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絵描き特有のSNS疲れとは?陥る人の特徴と、疲れと無縁になる秘訣

こんにちは。
SNSのプッシュ通知はすべてOFFのReLです。

Twitterアプリを開くとたまに
「プッシュ通知をオンにしませんか?」と言われますが、無視!
別にプッシュ通知なくても困らないもん…😅
あったら逆に集中を阻害されて邪魔です。
なので、すべてOFF。


「SNS疲れ」という言葉が一般的になってきましたよね。
あなたも一度くらいは聞いたことあると思います。

一般的には他人の充実してる投稿を見て嫉妬したり、
付き合いのある友人知人の投稿に
「いいねしなきゃ!」「すぐに返信しなきゃ!」
と必要もない義務感による反応を繰り返したりすることで
精神的に疲れてしまう現象のことです。

ここまでは誰でも陥る可能性がありますが、
これにプラスして僕ら絵描きには
絵描きならではのSNS疲れというものが存在します。

「絵を描く」という一見SNSとは直接関係なさそうな行為にも、
実は知らず知らずのうちにSNSが影響して
疲れてしまうことがあるんです。

  • 投稿した絵に対する反応が気になりすぎる人

  • 人の期待に応えたいという気持ちが強い人

こういう人がそうなる傾向にあります。

「あれ、自分のことかも…?」
と思ったら、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事では、絵描きならではのSNS疲れの原因と、
SNS疲れとは無縁な絵描きの、ある共通点について解説します。

同じ絵描きでも全くSNS疲れにならない人もいるわけで、
彼らは意識してか無意識かは分かりませんが、
ある共通した傾向を持っています。

一体何なんでしょう?🤔

その共通点を取り入れれば
あなたもSNS疲れからはさよならできますよ٩( 'ω' )و



期待に応え続ける”優等生”になってない?


絵描きなら、投稿した絵に対してどんな反応が来るか、
どれだけ反応を得られるのかということは、
程度の差はあれど「気にならない」という人はあまりいません。
僕も新しい絵を投稿した後はそれなりに気になります。

これは個人差が大きい部分なので、
「それなりに気にする」という人もいれば
「気になって仕方ない」という人もたくさんいるもの。

このうち「反応が気になって仕方ない」という人は、
これから描こうとする絵の内容を
無意識にSNS上での評価を基準にして決めることが多いんです。

心当たりありませんか?

要は「より高い評価を得られそうな絵」を描こうとする傾向が強いんです。
実はこれがSNS疲れに陥る一因。

すごく分かりやすい例を出すと、肌色が多い絵とかですね。
服を着たキャラよりも
肌色が多い(=露出が多い)キャラの絵のほうが
SNS上で反応を得やすいのは間違いありません。

例えばこんな感じの、肌の露出が多い水着イラスト。
閲覧数があからさまに増えていく傾向が強い。

みんな正直ですからね🤣
Twitterで露出の多い女の子の絵が流れてくると
僕もついつい見入ってしまいます。


また、「人の気持ちに応えたい」という気持ちが強い人も
SNS疲れになりやすいと言えます。

フォロワーに「こんな絵を描いてほしいなー🙏」
なんてお願いされたら、嬉しくなって
望まれるがままに絵を描いてしまいますよね。

例えばフォロワーの推しカプの絵とか。
自分は特に推してるわけではなくても、
フォロワーがすごくハマってたりすると
喜んでほしくて描いたりすることがあります。


もちろんこれらが良くないというつもりはまったくありません。

より評価される絵を描くというのは、
特にプロを目指すなら避けては通れない道です。

フォロワーの
「あなたが描くこんな絵を見てみたい!」
「こんな絵を描いてほしい!」
という期待に応えるのも、とっても素晴らしいことです。

どっちも「期待に応える」ということをしてますからね。
それって簡単にはできないすごいことです。


ただ、ずっと期待に応えてばかりいると疲れるんですよ。

漫画やアニメでそういうキャラを見たことありませんか?

