【成功者の哲学!戦略的に 〇〇になる!】


こんにちはリレクションズです。

今回はかなり重要な内容になってると思います。

「宣誓 」することの強さ、どう思いますか?
「選択肢はひとつだけ 」という状況を自らつくることについてどう思うでしょうか?

逃げ場がない、もしダメだったらどうする?そう思わないですか?

それでもこれは世界を変えうる考え方の一つです。

こんな話があります。

世界でもっとも影響力のある経営思想家のひとりに 、
世界的ベストセラ ー 『イノベ ーションのジレンマ 』の著者として知られる、
ハ ーバ ード ・ビジネススク ールの教授 、

クレイトン ・クリステンセンがいます。

彼は熱心なモルモン教徒で 、いくつかの 「誓約 」の下に生活を送っている 。
「誓約 」とは 、固い約束を表すあまり日常では聞きなれない言葉。
もしあなたがこの言葉を古くさく感じるのなら 、
「絶対的なコミットメント 」と言い換えてもいい (私はコミットメントって言葉は胡散臭くて使わない派です )

クレイトン ・クリステンセンは 若い頃 、人生の前半をキャリアのためだけに捧げ 、
人生の後半は(つまり金銭的な余裕ができた後)家族とゆっくり過ごそうとする管理職の人間を 、大勢見てきた 。

ただ皮肉なことに 、そう思ったときには家庭はすでに崩壊してしまっているか 、
そうでなくとも子どもたちはとうに巣立ってしまったあとということが多かった 。
そこでクリステンセンは 、 「誓約 」を立てることにした 。

「週末に仕事をしないこと 」 「平日は家で家族と夕食をともにすること 」を 、自らに誓ったのだ 。
その誓約を守るため 、クリステンセンは朝の三時に仕事に出ることもあったという 。

普通は、
なぜそこまで頑なになる必要があるのだろう ?
どうして状況に合わせた判断をしないのだろう ?
週末に仕事をする必要に迫られるときもあるだろうし 、
その分 、月曜や火曜に休みをとってもいいではないか 。柔軟性は強みになるというのに 。
特に 、ものごとが常に流動的に変化するいまのような時代においては 。

昔は自分もそうだった。
半年くらい前までは、柔軟に適応して、仕事が増え、必要であればチームを増やす、多く仕事をこなす、そんなふうに考えていた。
それで売り上げは倍になっていたからだ。

でも今では違う見方をしている 。

こうしたクリステンセンの頑なな行動には 、大きな意味がある 。
柔軟に対応することは 、どうして 「不利 」なのか ?重要なことがらに対しては 、 「柔軟性 」は有利にではなく 、むしろ不利に働く 。
でもクリステンセンは、
「徹底的に頑固な姿勢 」をつらぬき 、
柔軟な姿勢では達成できなかった 、
長期的な目標に到達している 。


どうして 、そんなことができるのか ?
なぜ 、頑固な姿勢をつらぬくほうが長期的な目標をかなえられるのだろう ?
理由はふたつ 。

ひとつ目は 、状況に応じて何度も決断をくり返すと 、判断力が鈍ってくる 。
専門用語でいえば 「決断疲れ 」と呼ばれる現象 。

たび重なる決断に疲れた脳は 、もっとも安易な選択肢を選ぶようになる 。
そしてそれは多くの場合 、最悪の選択肢だったりする 。

「誓約 」が良いのはこの点 。
誓約を立てると 、毎回 、 「メリット 」と 「デメリット 」を天秤にかけて決断する必要がなくなる 。

決断はすでにされているため 、それ以上 思考するエネルギ ーを使わなくてすむ 。

たとえばスティ ーブ ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは有名な話です 。

この習慣化は大変なようで実はとても楽で効率が良い方法。

頑固な姿勢が役立つふたつ目の理由は 、 「評価が確立される 」ことにある 。

一貫した姿勢をつらぬいていれば 、あなたは自分のスタンスを知ってもらうことができる 。
周りの人たちに主体的な印象を与え 、自分自身をゆるぎのない存在に見せられる 。

そのままあなたにも当てはまる 。
あなたが徹底した誓約にもとづいて生活をしていれば 、その誓約がどんなものであろうと 、周囲はとやかく言わなくなる 。

「ああいう人だから 」とわからせたほうが勝ちなんです。

ウォ ーレン ・バフェットは 、 「事後交渉は受け付けない主義 」だという 。
バフェットに会社を売却したければ 、チャンスは一度 。
売り主は 、一度しか 、売却価格を提示できない。
バフェットはその提示価格にもとづいて 、会社を買い取るかどうかを決める 。
その価格をバフェットが高すぎると判断したとしても 、売り主が価格を下げて再交渉する余地はない 。
一度拒まれたら 、それで終わり 。

バフェットは主義を曲げないという評判を築き上げ 、それによって確実に最初から最高の条件を提示され 、互いが折り合えるポイントを探して時間を無駄にするということがなくなった 。
コミットメント 、誓約 、絶対的な主義、簡単そうに聞こえるが 、実行は簡単ではない 。

この例えはわかりやすい。
あなたが一車線しかないまっすぐな道路で 、ダイナマイトを山積みにしたトラックを運転しているとしよう 。
そこに 、道の反対側から 、やはりダイナマイトを積んだトラックが来たとする 。
最初に道を譲るのはどちらだろう ?
あなたがもう一台のトラックの運転手に 、あなたのコミットメントのほうが強く何があってもあなたは道を譲らないと確信させられたら 、あなたの勝ちだ 。
そうすれば 、その運転手はあなたに道を譲ってくれるだろう (その運転手が冷静に状況を判断すればの話だが ) 。
たとえば 、あなたがその運転手に 、あなたのトラックのハンドルは鍵でロックされているが 、
その鍵はすでに窓から投げ捨ててしまった後だと証明できたなら 、あなたは極めて強いコミットメントを相手に示してみせたことになる 。
誓約を通して周りにメッセ ージを伝えようとするなら 、あなたの誓約はそれくらい強く 、揺るぎなく 、徹底したものでなくてはならない 。

もう今は、”柔軟性”では生き残れない。

柔軟性は、見方によっては都合が良く、使いやすく、便利な存在だ。

それによって 、不満がつのり 、疲れがたまり 、気づかないうちにあなたは目標から遠ざかってしまう 。

妥協しないで 、自分の誓約を守り通そう 。

これによって利益率80パーセントも夢ではなくなった。

誓約を 1 0 0パ ーセントやり遂げるということは 、そのうちの 9 9パ ーセントだけを実行するよりも 、実はやさしい。

戦略的に”頑固”になろう。

実はそれがブランディングということでもある。


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