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ほぼボッチの窓辺@3話

市長選挙のお話し

帽子はおしえて中嶌さんというローカルな市政情報発信番組を6年半程やっている

毎回、30回ほどしか回らないのに、よくも278号もやってるもんだと、われながら、呆れるやら感心するやら(笑)

とは言え長浜市政に詳しいことは知られているので、方々から来年の市長選挙について尋ねられる

ここから先は、四半世紀前から国際情勢・歴史・政治・金融・経済など、いろいろなことに関心をもって、調べるというコストをかけてきた帽子なりの、現在落ち着いている見解と言うことだけれど、ほとんどの人が「やっぱりそうなのか」となるような、身も蓋もないお話しだ

おそらくは、明治時代の幕開けを起源として、日本にはダニやシロアリのような害虫が繁殖しだした

それは日本の生産者の生産量や生産効率が高まるように働きかけ、高まった分のほとんどを吸い尽くす害虫だ

余談だが男女共同参画社会は害虫が生み出したスローガンの最たる例である可能性が極めて高いとみている

男だけでなく、女性まで働かせて蜜を生産させる
そして、その蜜を吸い上げる
上手い話を考えついたものだと思う

話しを戻したい
害虫は吸い上げた養分を活用して、政治家を市長などのミコシに担ぎ上げる

ミコシは軽くてパーが良い

害虫たちは軽くてパーな政治家を養い操って、生産者たちが生み出した蜜を更に効率良く吸い上げようと精を出す

害虫たちには、イ組・ロ組・ハ組などの一家がある

例えば、現職の市長がイ組に担がれているとしたら、市民は主にイ組を中心とした害虫に吸われる

市長が入れ替わったとすると、次の市長を担ぎ上げたロ組が中心となって、市民から吸い上げるだけだ

吸われる市民からしてみれば、イ組のダニに吸われようが、ロ組のダニに吸われようが大差はない

市長が市民を豊かにしたいと意を決したなら、繁殖し過ぎた害虫を、程良い数まで駆除することが先決だ

だが、これは容易なことではない
それどころか、市長が一人で立ち向かおうとすれば、本人だけでなく、家族・親戚までをも巻き込んだ、命懸けの害虫駆除になるだろう

こんな話を聞いたことがある

ある国会議員が、わが子が高校進学を控えているタイミングで、ある官僚から「お嬢様〇〇高校に合格されたそうで、おめでとうございます。備品で申し訳ないのですが、お嬢様に使っていただければ幸いです」と高価な万年筆を差し出されたんだそうだ

これは、ただ単にお祝いというものではない
おまえの娘、おまえの家族のことは、全部知っているぞ!という警告だ

官僚ですらこのようなことをするらしい
民間ならもっとあからさまだろう

加えて、害虫の一家は、普段は勢力争いをしているが、いざ、害虫駆除が現実味を帯びると、一致団結する
150年ほど前に生まれた彼らの巣の根元は一緒だ
普段は身内同士で勢力争いをしているに過ぎず、弟が攻撃され始めたら、必ず兄が援護射撃をし始める
弟の次は自分だとわかっているからだ

根深い害虫を駆除することの困難さはこのレベルだろうと察する

家族・身内ぐるみでの命がけの駆除作業
そんな覚悟は帽子にだって出来ない
ほとんど誰にもできないだろう

帽子は、どんな市長にも過度な期待はしないと決めている
無理ゲー過ぎる

が、議会がその潜在能力を充分に活かすことが出来れば、害虫駆除は可能だろうと思う現在地

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