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クルマ旅

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クルマ旅のまとめ
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「旅」と「旅行」

どこに向けるとはなく「何だかなぁ」って思うことがある。 仕事が終わり、帰宅する際、マイカーに乗り込んでエンジンを掛けてひと息つくと、「このまま旅に出たいなぁ」と思わずつぶやいてしまいました。 月末進行の追い込みタイミングだったからかもしれませんが、自宅と職場を往復する日々、元々、クルマで遠出するのが好きな自分とすれば、ストレスが溜まっているのかもしれません。 呟きに苦笑しつつ、ふと 「なぜ、“旅”という言葉が出て来たんだろう。そもそも“旅”と“旅行”って何が違うんだろう。

壇ノ浦PA

壇ノ浦PAです。 個人的な感覚ですが、目的地に向かって、料金を払って走る高速道路内の施設ですので、道の駅と違って、夜中に騒ぐなど、変なドライバーに出会う確率は少ないと思います。クルマ旅をする際も、事前知識のない初めての道の駅よりは、高速道路内のSAやPAで休憩する方が安心だったりします。道の駅って、時に恐いこともありますもんね。 ※駐車場が暗い、多くのスリップ跡がある、あまりに利用者の少ない道の駅での休憩は避けた方がいいと思います。 今回、九州入りする際に、初めて休憩してみ

クルマ旅の解禁に向けて準備!準備!

まだまだ日中は残暑は厳しいのですが、吹く風や夜間には少し秋の気配を感じるようになりました。間もなく「クルマ旅」の解禁も間近です。 クルマ旅では、道の駅やサービスエリアで休憩を取りながら目的地に向かうのですが、基本的に休憩中はエンジンを切って車内で過ごすので、さすがに夏場はムリ。これからが楽しみな季節なんです。 たいした掟ではありませんが、クルマ旅をする時、一応「ユルい」ルールを決めています。 移動時間は6時間まで、2時間に1度はクルマから降りて気分転換 決してムリはしな

一楽食堂(平戸ちゃんぽん)

少し前ですが、所用で平戸に出掛けました。 天候は今ひとつでしたが、車中泊はできそうなので、取りあえずの荷物を積み込んで出発しました。 平戸に近づくにつれて、少し風雨が強くなってきて、観光目的ではなかったのですが、平戸城に行った頃には、まとまった雨に。久しぶりの平戸城も駆け足で眺めて、お腹も空いてきたので、平戸市役所の前のお店に飛びこびました。 駐車場はすぐそばの「十八親和銀行平戸支店」の有料パーキングを利用しました。 前を流れるのは鏡川に架かるのは国指定重要有形文化財の幸

玉造温泉

先日、玉造温泉に行ってきました。 島根県を走る時には、出雲大社や松江城へのロケーションもよいので、玉造温泉は日帰り温泉として利用していますが、今回、松江エリアの取材も兼ねて、奮発して、宿泊しました。 生憎の雨になりましたが、雨の温泉街の雰囲気は良かった。 温泉を「浸かれる化粧水」というキャッチフレーズで再開発されて、以前(15年くらい前)に訪れた時と比べると、中央を流れる玉湯川沿いもキレイに整備されていました。 星野リゾートの『界玉造』『界出雲』、2つの界のネームバリュー

再生

『取りあえず』を詰め込んで

仕事終わりそのまま、ハイエースに「取りあえず」を詰め込んで山陰にクルマ旅

NISHIKURA(味くらべ定食)

鳥取砂丘にほど近い、道の駅「神話の里 白うさぎ」そばにある「白兔神社」に参拝してきました。干支がうさぎ年なので、一度、是非、参拝したいと思っていました。 鳥取県に向かう際は、日本海に沿って山陰をグングン走って行くコースと中国自動車道の三次あたりから北上するコースの2択。何となく往復を同じコースで走りたくないし、帰りはノンビリ海沿いを走りたいので、往路は中国道を使うことにしました。 次のポイントはランチ。 クルマ旅が基本です。移動中、先々のスーパーで地域の惣菜を買って食べる

