【主婦勉！】世界の国と首都を覚えたい～”聖”編②～
中央アメリカには、
首都だけでなく、
国名にも「セント」がつくところもあって
ますますややこしい。
【セントクリストファー・ネービス連邦】
首都: バセテール
面積・人口ともに中南米で
一番小さく、少ない国。
国を構成する2つの島のうち、
大きい方（上側）が
セントクリストファー島。
クリストファー・コロンブスが
自身の名前の由来でもある
聖クリストフォルスの名をつけた。
そして小さい方がネイビス島。
コロンブスがこの島を発見した時、
島で一番高い山の頂上が
白雲に覆われている様子を見て
"雪が積もっている"と勘違いしたことから、
スペイン語で「雪」を意味する
「ニエべ」と命名、
その英語形が「ニィヴィス」だそうだ。
バセテールとはフランス語の
「低地」(Basse terre)」に由来する。
この国、債務があまりに膨らんだ結果、
国の施策として
「投資による市民権付与」政策を
実施しているそうだ。
政府公認の、
ちょっとそれ乗せすぎなんじゃっていうくらいの
高額の不動産を買うか、
特定の砂糖産業団体へ寄付をすれば
市民権を得ることが出来る。
それで何の得があるの？というと
これはもうあれしかない。
タックスヘイブンってやつです。
所得税、相続税、贈与税、
その他諸々が課税されない、
完全に金持ち相手の、国をあげたビジネス。
あとこの国のパスポートを持っていると
120カ国を超える国に、
ビザ無しで渡航できる。
日本のパスポートは更に多く
150カ国以上OKなので
恩恵といえば
タックスヘイブンだけかもだけど
これで得するお金持ちが
世界にはわんさかいるのでしょう。
パナマ文書とかでもこれ系の話で
大騒ぎになったこともあったもんね
調べてみると、
意外とこういうシステムを運用している国
あるみたいです。
覚え方
「マセてる姉ちゃん」
※マセ→バセ(テール)にひっかけ
姉ちゃん→ネー(ビス)にひっかけ
はい、非常に苦しいことはわかっています笑
【セントビンセント
及びグレナディーン諸島】
首都:キングスタウン
長い！国名長い！
国土の主要島であるセントビンセント島と、
南に続く約600の島々からなる
グレナディーン諸島の名を合わせたもの。
前者はコロンブスが来航した
1498年1月22日「聖ビンセンチオの日」にちなみ
後者はスペイン語「ザクロ」の英語読みで、
この諸島で多く見られる
パッションフルーツの実が
ザクロと似ていたため。
って、
確かグレナダ（首都：セントジョージア）も
ザクロだったよね。
グレナダ、グレナディーン、
グレナディストの3段活用。
（なんてものは勿論ないです）
イギリス連邦内の1国であるため、
国家元首はエリザベス女王です。
キングスタウンの由来はわからなかったけど、
まぁたぶんこの
イギリス連邦内の国であるってことが
関係していると思えば覚えやすいので
私の中ではそういうことにする。
覚え方
「国王(キングス)に及ぶ町(タウン)」
及ぶ、を、および、にかけてみたんだが
国名に他に「および」なんてのがつく国は
ないので、これで頑張って覚えてください(投)
ここは
映画「パイレーツオブカリビアン」のロケ地にも
使われていたことがある場所だそうで、
さすが「カリビアン！」って感じなんですが、
それよりも何よりもこの国、
2018年の世界の殺人発生率 国別ランキングで
7位にランクインするほどの暴れん坊で、
どっちかというと
さすが「パイレーツ！」
(海賊が殺してる訳じゃないだろうけど）
ちなみに1位はエルサルバドル
（首都：サンサルバドル）で、
日本は156か国中154位です。
平和だぜー
【セントルシア】
首都：カストリーズ
これまたすみません、
全くなじみのない国でして…
セントルシアの名は、
コロンブスがこの島を発見したとされる日が、
聖ルチアの祝日であったからだそうだ。
聖ルチアって、
アトリビュートの時にやりたかった人で、
女性なんですが、
この人のアトリビュートは「眼球」です。
またいつか詳しくやります。
ちなみにナポリ民謡でめちゃくちゃ有名な
「サンタルチア」は彼女のことを歌っている。
この地はフランスとイギリスの間で領有権を争い
約100年の間に14回も領有権が変わるという
目まぐるしすぎるというか
もはや数奇とも言えるのか
そんな歴史を経験してきた国だ。
100年近くで14回って、
7年周期くらいで
国の主が変わるってことだよね？
もう民衆レベルではどっちでも良くなりそう
とも思ったけど
その都度公用語が変わったらたまんないよね。
でも両方学べるという利点もあるのか。
で今はイギリス連邦加盟国です。
多い！
イギリス連邦加盟国多い！
いくつあるのか調べたい！
カストリーズは
フランスによって建設され、
当時はカルナジュ(安全な停泊地)と
呼ばれていたそうだが、
その後、この地に
遠征隊の総司令官(たぶん)としてやってきた
シャルル・なんとか・カストリー元帥
という人にちなみ
「カストリーズ」と名づけられた。
カリブ海の中では珍しい火山島で、
温泉も湧いているそうだ。
島のシンボル的存在、
双子山ピトン（世界遺産）や
ボタニカルガーデン、そして美しいカリブ海と、
まさに楽園的な感じ。
写真奥の方に見える2つ並んだ山がピトン山。
覚え方は聖ルチアの
アトリビュートである「眼球」に因んで
もうこれしか浮かばない。
「聖ルチアはかすみ目」
うーん。覚えられる気がしない。笑