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貧困は非常時にどどんと表面化すること

「お金がなくても幸せ」というのはいつもそうだな、と思っている。とゆうよりかは、お金と幸福度は基本的には別軸で存在するものだと考えていると思う。(お金と幸福度とかに関する調査とかはよく行われているのですが、ここでは省略)確かに、自分がもっと幸せだと感じるためにする努力は、お金を稼ぐためにする努力とはちょっと毛色が違うものに感じる。

だからこそ、「お金がなくても幸せ」という言葉が出てきたのだと思う。そして、この「お金」というのは、他のことにも置き換えることができる。大きく、「資産」とする。そして今の社会における資産はお金だけじゃない。例えば、いざという時に助けてくれるであろう親しい人たちなどとの人間関係もそうだし、自分自身の技術力だったりお金を稼いでくる力だったり(例えば稼ぐ力がある人がちょっと休んでいるのと、稼ぐ力がない人が休んで収入がないのでは全く違う)、健康だったり、他にも健康にたいする知識だったり、法律に関する知識だったり、見えないところで自分たちが持っている資産はたくさんある。

しかし、こうゆう「資産」は普段の生活をしていると見えないものだったりするのだ。たとえその場しのぎの生活をしていても、たっぷりと余裕を持って、サポートを受けて生活していても、普段の生活ではさして違いはわからない。その場しのぎであっても、幸福にいられるようなメンタルを持っている人は幸せだろうし、そうゆう技術がなければ、いかに資産を持っていても、幸せになれない時もある。

※この文章は、ふと思ったことを書き留めたためで、学術的な精査などはきちんとしていません。今度そういったことを読む機会があればまた文章にしたいと思います

非常時に何かを持っていないと、問題が肥大化してゆくこと

いっぽうで、非常時はどうだろうか。非常時というのは、なんとゆうか、「その人の持っているもの」が表面化してしまったり、何かを持っていない、ということがとても不利に働いたりしてしまう。そして非常時のそういった不利の怖いところは、それがだるま状に膨らんで、大きな大きな被害となってしまったり取り返しのつかないダメージをおってしまう可能性だあることだ。

例えば、すごくわかりやすい例としてタイタニックがある。物語の前半のシーンでは、ジャックが乗っている庶民の部屋あたりの楽しそうな様子が描かれていたり、彼らは彼らで幸せな旅をしているように見える。ところが、いったん浸水してしまうと、最初に水が入ってくるのは彼らのところであった。たかが寝る部屋の位置の話なのに、緊急時にはその数階の違いが命取りになってしまうことがあるのだと思います。

他にも、ギリギリで生活している場合は、その緊急時の際の立て直しが難しくなってしまいます。例えば災害などで被災した時、いったんは親戚の家に避難して、その後とりあえずホテル暮らしをしたり他の家を借りる余裕のある人はすぐに立ち直り、ゆっくり被災してしまった家などの修繕などを行えるかもしれません。一方、その家が唯一の家で、なおかつ頼れる人がいなければ、避難所生活をしなくてはなりませんし、その中で働くのはおそらく大変でしょう。

日本に入れば、公共の福祉のサポートなどを受けれるかもしれませんが、そうじゃない国や、日本でもそのようにスムーズにいかない場合もあるかもしれません。とてもリジリアントではないですよね。そこが、こわいな、と改めて思ったのです。

よく、リジリアントシティといったり、たぶん、「災害に強い街」という意味でもよく使われるかと思うのですが、こういった緊急自体は災害だけではないですよね。個人的に、何かいきなり降ってくることだって、ありえます。そんな時に、すぐ立ち直れる人がいるからといって、みんな大丈夫な訳ではない。それのせいで、雪だるまのように物事が大きくなって、どうしようもなくなってしまう人もいるかもしれません。そんな、平時には見えない、壊さみたいなものを忘れないようにできると良いですね。

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ちなみに、この考えは私がnoteを毎日更新することができなくなった時に、ふと感じました。毎日朝起きて20分ほどで急いで書いていることが多かったのですが、ちょっと風邪を引いた時があって、そしたらどんどん更新できなくなってしまいました。

たぶん、記事のストックがあったり、すれば違ったと思ったのです。また、noteの毎日更新はしなくてもなんともなりませんが、もしこれが日雇いのお仕事でなければ明日はお金がもらえないとかでしたら、どうでしょう。ちょっと妄想が過ぎたかもしれないけれど、ほんの小さなきっかけが大きなことになっってしまうことを覚えておきたいなと思いました。






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