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糧(週替わりのスパイスカレー)

標準ボデーとはいえハイエース、それなりの大きさのクルマなので、いわゆる「酷道(こくどう)」と呼ばれる狭い過酷な道は走りませんが、ナビの指示通り走っていると、「ここに繋がるんだ」という楽しさがあります。

先日、道の駅「ゆとりパークたまがわ」から津和野に寄って帰宅する時に、県道17号線を指示された。初めて通る道だったけど、さほど厳しい道でもなく、走っていると、津和野に入る手前でひっそりと立つ洋館があった。

「こんなところに立派な建物だな」と思いつつ、通り過ぎると、入口にランチの文字が見えた。昼食は津和野で蕎麦を考えていたけど、こういう出逢いも面白いと引き返した。

糧(外観)
木の温もりを感じました
外光が入る明るい店内

建物は明治時代の実業家・堀礼造氏によって創設された私立病院「旧畑迫病院」を改装して、史料館として使っておられるようで、その中に津和野野菜を使ったランチを提供する「糧(かて)」というレストランが入っている。

メニュー

入口でスタッフに声をかけると「ご予約ですか?」と聞かれた。
予約した方が確実なようで、お昼時、ほぼ満席の状態。それなら出直しそうと思ったところ「少しお待ち頂ければ、スパイスカレーであればご用意出来ますが」と提案をいただいた。断るのも不自然なので、待ち時間を資料室を見学させていただくことにしました。

資料室の入場料は200円(大人)。
旧病院の資料室と考えると少し恐い気もしましたが、地域に根ざした病院の歴史や病室、手術室など、明るくキレイな資料室で、この時代に、津和野の奥で、この規模の病院経営をされていたとは知りませんでした。

週替わりのスパイスカレー(ひよこ豆)
食前の祈り(黙読しました)

見学が終わる頃には席が用意されて、ひよこ豆のスパイスカレーを頂きました。優しいスパイスの風味とひよこ豆の食感を楽しむことが出来ました。美味しかったです☆今度は予約して、オススメのランチを頂こうと思います。

定休日が月曜〜水曜です。ご予約をオススメです。

糧 -72recipes project-
鹿足郡津和野町邑輝829-1
TEL 0856-72-0339


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