求人に全部応募したら、あとでめちゃくちゃ大変でした…
「書類通過したら一次面接は行かなきゃいけない」などがあるエージェントもあるみたいなので、勢い余って私みたいに3桁応募するのはやめたほうがいいです。目移りしまくるし辛いだけでした。

・転職軸がぶれた
→叶えたい事がたくさんあればあるほど、ぶれやすくなると思いました。
絶対ここは譲れないというのを2.3個用意して、あとは「叶えばいいかな〜」と気楽にいるくらいがいいかもしれません。

・元上司にも事前に相談すればよかった
→人事担当でもあったので、どうしても立場的に相談が難しかったという事情がありました。せめて直接報告したいと思っていたのですが、先に別の方から情報が耳に入り、後味が悪くなってしまいました。
今も尊敬していることに変わりはなくて、これからも技術者として、長くお付き合いしていきたいと思っていたので、これは心残りのひとつですね、、、

スカウトをいただくためにやったこと

・職務経歴やプロフィールをちゃんと書く
・適度に更新する(最終更新日をあまり古くしない)

これに限ると思います。
エージェントからのスカウトが多いと聞きますが、今回は企業様から直接、プラチナスカウトをいただくことも多かったです。
書類選考に関しても、とにかく丁寧且つ簡潔に、書類を書くことが通過の近道だと思ってます。


面接対策

・主な質問に対する返しは事前に準備。
・自分の言葉で正直に話すのが大事だと思う。
・分からない時に、無理に繕わなくても大丈夫。
・ここぞと言うときだけ、相手が期待している回答をする。
・「御社を志望した理由は〜」のような定型文は全く覚えなかった。忘れるので。

*キーワードだけ記憶し、あとはアドリブで会話。互いに対等であることを意識し、飾らない自分を知ってもらえる時間になるよう心がけていました。


内定の要因は?(アピールできたポイント)

・新しいスキルを身につけるのが大好きで、変化を好むこと
・ポテンシャル(資格取得や技術書の購入などを積極的にやっていた)
・年齢(第二新卒に当たる)
・積極性とチャレンジ精神
・英語がそれなりにできる(TOEIC880&会話も最低限できる)


入社の決め手は?

・残業は多そうだが、ここなら成長出来そうだと思えた
・実際に一緒に仕事をする人たちと面接ができて、仕事の雰囲気が掴めた
・論理的かつ冷静な人が多いという印象があった(自分が上司に求めるものを持っている)
・技術力が明らかに足りない自分に対し、マウントを取らない(理解できていない時に、的確にフォローを入れられる)
・雰囲気がチャラくない
・今の経験を活かしつつ、興味のあったクラウドの仕事に挑戦できる
・年収が予想以上に良かった
・今の職場と場所が近いので、通勤経路の点で安心出来る

さいごに

次の会社では、やりたいと思っていたクラウドの仕事をする予定です。
何か追加で書いてほしいことがあれば、随時追記していきたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?