『雨は出雲大社の龍神さまの歓迎のしるし』

車間距離や速度、歩道への水はねなど、注意しなきゃいけないことは多いけど、雨のクルマ旅自体は嫌いじゃありません。 あまりのどしゃ降りは困りますが、車内で雨音をBGMに流れる水滴を眺めながら、ゆっくりコーヒーを飲みながら過ごすのは、リラックスできる時間です。 先日、雨の中、出雲大社に参拝しました。 雨の日は参拝客も少なく、雨に濡れた神社は風情はありますが、傘をさして歩くのは、足元も気になるし、つい早足になって、気分も上がらないものです。 帰り際、出雲大社前のスタバで休憩したの

荒木屋(割子そは)

「神社に呼ばれる(呼ばれない)」という言葉があります。 参拝する神社の夢を見たり、当日もスケジュール通り、問題なく参拝することができたから呼ばれたとか、逆に参拝しようとすると何故か予定が入って、結局、参拝できなくて、自分は呼ばれてない等、そういうイメージ。 個人的には、それ自体は「神様側」の都合ではなくて、参拝する「私たち側」の問題、つまり、きちんと準備や想いを整えているか否かではないかと思っています。お伊勢参りではありませんが、昔の人にとって、参拝への思いがそれくらい強か

まさかの同郷

基本的にはクルマ旅で車中泊が中心ですが、旅に出る時はいつも、ちょっとした地元のお土産(1000円未満)を持参して、話のタネにしています。 特に地元でも有名でご飯の進むソフトふりかけ「しそわかめ」が美味しくて、お値打ち価格なので、よく持って行きます。 和歌山旅でお世話になった『民宿わかたけ』 那智勝浦をサイト検索していた時に見つけた民宿で、チェックインの際に持参した「しそわかめ」をお渡しすると、女将さんが「あっ、しそわかめ!」と思わぬ反応をされました。 お話をお伺いすると、ま

熊野三山に朔日参り

『また来よう』は、なかなか実現できませんね。 2019年5月、和歌山を旅した際に熊野三山の一つ、熊野本宮大社を参拝して、ずっと心残りでした。 熊野三山は「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の三社。 今回、一念発起して、改めて熊野三山に朔日参りしてきました。生憎の雨でしたが、雨に濡れる姿も美しく、雨のおかげで、観光客も少なくて、ゆっくり参拝することができました。 今回もいつものように、仕事終わりにそのまま高速で移動し、三木SAで休憩しました。早朝、三木SAを出発

薬師寺参拝

奈良2日目です。 前日の内容はこちらです 洞川温泉の一番の魅力は朝食です。 美味しい水で炊かれたご飯とお味噌汁の美味しさは、驚き。 料理にとって、いかに水が大切なのかを実感できます。日本は、環境問題について、和食と水の関係を通じて、その大切さをもっと世界に発信したらいいのに。 日本人で良かったと思う朝食。もちろん、ご飯、おかわりしました。 朝食後、身支度を整えてチェックアウト。 「またお越し下さいませ」と見送られました。天川村は遠いのですが、お気に入りの地、また必ずお邪

天河大辨財天社(縁を結いて)

奈良に行ってきました。目的は薬師寺へのお礼参り。 潰瘍性大腸炎で入院した際に、友人が送ってくれた薬師寺のお守りにどれだけ力づけられたか分かりません。友人は奈良の地を離れてしまいましたが、今回、改めて薬師寺に行きたいと思いました。 いつものパターンですが、仕事が終わり、取りあえずの荷物を積み込んで、そのまま高速で約5時間。兵庫県三木市の三木SAに到着しました。 都市部の高速はコンビニなど、24時間、食事が取れるから本当に便利です。このまま朝まで休憩して、奈良を目指します。

お伊勢参り

江戸っ子も生きている内に1度は行ってみたかった「お伊勢参り」。 伊勢神宮までは、江戸から往復250里ほど。 約1000Kmの道程を25日〜30日かけて旅したのだそうだ。1日40Kmを毎日、その健脚ぶりには驚くけど、その費用も現在に換算すると1日約1万円。つまりは1人30万円…。ホンとに一生に一回、行けるかどうかの憧れの旅だったと思います。 一期一会は、千利休の言葉。 その意味は「主も客も茶会には、一生に一度の出会いだと考え、誠意を尽くして臨め」。 お伊勢参りを終えて、移