エニアグラムトライタイプ459だった話

MBTI信者である私は、エニアグラム診断なるものに手を出した。(ちなみにMBTIはinfpである)結果は、トライタイプ459だった。4は独創的でアイデンティティを追求する芸術家タイプ、5は知を求めて思考し続ける研究者タイプ、9は穏やかで控えめな調停者タイプらしい。この3つが合体した性格タイプが、459タイプである。ネットの情報によると、全タイプの中で最も内向的で引っ込み思案であるようだ。内気で控えめで目立たないが、複雑な内面世界を持ち、人生の謎を掘り下げることに生きがいを感じているタイプとのことである。自分の世界に引きこもりがちのため、隠者・超遊離型などの説明も見られる。それって要約すると、妄想好きのインキャなんじゃね?ちなみに、459は今この世界は自分のいる世界ではないと割り切って別人格を演じていることもあるらしい。めちゃくちゃわかる。人と関わっている時の自分は全くもって自分ではない。もはや別人である。他人に対して、自分の内面を出すことなどできないししたくもないので、基本的に人と関わる際には自分自身の要素を一ミリも出さないまま関わるということをしている。だが、私にとって自分自身とは100パーセント内観から創造されているので、それを出さないとすると相手といざ関わる際に悲しいことに出せるものが何一つない。ゆえに、対人時は地蔵または首振り人形と化してしまうため、暗い、ポーカーフェイス、何考えてるかわからなくて怖いという印象を昔からつけられがちである。誠に遺憾である。なので、そのようなことを言われる度に「そんなことないし!!!」と思いっきり反抗しまくる(心の中で) 。こんなに常に喜怒哀楽に浸り、常に様々な事象について考え、常に話したいことが止まらないのに(心の中で)、何故暗くてつまらない奴認定されなければいけないのか。私の(心の中で)やってることは紛れもなく陽キャ以上に陽キャなのに、揃いも揃って軽率に三軍認定されなきゃいけないのか。大変遺憾でならない。しかし、誤解されては困るので言っておくが、私は対人時に常に地蔵や首振り人形と化している訳ではない。極々少ないある程度気心知れた相手には、それなりに自分の内面を見せることもある。と言っても、5パーセント程度であるが。やはり、どんなに気心知れていようと、どんなに信頼していようと、自分自身は私だけのものなので自分以外には誰にも足を踏み入れられたくないのである。そんなことを言っておきながらも、5パーセント「も」他者に内面を開示したこと、聖域に侵略する許可を与えたということは、非常に重く重要なことなので、5パーセント程度であろうともかなり信頼しておりかなり大切な相手という厳選に厳選を重ねた相手のみに限られる。なので、459に多少なりとも内面の話をされた人はご自身が素晴らしい人間像であることに自信を持っていいのではないか。

また、459は内面の世界だけで満足することはなく、そこから答えを求めるために絶え間なく思考し新しい考えや思想を導き出すとのことである。個人的には、形而上学的なことの本質を考えて、自分なりの答えを見つけることが割と好きなので、わりかし当てはまっているのかもしれない。

これらのことをまとめると、459は1人が好きな妄想族である。かといって、友達も永遠に0人でコミュニティに一生属さなくても天涯孤独で生きていける程の悟りはまだ開いてはないので、たまに人と関わる機会は確保しつつ(短時間でいい)、基本ソロプレイが459的にはベストなのではないかと思う。

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