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【主婦勉!】ラン活日記③〜鞄工房山本、羽倉〜

という訳で、
前回はついつい熱くなってしまって
すみませんでした。

悪態つくのはあそこだけです。
さぁ、気を取り直して7店目へGO!

※我が家の希望ランドセルの条件話は
こちらから↓↓


7.鞄工房山本

店内は快適な広さでかつ小綺麗。
男の子用女の子用でなんとなく
場所がわかれていた。
シリーズの特徴が結構違うのと
建物の構造上しょうがないと理解。

ここの特徴として感じたのは、
まずデザイン性が高いことと、
タブレットをより意識したシリーズを
作っていることだ。
そして後で説明するけれど
シリーズによっては「コバ塗り」を
採用していること。
つまりこれがデザイン性につながっている。

まずは「コバ塗り」を説明しよう。
これはランドセルかぶせ部分の
”ヘリ( 端)”の処理方法の一つだ。

通常は"ヘリ巻き"といって、(↓これ)

ヘリ巻き

かぶせ部分の周囲が円筒状に
縁取られているのだが、

"コバ塗り"は革を裁断した断面を、
ヤスリで磨いてニスを塗って塗り固める、
という作業を何度か繰り返す手法で(↓これ)

コバ塗り

こうすることでスッキリとして
スタイリッシュな印象になるのだ。
写真だと違いがわかりづらいかもしれないけれど
全体で見ると結構印象が変わる。

またステッチのカラー展開にも力を入れていて
男の子は
ボディは黒で、
ステッチや差し色がそれぞれ異なる
「レイブラック」という、
黒ランドセルシリーズが人気だそうで、
コバ塗りのおかげもあってか、
どれもシンプルながら
とてもスタイリッシュ。

ぶらっく

※写真は「レイブラック ノイ」シリーズ

また背中が密着する背面部分まで
全部黒いのも素敵。

他のシリーズでは
バイカラーのものがあったり、
中には牛革をデニム調に加工して
バイカラーに仕上げているものもあり、
多種多彩という印象。

このデニム調のは、
私が何を選んでも良いのなら
これ候補の一つにしたなぁ...
写真だと
ちょっとドギツく見えるかもだけど、
実物はもっとデニム調だし、
もっと穏やかだった印象。

りべるた

また「レイブラックタブレット」は
大マチ内にタブレット専用スペースがあって、
その専用スペースと、前ポケット部が
底部で繋がっている。

なので
専用スペースにタブレットを入れて、
充電コードを底辺に通し
前ポケット部についている専用袋に入れた
モバイルバッテリーにつなげておくと
登下校中に
タブレットを充電出来るという仕組みだ。


タブレット

実際使ってみるといろいろありそうだけど、
攻めてるなという印象。

とはいえ、
まだタブレットを使い始めてない
普通の市立に通わそうとしている我が家には
このポケット、邪魔…?ってなるのが
一定期間ありそうな気もするので、
すでにバリバリタブレット!な私立とか?
の人たちに需要があったりするのかしらね。
※女の子用のタブレットシリーズもあります。

◎自動錠前
◎安全フック(15〜18kgの力で外れる)
◎背カンは左右独立して動く設計
※立ち上がり背カンではない

【評価】
店員さんの対応も丁寧で、
良い意味で標準的なランドセル屋という印象。

容量も問題なく、
デザインも洗練されていてオシャレ。
シリーズもそれなりに充実していて、
アンティークっぽいデザインのものもあり、
選ぶ楽しみもあるランドセル屋だと思う。

価格は一番安くて5万そこそこから
8万くらいまでの価格帯がメイン。
一番高いのはコードバンを黄櫨染という手法で
染めた「夢こうろ染」シリーズで
お値段なんと19万円でございまーす。はははー

と、トータルとしては好評価なんだが、
ここも持ち手が
オプション設定であることが難点で、
どうしてオプションなのかしらね。
そんな需要がないのかしら。

そして全部真っ黒!が良い息子のランドセル、
多少なりとも色を入れられるなら
ここで選ぶ価値もあるんだけれど、
全部黒にするとなると
ちょっと物足りなさを感じないでもないかな…

8.  羽倉ランドセル

いわゆるショールーム的なものは
関西のみなので、
某鞄屋内(”取扱店舗”としてHPに掲載)にて
展示されてあるランドセルを見に行く。
某とか書いたけど、
もともと”豊岡鞄”が展開している
ランドセルだそうなので、
豊岡鞄屋に一緒に展示されていることが多い。

店頭には蛍光黄緑の
ど派手なランドセルが飾られていて、
(ミントグリーンというらしい)
多色の展開がウリの一つなのだなと
一目でわかる。
店内にはやはりカラフルなランドセルが
ズラッと並んでいて、
だからといってそんな安っぽい感じもなく、
かぶせ裏もそれぞれにデザインされている。

オーダーランドセルも作ることが出来、
21色の中からメインカラーを選び、
12色の中からサイドカラーを、
それぞれ4色の中から背当てと肩ベルト裏の色、
オプションでネームプレートや持ち手も
つけられる。

またここの最大の特徴としては、
普通かぶせについている鋲がついていない
フラットなデザインというところだと思う。
(下の写真の矢印部分)

比較

その理由としては
「雨にぬれると鋲が錆びて汚れる」
という細やかな気配りからだそうで、
(あとその分軽くなるとか言ってたかな…)
たしかに自分が使ってたころ、
錆びてたような気もする。
でも「気もする」ってレベルなんで、
子供はあんまり気にしないような気も笑

個人的に良い!と思ったもう一つの点は、
前ポケットについている横マチ?だ。
入れてる小物がサイドから滑り落ちないように
マチがついていたのは、
他のランドセルでは見なかった特徴かも。

◎自動錠前
◎立ちあがり背カン
◎安全フック(38kg前後で外れる)

【評価】
店頭のど派手ランドセルを見た時に
少し「大丈夫かな…」と疑ってしまったが、
大きさも問題なく、撥水加工、
反射板、防犯ブザー用のDカンも標準装備、
デザインにもこだわっていて、
保証もそれなりにちゃんとしている風で、
ランドセルの機能としては、
そんなに不足はなさそうという印象。

ただ、ちょっと背面部分が薄め…?とか
あとシリーズによってはコバ塗りで、
鋲がない、とかになると
スタイリッシュというよりは、
ちょっとペラッとした印象を
持たなくもないかなという感じもあり。
でもこれは完全に個人の好みレベルで、
安っぽいという印象はない。

とにかくカラフル!とか、
色にこだわりたい人には、
お気に入りの1つが見つかる可能性があるので、
見に行かれても良い気もするけれど、
とにかくオールブラックをご希望の
うちの息子用としては、
いまいち決め手に欠ける…、し、
はい、持ち手です。
羽倉…お前もか… 
オプショ…ン...orz
なぜもともと付けといてくれないの...


※2022年度モデルの話です。
※シリーズによって装備等が異なる
可能性もありますので、
気になる商品がある場合は必ず
HPなどでご確認ください!