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本好きがヨルシカ考察する

日夜ランキングが上書きされ、知らない世界が継ぎ足されていく。音楽の世界は本当に代謝が早くて私には付いていけません。そんな私が久々に流行に乗り遅れなかったのがヨルシカでした。とは言っても「メリュー」や「夜明けと蛍」で、もともとn-bunaさんを知っていたからこそ反応できたに過ぎないのですが。
一躍人気を博したのはやはり「だから僕は音楽を辞めた」からだと思います。その頃には私もヨルシカに魅了されていて、仲のいい友人や家族に勧めて回ったのですが、思うようにハマってくれる人は少なかったです。
そんな中でも私と同じように熱を持ってヨルシカを聞く人がいて、その友人は私以上の読書家でした。そこでようやく気づいたのが、ヨルシカは非常に文学的だということ。普段から小説を好んで読んで、頭の中に景色がある人間がヨルシカの曲を聴くと、ぐさっと刺さってしまうわけです。しかも刺さったところに返しが附いていて、どんどん深く刺さるんだけど抜こうとすると痛いんです。
私はヨルシカの曲を文学作品として読み解くことに決めました。これまでメロディーと一緒に流れていた歌詞を文字として捉えて考察していきます。
音楽的な知識は皆無なため、歌詞を中心に考察をします。
他の方の考察も踏まえたうえで自分なりの解釈を混ぜていきます。
私なりの解釈に賛同していただける部分、違う部分とも楽しんでいただけると幸いです。

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