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◇寺院散歩14◇日蓮宗本山 池上 大坊 本行寺

今回は池上本門寺の大坊本行寺です。
本門寺をお参りされた方の中で、大坊もお参りされた方はさほど多くないと思いますのでご紹介します。

下の画像の通り、日蓮聖人ご入滅地です。

注)ここは山門ではないです。

日蓮宗本山 池上 大坊 本行寺は、日蓮宗の宗祖である日蓮聖人がご入滅(にゅうめつ)、すなわちご臨終された地(ご霊場)。「ご臨終の間」は、日蓮聖人がお亡くなりになられた池上宗仲公邸の仏間であったお部屋の跡に建てられたお堂です。

大坊本行寺のウェブサイトより
大坊の配置図
本堂

この日はほとんど快晴で、この時だけ雲が通りましたが、この画も好きかな。

日蓮聖人がご入滅されたのは今から700余年前の弘安5年(1282年)9月8日に常陸国(現在の茨城県北部)での湯治療養などのため、身延山久遠寺(現在の山梨県巨摩郡身延町に所在)を後にされ、9月18日、武蔵国池上郷(現在の東京都大田区)の鎌倉幕府の作事奉行であった池上宗仲公(いけがみむねなかこう)の館にお着きになられ、この宗仲公邸で療養につとめたそうですが、いよいよ病が重くなったそうです。そして10月13日にお亡くなりました(享年61歳)。

大坊本行寺のウェブサイトより一部省略して引用
ご臨終の間

ご臨終の間は自由にお参りできますが、中での撮影が禁止されているのでウェブサイトよりご覧ください。ご臨終の間の案内
裏手のお庭はとても素晴らしいので撮らせていただきました。

石灯籠は欠かせないですね
塔も立ってます
鯉も欠かせないですね
実はお庭の撮影は硝子窓越しでした
新緑!
角も柱が景観を邪魔しない造り
つつじの花がまだ咲いていました
御会式桜
御会式桜の縁起
現代的な新客殿
(池上氏屋敷跡)
新客殿の半地下のテラス
ご臨終の間と新客殿(左)
本堂の裏から見た屋根の形の曲線美
御硯井戸から宝物殿まで
左から本堂、御灰骨堂、宝物殿
宝物殿前の小屋は休憩・喫煙所
宝物殿入り口
(中には入れない)
鶴林殿
太鼓の稽古中でした
石畳の突き当りは山門
右側が鶴林殿
山門改修工事中
今回の入口はこちらからでした
右側に案内の石碑(冒頭でご紹介)

山門は本門寺の駐車場(大堂裏)から階段を下りた所です。
しかし山門工事中のため、今回の道順は本門寺の山門左手の道路を道なりに進み、實相寺の角を右手に入りました(上の画像)。池上梅園はここを曲がらずさらに道を進むと着きます。

大坊はお会式の時はかなり混雑しますが、平時は閑散としているようです(お会式はコロナ禍以前のこと)。大坊は敷地が広く人も少ないので、厳かな気持ちでお参りできます。
新客殿のテラスの日陰で、半日のんびり読書もいいかな。

来週の6/4と6/5はホタルを見る夕べもあります

今回もご覧いただきありがとうございました。
いよいよ梅雨入りが始まります。次回は涼を感じるところへ行きたいと思います。
来月もよろしくお願いいたします。
今回は以上です。

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