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時間泥棒

結局は、何も解決されず、
何も変わらず、
また同じことを繰り返すだけの
ただの愚痴…

愚痴にも色々あるけれど、

ある時は、
どことなく不安混じりな
湿り気を帯びたものであったり、
賛同を得たいというもの、

またある時には、
激しく怒りにまかせた
吐き出すようにぶち撒けられる
怒涛のような愚痴であったり…

お互いの熱量が、
おおよそにも、ほぼ同等な感じで
お互いに
その愚痴を言い合える場合なら、
お互い様だから、
まだマシなような気もするし、

ちょっとした
面白ネタを含んだ愚痴とかなら、
愚痴を聞いてもらう相手や
他の誰かに、
過度な疲労やストレスを及ぼし、
波及させるほど、
それほどの害や影響は、
少なめなのかもしれないけれど、

怒りに満ち満ちた、
沸々とした
火山のマグマのような、
或いは、嵐や激震のような、
怒涛の愚痴は、

自らを疲弊させるばかりではなく
周りへも波及して、
その激しい負のエネルギーを
強力な破壊力と魔力で、
心身ともに暗黒化させてしまう。

わたしも、
ちょっと昔までは、
長文メールでダラダラと、
愚痴を連ねていたこともあったし
ちょっとした愚痴を
上司や誰かにボヤいたり、
気の置けない友人なんかと、
互いに
冗談を言いながら、
語り合うこともありますが、

自分の怒りを
まったく関係ない相手や、
ただ他人にぶつけて、
スッキリしたぁ〜という様なこと
はないかな(笑)。

仮に、一時は、その場はスッキリ
するかもしれないけれど、
大概は、
根本的な問題を改善せず、
元凶を解決していないから、
また同じような原因の愚痴を
同じように、
延々と愚痴っていくだけに、
なってしまう…

愚痴のあれやこれやは、
いつまで経っても消えないし、
どんどん蓄積されて、
膨大に増えていき、
ただただ増殖していくだけ。

自分ばかりか、
相手の大切な時間や
貴重な睡眠時間をも、
みるみる浪費していくだけ。

小さな愚痴、他愛もない、
ちょっとした愚痴くらいなら、
見過ごしてもいいけれど、

愚痴に何時間もの
貴重な時間をムダ使いするのは、
もうやめて、
問題解決や改善策を練るとかの
時間に回して、
実のあること、楽しいことなどに
時間を使いたいですね〜。

そして、何より…

果てしなく愚痴り続ける
闇の組織ならぬ、
時間泥棒から、
身を守らなきゃね…なんてね(笑)。


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