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2022年の創作活動を振り返ってみた話

こんにちは!
勝哉道花です。

早いもので、2022年ももう終わってしまいますね。
というわけで、2022年の創作活動を振り返るnote記事を制作してみました。

実は勝哉、こうした振り返り記事を書くのは、これが初めてのことだったりします。
毎年やろうやろうと思っていたのですが、忙しさを言い訳に全然やってこなかったという……。意思が弱い物書きで申し訳がないです……。でも今年はちゃんとやれたよ。褒めて褒めて←

振り返り1. 自分に課していた『創作活動の目標』について

2022年、実は勝哉は自分の創作活動にとある目標を課しておりました。
それが以下のものです。

過去を大事にしよう

どういうこっちゃねんと思われそうなので、補足説明をさせていただきます。

ここでいう『過去』というのは、簡単にいうと『過去作』や『作品がこれまで積み上げてきた実績(PVやViewsの数、受賞歴など)』を指します。

勝哉はこれまでずっと、書くことにだけ力を注いで創作活動を続けていました。
その結果、なんだかんだ小さな賞をいただいたり、投稿サイト様の特集に載せてもらったりしていたのですが、いかんせん書くことばかりに意識を持っていっていたせいで、それらのいただいてきた結果をあまり顧みずにここまで来てしまいました。

しかし昨年、とある小説を書き上げたことで、「このままのやり方ではいけないのではないか」という気持ちに。
(とある小説がどんな作品か気になる方は、以下のリンク先の記事を覗いてみてくださいね!宣伝ッ★↓↓↓
 https://note.com/rekishiromance/n/n01eee1db55d4

そこで一度自分の創作に対する姿勢を見直すため、この1年はこれまで書き上げてきた過去作や、積み上げてきた実績の方を大事にしてみることにしました。
これが「過去を大事にする」という目標に込めたものです。

結果、最初の半年間はずっとやきもきしてる感じになりました笑
これまでずっとがむしゃらに書き続けてきた結果でしょうね。
新しいものを書かずに過ごす自分に、「創作家としてそれでいいのかよ」みたいなモヤモヤ感がわいてしまったといいますか。

今にして思えば、「Web小説は、日々の更新が大事」「何かしら継続的に更新しないと見てもらえなくなる可能性が高い」という考えも、モヤモヤの原因の1つだった気がします。
まぁ、ネットの作品は数が多いからね。日々更新しないと人目につきにくくはなるのは確かよね。世は正にWeb作品豊作時代ってな( )Hello, world 僕の作品はここ。

しかし逆に言えば、そんな状態でも作品を見てくれる・読んでくれる人達は、順位や更新頻度には惑わされずに「気になるから読みに来た」という方なのではないか、という考えも脳裏の隅にあったり。
実際、なんだかんだと日々PVやViewsはちゃんと増えていましたし、感想をくださった方もいましたので、それも支えになってくれたんだと思います。

おかげで、「読んでもらえない可能性」よりも、今あるPVやViewsを大事にしようという意識を強く保ち続けることができました。
伸びは減ったかもしれないけど、でもPVやViewsをつけてくれた誰かがいて、その誰かがこの作品を読んでくれている。それ自体は事実なのだから、暗くなるような面を見るよりそこを大事にしていこうと、そう強く思えました。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。救われました。

ちなみに「過去を大事にする」の延長線で嬉しいことがあったので、次の項目で改めて振り返りたいと思います。

振り返り2. 小説『Herec』の書籍版(自費出版)の発売と文学フリマの思い出

今年、勝哉は久しぶりに所属する一次創作サークル・匣maniaで、文学フリマ東京に出ました。

久しぶりのサークル出店にテンションがあがった勝哉は、そこで人生初のガチ文庫本作りに挑みました。
そうして、友人兼創作仲間のイラストレーター&漫画家・知絵さんの手を借りて作り上げたものが、こちらになります↓↓↓

思った以上にザ・文庫本でした。
実物が手元に来た時は、あまりのガチ文庫本具合に震えたものです。
なんかもう、これだけで生きていける、私人生でやりたいこと全部できたわって気持ちになりましたね。
本作りは、創作家の体にいいぞ。健康になれるで。主に精神面が。

なお、この文庫にした小説『Herec~一度音楽をやめた奴らが『社会人バンド』を組む話~』(略:『Herec』)は、振り返り1に出てきた『とある小説』だったりします。

要するに過去作ですね。とはいっても、一番最新の過去作になります。2021年に書いたはずなので……(震え声)

本作は応募した小説の賞には落ちたものの、投稿サイトでのViewsは継続的に伸びるし感想もいただけるしと、わりと作者にいい思いをさせてくれている作品だったりします。

あと何より、私がめちゃくちゃこの作品大好き。
再三Twitterとかで言ってますが、大真面目に世界一大好きです。
宇宙規模で大好き。愛がデカすぎて、ビックバンして星一個ぐらいなら生み出せそう。

そんな作品の文庫化。
世界で誰一人待ち望んでなくとも私が待ち望んでいるということで、思いっきりやりたい放題やってしまったのですが、蓋を開けてみると、文学フリマでは売り切れ間近まで行ったり、通販の販売開始前から予約をしてくださる方がいたりと、予想以上の結果が続いて驚かされました。

というか、文学フリマに関しては見本用1冊残っただけなので、実質売り切れと言っても過言ではないような……?
印刷費とかこれまでの売れ行きの感じから大量に刷るよりは、小数部で刷って確実に売り切れるようにしようと画策したのも、勝因だったのかもしれません。
宣伝も押し付けにならない程度に頑張ってしていたので、それも勝因の1つだったら嬉しいな。

あと今回の文学フリマは、イベントを通して素敵な出会いをいくつもさせてもらいました。
面白い作品もいっぱい手に入って、過去イチ楽しかったです。

ご購入してくださった皆様、勝哉とお会いしてくださった皆様、ありがとうございました。
来年も参加したいです!

