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◇寺院散歩11◇日蓮宗 妙福寺

今回は洗足池に隣接する妙福寺です。天保4年に再建された祖師堂(旧七面大明神堂)は登録有形文化財(建造物)です。

洗足池
(洗足池の名前の由来は、
以下にウイキペディアより引用します)

この地域の古い地名は「千束」(せんぞく)であって、その名は平安時代末期の文献にも見られる。由来としては仏教用語の千僧供料(せんそうくりょう)の寺領の免田であって、千束の稲が貢租(税)から免除されていたとする説や、「大池」(洗足池の別称)を水源として灌漑に利用されたので稲千束分の税が免ぜられていたとする説などがある。のちに、身延山久遠寺から常陸へ湯治に向かう途中の日蓮が、池のほとりで休息し足を洗ったという言い伝えが生まれ、千束の一部が「洗足」となった。

Wikipediaより

そうなんですね。洗足のもとは千束(せんぞく)。この地の住所として千束は残っています。
そして妙福寺は日蓮上人に由来するお寺です。

山門の案内板

ではいつもどおり下車駅からご案内します。
東急池上線の洗足池駅を降りて目の前の横断歩道を渡ります。

洗足池駅

駅の向かいに見えるボートハウスの建物を右方向です。

洗足池ボートハウス

中原街道に沿って歩きます。

綺麗な歩道
 素敵なテラスのあるカフェ

広い駐車場はバスの折り返し場です。この駐車場の脇道を入ります。
奥のレンガ色の建物は洗足池図書館です。

東急バスの折り返し場

洗足池図書館の隣が妙福寺です。駅から徒歩3分位です。竹やぶが目印です。

目印◇竹やぶ

日蓮宗 妙福寺(旧七面大明神堂)

山門
参道
妙福寺祖師堂(旧七面大明神堂)
登録有形文化財(建造物)
登録有形文化財 石碑
日蓮大聖人像
手水舎
右側の柱に子供用傘がかかっている
お稲荷さん 祖師堂の右手にある
お稲荷さん側からの祖師堂
駐車場
駐車場の奥にあった石碑
駐車場から見えた祖師堂(の屋根)
山門への参道
山門内側からの眺め

このあとは前回洗足池訪問で見られなかった白梅を探しました。

白梅 勝海舟のお墓への入口です。
勝海舟のお墓の左右の白梅、紅梅です。


今日は暖かいので、家族連れ等散歩の方が多く、
スワンボートも大活躍です。
白梅はこれからが見頃ですね。
池月橋
池の向こうの森の中に妙福寺があります。
こちらは妙福寺側からの池です。


洗足池は以前から何度も訪問していましたが、妙福寺は前を通っても外から竹やぶを見るだけでした。
今回初めて山門を潜りました。最後の写真のように背の高い樹木や竹林があり、森の中に来たようでした。参拝者も少なく静かで、直ぐ側に中原街道で交通量が多く、電車が走っているとは思えません。
祖師堂の中は拝観できないのですが、この森の空気を吸うだけでも良いかと思います。

袈裟掛の松の写真を撮り忘れたので、次は桜の時期に参拝に来ます。





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