例えば小さい頃から親に高い期待をされて、
その期待に応えようと
勉強ばかりして”頑張って”きた優等生キャラ。

そういうキャラクターが受験に失敗したり
自分ではどうにもならないことに遭遇したとき、
心の中で何かがプツンと切れて”頑張れなくなる”瞬間を
あなたも何かの作品で見たことがあると思います。

その後はグレて非行に走ったり、
すべてが嫌になって逃げ出したりしてますよね。

あれと同じことが起こるんですよ。

いつの間にか”SNSお絵描き優等生”になって
期待に応え続けることで、
「絵を描く」というSNSと直接の関係がなさそうな行為でも
SNS疲れに陥ってしまうわけです。



期待に応えることに疲れた心を救う
”魔法の質問”


  • SNSでの反応が気になりすぎるあまり
    評価が高くなるであろう絵しか描いてない

  • フォロワーに喜んでほしいから、
    ひたすらリクエストされた絵ばかり描いている

もし今あなたがこういう状態で、
期待に応えることに疲れを感じているなら、
自分にこういう質問をしてみてください。


”最後に「描きたい」と思った絵を描いたの、いつ?”


漫画やアニメの中で出てきそうなフレーズですが、
自分に対してこういう問いかけをしてみるのって大事なことです。

「そういえば1ヶ月くらい前かも…🙄」
「やべぇ、、半年以上前かもしれん😱」
なんてことになってませんか?

人の期待に応える絵を描いて
SNSに投稿するのはいいんですが、
「それだけしかやってない」と疲れて当然なんです。

「本当はこんな絵を描きたいんだ」
という自分の素直な欲求を脇において、
抑えこんでる状態ですからね。

自分の心が望んでいることをずっと抑えこんだままだと
いつか期待に応えることに疲れてしまったり、
絵を描くのが嫌になってしまったりします。

僕らは機械ではないので、
自分が描きたいと思う絵を描いて
自己満足に浸る時間も必要なんです。


要はバランスが大事ということ。
SNS疲れにならない絵描きって、このバランスの取り方が上手いんですよ。

意識してるのか無意識かは人によりますが、
投稿してる絵の中には適度に
「描きたい!」という自己満足のためだけに
描き上げた絵が混ざってるんです。

そうやって定期的に”ガス抜き”をしているからこそ
SNS疲れとは無縁でいられるわけです。

たまには人の期待とか気にせず、
100%自分の「こういう絵を描きたい!」
という感情だけで絵を描くのも大事ですよ。

描きたいものを描いていれば
SNSの反応はあまり気にせずに済みます。
描いた時点で欲求が満たされて満足しますからね。

反応をもらえるのはもちろん嬉しいことですが、
それはあくまでおまけ。
反応が取れなかったとしても
あまり気にすることなく次の絵に行けます。



わがままであることの大切さ


特に考えなくても自分でバランスを取れるならいいんですが、
それが難しいなら自分用にルールを作っておくと良いでしょう。

”フォロワーが望む絵を3枚描いたら、
次の1枚は自分の癖(へき)を思いっきりぶち込んだ絵を描く!”

例えばこんな感じに。
適度に自分のわがままを混ぜ込むことが大切です。

自己満足で描くものなので、
評価など最初から気にしないでおきましょう。
たとえ評価されなくても
自分の「好き」を世の中に放流できるので気持ちがいいですよ。

そして自分の「好き」を隠すことなく
絵と言葉に乗せて投稿していれば、
同じ趣味や癖で語り合える「同志」が現れるものです。

フェチやこだわりが全面に押し出された絵は、
同じ趣向を持つ人を強く惹きつける
んです。

その同志と仲良くなったり、語り合う中で刺激を受けたりして
また「描くぞー!」という情熱が補給されていくわけです。

息抜きと燃料補給を同時にできるということなので、
メンタルがすごく安定しますよ。
そうなればSNS疲れとも無縁でいられます。


描きたいものを描いて、そのおかげで
交流も増えていくのって間違いなく幸福です。

どんなにSNSで評価される絵を描けたとしても、
それで心が疲弊してしまっては元も子もありませんからね。
”優等生時々わがまま”な感じで
適度に趣味全開な絵を描いていくのがちょうどいいと思います。

長く活動を続けていくためにも、

  • 期待に応える絵を描く

  • 自己満足のための絵を描く

この2つのバランスを取ることを意識してみてくださいね٩( 'ω' )و


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