オマケ. 『Herec』の絵師さんがくれた、めちゃくちゃやばい誕生日プレゼント

すごく個人的なエピソードなのですが、知絵さんがめちゃくちゃやばい誕生日プレゼントをくれましたため、それも記しておこうと思います。
なんとまぁ、『Herec』の主人公・透くんのアクスタをくれたのですよ(震え声)

確かに「ほしいなぁ」とは言っていたけど、まさか作ってくれるとは思わないじゃん!?
「来年には作りたいなぁ」とかって考えてた私のプランを、見事に打ち砕いてくれたな!ありがとうございます!来年のお前の誕生日を覚えていろよ!!やられたらやり返す!!倍返しだ!!!!

ちなみにほかにも、私が好きな知絵さんの漫画『TRAVEL LIBRARY』の新刊をくれたり、私が気になっていた知絵さん作のくらげちゃんシールをくれたりしました。

あと「当日思いついて描いた」とかいう、凄いお言葉と一緒に『Herec』の新規絵までもらって、無事に勝哉は昇天しました。
いただいた瞬間に、絵から『Herec』皆の声が聞こえてきた気がして、思わず後日、何度も語字りながらショートショートを書いちゃったよ……。

一生永遠大事にします。
来世にも持っていきたいけど無理だと思うので、代わりに墓場にまでは絶対持っていこうと思います。決意表明。

振り返り3. 小説『イドラ』が小説の大賞で佳作をいただいたこと

今年最後の大きな出来事といえば、やはりこの出来事。
過去作『イドラ』が、空色短編小説大賞にて佳作をいただけたことでしょう。

空色短編小説大賞は、VTuberの天野蒼空(あまのそら)さん企画・主催の短編小説のコンテストです。
天野さん自身は、Web小説の朗読動画やその他Web小説に関するさまざまな配信を多く行っており、Web小説に精通したVTuberさんだといえます。

そんな数多のWeb小説を読み続けてきたであろう歴戦の猛者が主催した、このコンテスト。
審査員の方々も踏んできた場数が違う強者揃いだし、あとで公開された他佳作・大賞作品を読みに行ったら皆レベルが高すぎて戦々恐々としてしまいました。本当に凄い方々と共に選ばれてしまったと、心の震えが止まらず……。本当に私の作品でお間違いないなかったですか? 戦々恐々の使い方もこれであってますか?

後にYouTubeにて配信された感想会では、いくつも素敵なお言葉をいただき、嬉しすぎて選んでいただいたことへ感謝してもしきれません。

あと、私がやりたかったことがびっくりするぐらい感じ取られているなと……。
いや、確かに「文章で遊ぼう!」が裏テーマの作品だったので、文章でどこまでのことができるか実験してみた感覚で書いてはいましたが、そこがバレること、ある……? 審査員の方々、感性が尖すぎますよ……。つよい、っょすぎるよぉ……。

個人的に一番うれしかったお言葉は、「MVっぽい」というお言葉ですね。
「理想の文章は歌詞」とかいう、謎の理想を胸に小説を書いてる音楽大好き物書きなので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
「存在しない音楽が聞こえてきた」というお言葉も、嬉しさの極みでした。
やったね!!!!

そもそも『イドラ』を応募した理由が、『過去を大事にしよう』という目標からのものでした。2022年最後の最後にとても素敵な思い出と共に目標をクリアすることができ、この1年の集大成を飾れたように思えます。
審査員の皆様、選んでくださり、本当にありがとうございました。

まとめ. 『来年の目標』について

というわけで、2022年は無事に己に課した目標をクリアできました!

いえーい!!おめでと、私ー!!!!
それじゃ、次行こうか(ニコッ)

もういくつも寝ないで年も越しちゃうからね。
その前に、来年の目標を表明しておかんとやで。

そういうわけで、来年の目標はこんな感じで行こうと思います。

【来年の目標】
 過去を大事にしつつ、これからを見ていく

前半は今年の目標を引き続き、という感じですね。
2021年前半はこのやり方でやきもきしていましたが、後半の方はむしろこのやり方が楽しく、「私、こっちの方が性にあってる!」と思ったので、来年も継続していきたく考えています。
見えない数字や実績ばかり追いかけるより、今ある目に見えるものを大事にしていきたいんだぞい。

して後半が、2022年の本題です。

自分にとってあってると思ったやり方を見つけた今、これからそれをどう創作活動に反映するか、どう活かしていくかを考えていきたい所存です。

確定している事項としては、「今後どんな活動をすることになっても、『Herec』は同人でやっていく」というのがすでにあったり。
『Herec』はまだまだ続きが出るといいますか、予想として5・6巻ぐらいは本を出したいなぁという計画があるため、同人でやっていくならばやっていく為の方法をいろいろ考えるつもりです。

せっかく本で出すなら、ある程度は売れたいですしね。
自分の好きなものを布教していくというオタ活もあわせてできるので、そういう意味でもバンバン活動していきたいです。\\オタ活、ファイオー!//

以上、2022年の創作活動の振り返りでした。
よし、無事に振り返りが終わったぞ。これを公開するのは仕事も納めたあとのことの筈だから(執筆は仕事の合間に行っていた人)、公開後はゆっくりとうらぶの連隊戦に参加できるな!

来年も無事目標がクリアできて、かついい年になりますように。
ここまで読んでくださった皆様の1年も、いい年になりますように。

それではまた来年。


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