フォローしませんか?
シェア
ヨシツグ:歴史で磨く会代表☆オンライン歴史講義開催中@フォロバ百
2020年8月29日 19:55
老中阿部正弘は焦燥していた。四隻の艦隊でやってきた、東インド艦隊司令長官であるマシュー・カルブレイス・ペリーが、こちらの指示に従わないのである。 これまで幕府は、外国船が日本に来ると「長崎に行ってくれ」と指示し、時間を稼ぎ、長崎では、長崎奉行が彼らの開国の要求に対して「祖法に反する」と言って追い返していた。 ペリーには、この手が通用しないのだ。幕府役人の「長崎に行け」という指示を無視する
2020年8月29日 18:38
東インド艦隊司令官であるマシュー・カルブレイス・ペリーは航海の間ずっと考えていた。「日本はどのような国なのだろうか」と。 アメリカ大統領フィルモアから、「日本を開国せよ」という任務が与えられてから航海準備の期間が8か月しかなかった。その間、彼は3万ドルという大金を使って、日本に関する書物を買い集めた。だが、日本に関する正確な情報はわからなかった。 もちろん「アメリカ蒸気海軍の父」と呼ば