"卵かけご飯"ならぬ"湯葉かけご飯"(90kg~80kg時代⑦)

前回の続きはこちらです^^

自分で作る料理に飽き始めてから、「ピーナッツバター」、「味噌汁」など取り入れるようになりましたが、他にも取り入れるようになったものがまだまだあります。それは「卵料理」です。ただし、「卵料理」は「卵料理」でも、卵を使わないヴィーガンの料理です。

わたしは小さい頃から卵料理が大好きでした。肉料理よりも卵料理のほうが好きで、毎日卵を食べないと気が済まないくらいでした笑
ですが、肉も含めて、卵も動物性のものであり、菜食生活を始めてからはしばらくの間ずっと控えていました。しかし、料理に飽きてくると、卵料理が食べたくなってきており、特に「オムライス」が好きだったので、よく食べたいなと思うようになってきました。

そこで、ヴィーガンの「卵料理」を作ってみようと思って、レシピをネットで調べてみました。しかし、いくつかの例を見てみるうちに、「色々と手順がかかりそうだなあ」とわたしのめんどくさがりな部分が顔を出してきました^^;

とはいえ、挑戦しないことには何も始まらないので、まずは簡単なところからやってみよう、ということで、ヴィーガンの「卵焼き」から挑戦してみました。
当時、挑戦したレシピはこちらです。

結果としては、半分成功、半分失敗です。味は美味しかったのですが、卵焼きとしての形が崩れており、食感も微妙で、「卵だ!」と思えなかったのです。。。

原因ははっきりわかっていて、レシピに必要な道具が足りていないことでした。当時のわたしはフードプロセッサー、魚焼き用ホイルシートを持っていませんでした。買えばよいじゃないか、と思われると思いますが笑

そのときのわたしの心境としては、ネットで調べて買うのも手間かかるなあとか、道具が来るまで待ちきれないなあと思って、家にあるモノで何とかならないかなと考えていたのです。そこで、フードプロセッサーの代わりに、頑張って手でつぶしたり、魚焼き用ホイルシートの代わりにアルミホイルを使ってみたりしました。

しかし、結果としては卵焼きとしての形が整わず、食感・匂いも豆腐の感覚が残っている感じで、「これはきちんと材料・道具をそろえて、手順をできるだけ忠実に再現しないとリアルな卵焼きにはならないな」と思いました。(※味は美味しかったです。)

半分失敗はしたものの、挑戦できたし、まあいいかと思って一旦諦めましたがちょうど母から「豆乳から湯葉を作れる」というアドバイスのメールが来ました。

「湯葉を作って醤油を垂らして食べるのも美味しそうだな…」と思って、以下の記事を参考に、有機の無調整豆乳を買って、フライパンを使って地道に豆乳を1~2時間かけて温め続け、温まった豆乳の上にできた膜(湯葉)を次から次へと取り出していきました。

いざ、作った湯葉と、最後まで膜ができずにわずかに残った豆乳をご飯にかけ、醤油を垂らし、箸で少しかき混ぜながら、混ぜた後のご飯を口の中へ放り込んでいくと。。。

「あれっ!?卵かけご飯!?」

湯葉の味がすると思ったら、卵かけご飯の味がしました。自分の味覚を一瞬疑いました。ですが、あまりにも美味しかったので、なぜ「湯葉・豆乳・ご飯」の組み合わせから卵かけご飯の味がするのか、という疑問はいったん頭の片隅に置いておいて、その場は久しぶりの卵?の味に感動しながら堪能することにしました。

完食して人心地(ひとごこち)がついた後、なぜ卵かけご飯の味がするのか理由を考えてみましたが、ネットで調べてもよくわかりませんでした。

もしかしたら、市販の湯葉・豆乳をご飯にかけて醤油も垂らせば、卵かけご飯になるのかなとも思って、スーパーで湯葉・豆乳を買い、ご飯にかけて醤油もかけて食べたりしました。ですが、湯葉には豆腐の味?が強いようで、卵かけご飯と思えませんでした。

どうやら、湯葉・豆乳をご飯にかけて醤油を垂らせば、卵かけご飯になるという現象は、「豆乳をフライパンから温めて湯葉を作る」場合のみ起きるようです。なぜ、そうなるのかは今でも不明ですが・・・。(※ちなみにフライパンは鉄フライパンを使いました。)

何はともあれ、卵料理が食べたいという欲は、偶然ではありますが、「(豆乳から作る)湯葉かけご飯」によって満たされましたので、それからは、時々、「湯葉かけご飯」を食べるようにもなりました。

(※ちなみに、今はもっと簡単にヴィーガンの「卵かけご飯」を作る方法がありますので、以下の動画で楽をさせてもらっています…笑)

次回に続きますm(_ _)m

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